
プレイレポート
モンスターをモップで掃除! 電気工事で街に灯をともせ! プログラミング&シンセの打ち込み感が楽しい2Dパズル「MOP'N SPARK」[gamescom]
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このゲームは,バンダイナムコスタジオのインディーゲームレーベルによる「GYAAR Studio インディーゲームコンテスト」第2回で佳作に入選した作品(当時のタイトル名は「Sweep It!」。詳しくはこちらのリンクで)で,今回はインディーゲームエリアのGYAAR Studioブースに並んでいたのである。
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モンスターの汚染が街を蝕み,切れた電線が街を暗闇で包み込む。絶え間ない混乱の中,ふたりの職人が立ち上がった!
モップを武器に汚れを一掃するプロフェッショナル,掃除人ベップ!
壊れた電線を修復し,街に光を取り戻す電気のスペシャリスト,電気工事士ゴーラ!
という感じ(どういう感じ?)で,ベップがモップでモンスターを倒し,ゴーラがスパークで希望の明かりを灯すことで,輝く未来を切り開いていくというパズルゲームだ。
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ゲームの進め方はシンプルだ。画面右上のタイムラインの各コマにアクションを配置し,ふたりのキャラクターをプログラムのように動かしていく。
例えば前方2マスにモンスターがいて,後方2マスに修復すべきライト(街灯)があるとしよう。
その場合,掃除人ベップを「→→」で前に進ませて「モップ」を使う,電気工事士ゴーラの向きを変え,「←←」で後ろに下げて「スパーク」(電気を流す)を使うという指示をそれぞれ入力。時間を動かせばそれぞれが各コマで設定したとおりに行動する。
表示されている数のモンスターを倒し,街灯に電気を流せばクリア。もし穴や段差があればそこでジャンプを置くみたいに,ステージの形状や敵の配置をみてダンドリよくタスクをこなすのだ。
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こんなふうにふたりに指示を出してステージに仕組まれたパズルを解き明かしていくのだが,失敗してモンスターにやられても心配はいらない。プレイヤーは時間を自由に進めたり巻き戻したりできるため,やられる前に巻き戻してやり直せる。
タイムラインにアクションを置いていく感覚はプログラミング的でもあり,同時にミュージックシーケンサーやドラムマシンに音を打ち込んでいるようでもあって,音楽好きはなんだかふふっとしてしまうはず。
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さてそんな本作だが,これまでBitSummitなど日本のインディーゲームイベントでの出展や,Bitsummit the 13thのゲームデザイン最優秀賞ノミネートなどでもちろん本作を知っていたものの,遊ぶ機会を逃し続けていた。
それがgamescomのインディーエリアの大きな通路沿い,ひときわ目立つ場所に展示されていたのを見て,今回こそは心に決めてゲームをプレイ。夢中になっている背後から日本語の会話が聞こえてきた。
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市来氏個人のXで発信はされていたがしかし,筆者はGhMのファンながらそのことを知りませんでした。まだまだ勉強が足りないわ。
ともあれこういう形でお会いできたことがダンケの極み! こういうゲームイベントのよいところだ。
ピクセルアートで描かれたキャラクターもポップでキュートで,ほどよく頭を使いつつサクッと遊べる。小さな子どもがいる保護者にも安心して薦められるタイプのゲームで,実際にプレイしてみて,「ひとりでコツコツと遊ぶのもいいけど,正式リリースされたらぜひ親子で遊んでみたいなあ」と思うのだった。
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「MOP'N SPARK」公式サイト
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