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注目のヴァンサバ系アクション「Beatdown City Survivors」は自らの技で戦いつつ,環境を利用してストラテジックにゾンビを倒す
「Beatdown City Survivors」公式サイト
「Beatdown City Survivors」に登場するのは,ゾンビで溢れかえった町を救うために立ち上がった,腕っぷしの強い格闘家たちだ。元プロボクサーでMMA(総合格闘技)選手のリサ,ドロップキックを得意とするプロレスラーのブラッド,そして,截拳道(ジークンドー)とカポエイラを組み合わせた技の使い手ブルースなどからキャラクターを選び,自動化された戦いを繰り広げつつ,彼らの得意技を使って戦うこともできるのが特徴だ。
20分間サバイバルを続けると登場するボスキャラを倒すことが,ゲームの目標になる。
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ゾンビが落としたコインを集めると3枚のカードがランダムに提示され,アクティブに使える武器や,パッシブ効果を持った技のアップグレードなどが行える。このへんは,ヴァンサバ系タイトルのお約束だろう。
武器には,プレイヤーの周囲をグルグル回り続けるパイプ椅子,数秒ごとに任意の方向に投げられるナイフなどがあり,マップに点在する郵便ポストやゴミ箱などを破壊すれば,パイプや板など手持ちの武器を手に入れることもできた。なお,マップはプレイのたびに自動生成される。
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2024年の「Karate Survivors」のように,単にレベルアップしながら移動するだけではないというのが最近のヴァンサバ系タイトルのトレンドだが,本作では,「露天商」に持ち込んで武器を組み合わせてもらい,派手でバカバカしく,コミカルでもある新型兵器を制作できる。
例えば,パイプに花火を組み合わせるとバズーカになり,ブーツに釘を組み合わせるとキックにめっぽう威力がある武器に仕上がる。開発元のNuChallengerを率いるショーン・アレクサンダー・アレン(Shawn Alexander Allen)氏によれば,アイテムの組み合わせパターンは100種以上にもおよぶという。
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郵便ポストやゴミ箱のほか,環境オブジェクトには信号機や消火栓,室外機,自動車など,さまざまなものが存在し,これらを破壊することで特定のダメージ効果を発揮する。例えば,消火栓を破壊して水をまき,信号機を水に倒すと,その一帯にいるゾンビたちが感電する。油が漏れている自動車を破壊すれば爆発し,周囲の敵を道づれにする。
プレイヤーキャラクターも一定時間ダメージを受けることになるが,引火したままダッシュ移動すると,周囲の敵もすべて燃え上がるなど,なかなか満足感の高いゲーム要素が詰め込まれていた。
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Steamのストアページでは,6月16日までの期間限定で「Beatdown City Survivors」のデモ版が公開されており,ニューヨークを舞台に暴れまわることが可能だ。ゲームのサウンドは,公開されたデモ映像でも使われているアングラ系ヒップホップグループ,Shrapknelの「Nobody Planning To Leave」で,そのほか,アルバム3枚分のナンバーをライセンスする予定とのこと。ノリノリでプレイできる作品に仕上がりそうだ。
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