
イベント
「TOEM 2」のプレイアブルデモが早くも公開に。前作の雰囲気を継承したキュートなモノクロ世界で写真を撮ろう
![]() |
2024年12月に発表され,2025年6月7日に配信されたオンラインイベント「Day of the Devs Summer Game Fest 2025 Edition」で2026年中のリリースがアナウンスされた本作。現在のところプラットフォームはPCのみとなっている。
インディーが主役のイベント「Day of the Devs 2025」,発表情報まとめ。「風ノ旅ビト」開発者の新作など,注目作の新情報をチェックしよう

2025年6月7日,大型ゲームイベント「Summer Game Fest 2025」のライブ配信が行われ,その併催イベントとして「Day of the Devs 2025: Summer Game Fest Edition」が実施された。そこで発表されたタイトルをまとめつつ,注目作品をいくつかピックアップしてお届けする。
- キーワード:
- PC
- PC:Big Walk
- アドベンチャー
- アクション
- House House
- Panic
- PS5:SWORD OF THE SEA
- PS5
- PC:Mixtape
- Xbox Series X|S:Mixtape
- PC:MARVEL Cosmic Invasion
- PC:Neverway
- PC:RATATAN
- PS5:RATATAN
- Xbox Series X|S:RATATAN
- Xbox Series X|S
- :RATATAN
- Nintendo Switch:RATATAN
- Nintendo Switch
- PC:Thick as Thieves
- ニュース
- イベント
- ライター:蒼之スギウラ
- Summer Game Fest 2025
2019年にリリースされて高い評価を得た前作と同様に,白黒世界のステージをさまざまな角度からチェックして,カメラを通して見えるものを撮影したり,インタラクトしたりする,パズル要素のあるアドベンチャーゲームとなるようだ。
超常現象である「トーエム」の謎を解き明かすという大きな目標も変わらないが,開発者によると,前作のトーエムとは異なる種類のものになるという。
![]() |
![]() |
Summer Game Fest 2025: Play Daysに出展されていたデモは,バスに乗って各地を回りながら,人々のために写真を撮るようなクエストをこなしていく趣向になっていた。
洞窟の奥にある水晶を見たいが暗所恐怖症なので入れない,といった人のために写真を撮ってあげたり,橋に住み着いたトロールの「これから渡ろうとしてくる三匹のヤギの写真を最初に見ておきたい」といった願い事をかなえてあげたりしていく。
また,「カエルに復讐するため,自分の姿をカエルに変える秘薬を見つけてほしい」といった,写真撮影とは関係なさそうなクエストもあった。
![]() |
![]() |
本作では,写真のレンズを向けた際に,画面右側にツールのアイコンが表示される要素が加わっている。なぜ直接インタラクトせず,レンズを通した世界でツールを使うのかは不明だが,ハンマーでブロックや壺を壊したり,ハサミで布を切ったりというようなことも,写真撮影と同じ要領で行うシステムとなっている。
ゲーム世界のオブジェクトがすべて3D化され,テクスチャの解像度も高められる一方で,モノトーンや2Dのキャラクターはそのままと,前作のアイデンティティはしっかりと継承している「TOEM 2」。発売はセルフパブリッシングを目指しているが,少なくともPC版についてはPropagandaとの共同パブリッシングという形式をとるという。
![]() |
![]() |
すでに公開されているSteamストアページでは,インタフェースと字幕が日本語表示に対応予定となっている。
前作と同じように,対応プラットフォームが追加されるにつれ,ゆっくりと自分のペースで楽しめるほのぼの系アドベンチャーとして,より多くのファンを魅了することになりそうだ。
- 関連タイトル:
TOEM 2
- この記事のURL: