
プレイレポート
「Moomintroll: Winter's Warmth(仮)」,世界初公開のデモを遊べたNorwegian Gamesブースをレポート[TGS2025]
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本作は,「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」を手がけた開発チームによるパズルアドベンチャーだ。
冬眠中に自分だけ目を覚ましてしまったムーミントロールが,ひとりで雪深い冬の季節に踏み出し,新たな友だちと出会い,困っている誰かを助け,自身も成長していく物語が美しくも厳しい自然と共に描かれていく。
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世界初公開となった今回のデモでは,雪の中で倒れてしまった犬を抱っこして,安全な場所に連れて行くというクエストをプレイできた。これを遊べば基本的な操作やゲームの進めかたを学べるうえ,この世界の魅力の一端を感じられる内容だった。
プレイヤーは,道を塞ぐ倒木を斧で切ったり,ショベルで雪かきをしたり,植物に積もり固まっている雪を落としたりしつつ,犬を運んでいく。操作は難しくなく,幅広い層のプレイヤーが楽しめそうな印象で,物語に集中できそうだ。
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実際に遊んでみると,「スナフキン:ムーミン谷のメロディ」との共通点が多く見られたが,物語としての直接的なつながりはないとのこと。どちらから始めても単独でムーミンの世界を存分に味わえるだろう。
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また,ブースには本作でディレクターを務めるKristoffer Jetmundsen氏が滞在していた。短時間ではあるが気になるポイントを尋ねてみたので,その模様をお伝えしよう。
4Gamer:
今回の東京ゲームショウは,世界初となるプレイアブル出展となりましたが,体験者からの感想は耳に届いていますか。
Kristoffer Jetmundsen氏:
遊んでくださった皆さんが,必ずコメントをしてくださるわけではないですが,楽しく遊んでくださっている姿をたくさん拝見しました。
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4Gamer:
ムーミンの世界の魅力は,キャラクターのかわいさや美しいアートワークに加え,自然の移ろい,繊細な心の機微,不安や寂しさに寄り添う優しさなどの精神的な要素も大きいですよね。この作品でいちばんプレイヤーに伝えたいことは何でしょう。また,見てほしいポイントもお聞かせください。
Kristoffer Jetmundsen氏:
私たちは,深くリスペクトしている原作者トーベ・ヤンソン氏の世界を,ゲームを通じて描きだしていきます。作風を忠実に再現したアート,美しい音楽にも注目して,ヤンソン氏の世界や精神性を感じていただきたいです。
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4Gamer:
リリースを楽しみに待っているプレイヤーの方々へ,メッセージをお願いいたします。
Kristoffer Jetmundsen氏:
この作品は,自分や仲間のケアをしながら困難を乗り越え,成長をしていくということが大きなテーマです。発売をどうぞ楽しみに待っていてください。
4Gamer:
ありがとうございました。
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「Moomintroll: Winter’s Warmth(仮)」公式サイト
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