
イベント
発展を続ける北海道最大のゲーム開発イベント「Sapporo Game Camp 2025」,東京ゲームショウ2025のブースも過去最大規模に[TGS2025]
![]() |
プロのゲーム開発者とともにゲームを作るゲームジャム,小学生〜高校生を対象としたプログラミング講座,ミニeスポーツ大会など,ゲームを楽しみながらゲームを学べるさまざまな企画が行われる。
2022年に第1回が開催され,年々その規模を拡大。4回目となる「Sapporo Game Camp 2025」は,2025年10月17日から19日まで,札幌市中央区にある複合商業施設・サッポロファクトリーで開催される予定だ。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
「Sapporo Game Camp 2025」公式サイト
そんな道内最大級のゲーム開発イベントである「Sapporo Game Camp」は例年東京ゲームショウにも参加しており,TGS 2025では参画メーカーであるセガのすぐ近くにブースを出展。前年比1.5倍(6小間)という過去最大規模で,スマイルブームやインフィニットループなど6つの企業が自社のゲームやコンテンツを紹介していた。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
会場では「Sapporo Game Camp」のメインイベントであるゲームジャムで制作されたゲームの試遊台も設置されていた。
学生を中心とする一般の参加者と市内のクリエイターがチームとなり,制限時間内でゲームづくりに挑むこの企画。前回の「Sapporo Game Camp 2024」では100名を超える参加者が16チームを組みオリジナルゲームを制作し,その成果がTGS 2025でも披露された。
![]() |
「Sapporo Game Camp 2025」はさらに規模を拡大し,20チーム(1チーム8人程度)がゲーム開発にチャレンジする。日程は10月18日〜19日で,参加者の対象年齢は18歳以上。応募締切は本日(9月30日)23:59までとなっているので,「やってみよう!」と思った人は詳細をサイトでチェックし,こちらの応募フォームから登録しよう。
Game Jam応募フォーム(※2025年9月30日23:59受付終了予定)
次世代を担う学生向けの講座も充実している。「ぷよぷよ」のソースコードを活用した「ぷよぷよプログラミング講座」は小学4年生から高校生までを対象に開かれ,3Dキャラクター制作ソフト「wonp」を使った初心者向けのCG制作講座「初めてのCG講座」も小・中・高校生を対象に実施される。
どちらも第二次募集中(9月26日〜10月6日23:59)で,原稿執筆時点(2025年9月30日正午ごろ)ですでに「ぷよぷよプログラミング講座」の小学4年〜6年生向けの回のエントリーは終了している。
今回も多くの人が集まりそうなので,参加を予定している人は早めに計画を立ててエントリーしておくといいかもしれない。
![]() |
注目を集めそうなのが,セガの新作「Sonic Rumble(ソニックランブル)」(PC / iOS / Android)を使用した「1DAYミニeスポーツ大会」だ。
シリーズ特有のスピード感と多彩なギミックによるバトルロイヤルが楽しめるという本作を,正式リリース前に体験できる貴重なチャンスとなる。日時は10月18日の16:30から18:30まで(受付は16:00から)で,こちらも9月26日から10月6日まで二次エントリーを受け付けている。
![]() |
[プレイレポ]ソニックシリーズ初,最大32人が飛んで跳ねて大混戦。「Sonic Rumble」は簡単操作で気軽に楽しめるパーティーロイヤル
![[プレイレポ]ソニックシリーズ初,最大32人が飛んで跳ねて大混戦。「Sonic Rumble」は簡単操作で気軽に楽しめるパーティーロイヤル](/games/842/G084212/20250416051/TN/028.jpg)
2025年5月8日のリリースを予定している「ソニック」シリーズ最新作「Sonic Rumble」のインプレッションをお伝えしよう。PCとスマホでのクロスプレイに対応する本作は,飛んで跳ねての大混戦を簡単な操作で楽しめるパーティーロイヤルゲームだ。
もちろん,エントリー不要で楽しめる企画も数多く用意されている。ゲームジャムは見学が可能で,10月17日には札幌を拠点としたスタジオやクリエイターたちによるトークセッションも実施される予定だ。「Sonic Rumble」の試遊出展も予定されており,気軽に足を運んで楽しめる内容になっている。
![]() |
![]() |
そんな土地柄だからこそ,「Sapporo Game Camp」もただの地域イベントにとどまらず,地元と外をつなぐ場になっているのではないかと感じる。
というのも実は筆者は札幌の出身。「地元最高!」といっても北海道から出て国内外を回り,今は東京暮らしがすでに北海道で過ごした時間より長いが,“地元再考”な時期を迎えているのもあり,あらためて生まれ育った土地のこういった活動を見ると素直にうれしく,そして誇らしい気分にもなってくる。
![]() |
![]() |
![]() |
少し話が脱線したが,「ゲームのまち・さっぽろ」を体感できるこのイベントは,出身者やゲームファンとしてだけではなく,日本各地で広がっている“地方発のゲームの動き”という意味でも応援したい。道内の人はもちろん,内地(道外)の人にもぜひ興味を持ってほしいイベントだ。
![]() |
![]() |
「Sapporo Game Camp 2025」公式サイト
東京ゲームショウ公式サイト
4Gamerの東京ゲームショウ2025記事一覧
- 関連タイトル:
アトラクション/参加型イベント
- この記事のURL: