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[プレイレポ]Steamの積みゲーを“物理的に積む”。早期アクセスが迫る部屋作りシム「BOXROOM」で自分だけの隠れ家を作ってみた
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印刷2026/06/04 12:33

プレイレポート

[プレイレポ]Steamの積みゲーを“物理的に積む”。早期アクセスが迫る部屋作りシム「BOXROOM」で自分だけの隠れ家を作ってみた

 Steamのゲームリストを,懐かしい「物理パッケージ」へ変えて,自分だけのゲーム部屋にズラリと並べて眺めるという,コレクター冥利に尽きる「BOXROOM」を紹介しよう。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / [プレイレポ]Steamの積みゲーを“物理的に積む”。早期アクセスが迫る部屋作りシム「BOXROOM」で自分だけの隠れ家を作ってみた

 本作は,Nested Loop Studiosが開発し,イギリス・ロンドンを拠点とするPantaloonがパブリッシングを手掛けているタイトルだ。予定では,現地時間の2026年5月26日にSteamでの早期アクセスが開始されるはずだったが,6月4日現在もストアページは「近日登場」のまま。どうやら直前のトラブルで配信が遅れているようだ。

 配信に先駆けて,本作をプレイする機会を得たので,筆者も溜まりに溜まった積みゲーの棚卸しがてら,ひと足先に自分だけの隠れ家作りを試してみた。

まずは家具や壁紙のカタログをじっくり眺めるとしよう
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デジタルライブラリが「あの頃のPCゲーム」に


 本作は起動すると,実際の自分のSteamアカウントのライブラリが自動で読み込まれ,3Dのゲームパッケージとしてゲーム内に呼び出せるようになる。

1990年代のゲームっぽくも見える「CONAN EXILES」
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 まず表面は,Steamストアの画像を引用して自動生成され,裏面もきちんとゲーム説明のテキストをそれっぽくレイアウトしてある。

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 箱を開けることもでき,中には冊子類のような感じで,Steamストアのスクリーンショットが封入されている。フロッピーディスクにはラベルまで貼られているこだわりようだ。フロッピーディスクの形が少し違うが,おそらくライセンスといった大人の事情を考慮してのことだろう。

懐かしい眺め。昔はパッケージ内に説明書などの冊子が入っていた
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おまけのポストカード風
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背面を向けて並べるとタイトルとジャンルを示すアイコンだけになるので,少し寂しい
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 これらのパッケージは飾って終わりではなく,「BOXROOM」内からゲームを起動することもできる。できれば部屋のCRTモニターに映せたら最高だったのだが,そんな無理難題を望むのは野暮というものだろう。

 なお,本作に自分のライブラリを反映させるには,Steamのプライバシー設定で「基本情報」と「ゲームの詳細」を公開に設定してから起動する必要がある。
 普段,セキュリティなどの理由でこれらを非公開にしている人にとっては,心理的ハードルが高い仕様かもしれない。
 本作を始める際に一度だけ公開すれば,あとは元に戻してかまわない。ただ,見られて困るタイトルがライブラリにある人は覚悟を決めよう。

まじまじと見られると恥ずかしい気もする
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1990年代UKテイスト? な部屋作り


 ゲーム部屋自体のカスタマイズも可能だ。むしろこちらがメインの遊びと言ってもいい。操作はキーボード&マウスだけでなく,コントローラでも可能で,「Minecraft」に近い操作感で部屋作りができる。

 部屋の広さは自由に広げたり狭めたりでき,家具や小物は1990年代の海外のDIY,PC関連のデスクを思わせるものが用意されている。

カタログの表紙にも「1995」とある
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置けるPCやモニターも90年代風。マウスホイールが新しかった時代
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こういうデザインの家具,あった気がする
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壁紙はこんな感じ。懐かし……くない(笑)
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なんだこのカーペットは?
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 見てのとおり,なかなかセンスが問われるというか,クセ強なものが多い。あくまで「実験」として,壁紙をレトロな花柄にしてみたところ,なんというか……コメントに困る見栄えに。

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 「ロンドン在住のベテランゲーマーが,親と公営住宅で暮らしていた若き日,与えられた念願の一人部屋かな?」などと,勝手なプロファイリングをしてしまった。ちなみにイギリス英語で「boxroom」は物置部屋・収納部屋を意味するらしい。タイトルに偽りなしと言えそうだ。

あわてて壁を塗るとマシになったが,やはりイマイチ
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 筆者のセンスではいい感じにまとめきれなかったので,シンプルでスタンダードな方向でお茶を濁すことにする。

やはりこういうのが落ち着く
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どう飾るかはコンセプト次第


 「さあ,あとは並べて遊べ」と言われても困ってしまう人も多いかもしれないので,参考までに筆者が作ったセットをいくつかご紹介しよう。
 台座の上に陳列してスポットライトを当てるなど,ミュージアム風にしてみたり,ゲームショップの棚っぽくしてみたりするのも楽しそうだ。

・最近記事を書いたセット

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 最近仕事で書いたタイトルを並べてみたが,まあなかなかの雑食である。気が向いたらこちらから記事も読んでみてほしい。

・意外な英語題名がついていたセット

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「NEEDY STREAMER OVERLOAD」(NEEDY GIRL OVERDOSE)や,「NOROI KAGO: THE GRUDGED DOMAIN」(ノロイカゴ ゲゲゲの夜)など,海外名とのギャップが面白い箱を並べてみた。「FIGHT CRAB」(カニノケンカ)は納得の訳。


・VR記念セット

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 VRゴーグルを購入した勢いに任せて,合わせて買い揃えた「Serious Sam」シリーズのVR対応版など。実はそこまで遊べていない……。

・人気作を並べてみる

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 「アーマード・コアVI」や「バルダーズ・ゲート3」といった人気作品を並べてみた。パッケージはこんな感じになる。

・個人的におすすめしたいゲーム

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「十三月のふたり姫」や「Breathedge」,「Alice: Madness Returns」など,個人的に布教したいゲームをこの機に並べてみた。セール時などにどうぞ。

 こうしてテーマ分けしてみたり,山積みにしたりすると,意外な事実が判明した。筆者はPCだけでなくコンシューマ全般でも遊ぶため,「思ったほどSteamに馬鹿みたいな量の積みゲーはなかった」ことが発覚したのだ。偽りの積みゲー棚卸しであった……。

膨大なライブラリをお持ちの方はタワーや迷路など,パッケージそのもので何かを作ってみてもよさそうだ
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「映えるゲーム部屋」にするための3つのコツ


 自由に並べられるのはいいけれど,見栄えよくするのは大変そう……と尻ごみする人もいるかもしれない。そこで,筆者から「ちょっとした画面映えのコツ」を3つ伝授する。


(1)照明を当ててごまかす

 部屋の電気を少し暗めにして,スポットライトやデスクライトを箱に当てるだけで,エモい感じ,あるいは高級感あるショップ風の雰囲気が出てくる。

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(2)参考用の実物写真を探す

 SNSなどで,自分のゲーム環境を自慢している人々がいる。それらを見つけたら保存しておき,ゲームで再現してみると,映えのテクニックを理解・吸収できる。


(3)三角形の構図を意識

 手前から奥への流れを意識し,オブジェクトを三角形(あるいはひな壇状)になるよう高低差をつけて配置すると,平坦さが消えて立体感が出てくる。

完璧とまでは言わないが,まあまあの一枚にはなる
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 現時点では正式リリースの前であり,いろいろと荒削りな部分も見受けられる。PCデスクだけでは寂しいのでささやかな生活空間を作ろうと思い,ガラステーブルの上にコーヒーメーカーやトースターを置いてみたのだが……バグなのか,とんでもない状態になってしまった。

なぜか巨大化してしまう
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 また,本作にはフォトモードが実装されているのだが,配置したはずのアイテムがなぜか一時的に消えてしまうなど,こちらも不具合が散見される。これらも早期アクセス期間を通じて順次修正されていくはずだ。

 本作はMODの追加も可能なようで,早期アクセスが本格的に始まれば,ユーザー製のカスタム家具や壁紙が大量に増えていくかもしれない。そうなればさらに楽しめるのは間違いない。

 「Steamのライブラリ画面を見ているだけで1時間が経過している」ようなコレクター気質のゲーマーには,たまらないポテンシャルを秘めた本作。
 また,他人のライブラリはちょっとのぞいてみたくなるもので,ゲーム配信などとも相性はよさそうだ。早期アクセスが正式にスタートする日を楽しみに待とう。

 なお,日本語には対応していない点に注意だが,文章を読み込むタイプのゲームではないので,大抵の人はなんとかなるはずだ。スマホのカメラに映して翻訳してしまうのも手だ。

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