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印刷2025/08/19 00:00

プレイレポート

[プレイレポ]「プロサッカークラブをつくろう!2025」CBTを振り返る。伝統的なクラブ運営だけでなく,長期的なゲームプレイにも期待できる

 セガから2025年内の世界同時リリースが予定されているサッカークラブ経営シミュレーション「プロサッカークラブをつくろう!2025」PC / PS5 / PS4 / iOS / Android。以下,サカつく2025)。本稿では,8月7日〜18日に行われたクローズドβテストのプレイレポートをお届けしよう。
 自分のクラブを育成,運営していく「サカつく」モード中心に,CBTに参加して分かったサカつく2025の内容を紹介する。

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イベントとSP選手がドラマ感を演出する「サカつく」モード


 今回のCBTは,クラブチームを運営,強化していくサカつくモードだけでなく,ガチャで獲得後にサカつくモードで育成したSP選手を中心にした選抜チームを結成する「ドリームチーム」モードもプレイ可能だった。
 ドリームチームモードのショップ(ガチャを回すための課金)こそ利用できなかったものの,サカつくモードは何シーズンでもプレイでき,オリジナルクラブはもちろん,Jリーグや海外リーグの実在クラブも自由に選べた。

サカつくモード。シリーズの基本であるクラブ運営,選手育成,試合などが楽しめる
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ドリームチームモード。サカつくモードで育成したチームや,ガチャで獲得できるSP選手により選抜チームを編成。CPUチームやほかのプレイヤーが育てた選抜チームと対戦できる
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 サカつくモードではオリジナルクラブと実在クラブ,どちらを選んでも,まずはイングランドリーグ2部のCFコヴェントリーを率いるチュートリアルからスタート。世界的名監督という触れ込みのルノー監督に師事しつつ,チームを指揮し,試合や練習の指示,選手の獲得といったクラブ運営のいろはを学んでいく。

臨時監督という形で,CFコヴェントリーを指揮するチュートリアルパート
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 CFコヴェントリーでの任期を終えると,いよいよ自分で選んだクラブを強化していく。従来のサカつくシリーズでは,ここからプレイヤー(=全権監督)が理想とするチームをコツコツと作っていくわけだが,サカつく2025にはゲームの進行をスピーディかつドラマチックに演出する仕掛けが用意されていた。それは,SP選手の獲得だ。

 SP選手はガチャで獲得できる選手の総称で,サカつくモードの1シーズンに2人まで登録可能。レアリティにもよるが,即戦力として活躍できる基本能力を備えているうえに,数シーズンは爆発的な能力アップが期待できる超早熟タイプなので,チームの核になることが約束された選手というわけだ。

ガチャで獲得できるSP選手の成長タイプは超早熟になるようだ。サカつくモードの選手より各種能力が高く,即戦力としての活躍が期待できる
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 さらに最初のシーズンには,ガチャで獲得した選手に加えて,アルゼンチンの至宝であり,現代サッカーのあらゆるタイトルを総なめにした生ける伝説,リオネル・メッシが登場する。そのため,「メッシと共に理想のクラブチームを作り上げていく」というストーリーを思い描きながら,ゲームを進められる。応援しているJリーグのクラブがある人にとっては,かなりドラマ性を感じられるポイントだろう。

最初のシーズンから超有名選手を軸にしたチーム作りができる。Jリーグのユニフォームを着たメッシやロナウドが見られるため,インパクトのあるビジュアルも楽しい
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 ちなみに製品版ではSP選手を加入させずに,サカつくモードを進行できるとのこと。過去のシリーズ作品に近い形で本作を遊びたいプレイヤーは,SP選手に頼らないでオリジナルクラブの育成を楽しめるようだ。

SP選手はチームにとって,分かりやすいストロングポイントとして機能する。SP選手に練習のリソースを注ぎ込んでいけば,チームは確実に強くなっていく
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 ドラマ性といえば,チュートリアルの終了後もプレイヤーにまつわるストーリーに続きが用意されている。ゲーム内の実績を積んでいくと,監督レベルが上がり,ルノー監督との因縁が深まったり,プレイヤーの采配やクラブ運営に物申すサッカーインフルエンサーと対決したりと新たな物語が展開していく。

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選手にまつわるイベントも多数用意されている。イベントは発生時に選手の能力やコンディションが上下するタイプのほか,提示される「約束」を守ることで成功になるタイプも存在
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シンプルにまとめられたクラブ運営パート,細かく采配を振るえる試合パート


 シーズン中は月初に経営やチーム練習を決定する運営パートと,リーグ戦やカップ戦に臨む試合パートを繰り返す。コンシューマ版のサカつくでも,おなじみのサイクルだ。プレイヤーが適切な練習指示,新選手の獲得,クラブへの投資,スタジアム施設の資金投入などを行うことで,自身のクラブは強くなっていく。

監督レベルが上がると,投資やマイタウンといった要素が開放され,サポーター増加や資金獲得が期待できる投資,スタジアムの増設などが可能になる
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 従来のシリーズ作品と比較すると,サカつく2025の運営パート,試合パートはシンプルにまとめられている。選手の移籍は1〜12月のどこでもオファーが可能で,資金さえあればスタジアム増築は一瞬で完了する。現実のサッカーを再現することよりも,ゲームとしての遊びやすさを重視した仕様だ。

CBTでは加入済みの選手と年俸の交渉をする必要がなく,スタジアムの入場者数も基本的には右肩上がり。選手獲得やスタジアム増築などに惜しみなく資金を投入する,いわゆる放漫経営も許されていた
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 ただし,運営パートの中でも練習に関しては,プレイヤーが選択できる要素は多め。月ごとに重点的に実行する内容を選べる全体練習のほか,特定の選手を指名する「特別練習」は能力値の上がり幅が大きい。全体的に簡略化されている運営パートだが,チーム強化に直結する練習の指示は毎回じっくり考えたいところだ。

全体練習。練習項目の部分にピックアップされている選手は,実行するとコンディションがアップする
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特別練習。ガチャで入手する練習カードをセットすると,選手の能力がアップする。能力値の上がり幅は,選手の成長段階とコンディションによって決まる。「成長期」かつ好調〜絶好調の選手が望ましい
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 運営パートがシンプルになっている一方で,試合パートにはプレイヤーが介入できる余地が多く用意されている。
 試合中には「中央/右サイド/左サイド」のどこから攻めるかを逐次指示できるうえ,フォーメーション設定では「基本/攻撃時/守備時」というシチュエーション別に選手のポジションを微調整も可能だ。攻める場所,選手の立ち位置を指示できるため,従来のシリーズ作品より,監督(=プレイヤー)の采配が勝敗に影響を与えている感が高い。
 実際,筆者は「結果を見る」(短時間で結果が表示される)より,「試合を見る」を選んで指示を与えた試合のほうが勝率は明らかに高かった。時間をかけても勝利にこだわりたいプレイヤーは,なるべく試合に介入してシーズンを戦うといいかもしれない。

選手のポジションを状況に応じて細かく調整できる
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運営パートのチーム編成では最大10種類の戦術を登録可能。複数のフォーメーションを使いたい人は,ここで設定しておこう
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勝ちにこだわるプレイヤーは「試合を見る」を選んで,監督として采配を振ろう。スタミナ切れの選手をしっかり5人交代させるだけでも,試合の流れは大きく変わる
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強敵の出現により,ダレずにリーグ戦が楽しめる


 今回のCBTに参加した印象として,1シーズンを通して試合の難度が絶妙だった点を挙げておきたい。
 筆者が主に率いたジェフユナイテッド市原・千葉は,初年度こそSP選手のメッシ&江坂 任(メッシと同じポリシーのOMF)の得点力によってJ2を無双,J1昇格を勝ち取ったが,2年目はSP選手以外の実力が明らかに足りず,ギリギリの残留争いを経験した。ゲーマーとしてはフラストレーションが溜まるシーズンではあったが,JリーグファンとしてはJ1常連組がしっかり強いことに納得感があるポイントだった。

チームの中心選手と同じポリシーを持つ選手を揃えると,試合内容が安定する印象だ。そのため,メッシのポリシー「リアクション」を持つ選手をかき集める方針でチームを編成した
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 一筋縄ではいかないと感じた3年目以降は,メッシと同じポリシー(リアクション)を持つ選手を集めること,大半の試合を見て選手交代などの采配を振るうことで勝利を積み重ねて,J1リーグ&カップ戦優勝の2冠を達成した。
 従来のシリーズ作品では,J1を優勝できる戦力が揃うと以降のシーズンも安泰。国内の試合はマンネリ化し,ACLなどの海外大会でないと緊張感のある戦いを味わえないということもあったが,サカつく2025はどうやら違うようだ。

 シーズン終了後にリーグLvを上げると,プレイヤーのクラブ以外も(少々あからさまなくらいに)成長する。同じリーグに所属するクラブの2/3程度は,試合をやってみるまで勝つか負けるか分からない強敵として登場してくれる。
 リーグLvをどこまで上げられるかは不明だが(CBTではLv3まで選択可能),長期的にプレイした場合も高い緊張感を持ってリーグ戦を楽しめそうだ。

リーグLvを上げると,プレイヤーの1年間の成長を上回る勢いでライバルのチーム力がアップ。優勝後のシーズンも気の抜けない戦いが続く
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 さらに前述のとおり,サカつくモードよりも遥かに強いチームと戦えるドリームチームモードが存在する。
 ドリームチームモードでは,サカつくモードのシーズン終了時のデータで強敵CPUと戦う「ツアー」,SP選手を中心にした選抜チームでほかのプレイヤーが育てたチームと戦う「ワールドチャンピオンシップ」が待っている。SP選手の育成,ポリシーの有利不利を考慮したチーム作りなど,より長期間でもダレることなくサカつくモードを遊べるはずだ。

ドリームチームモードのツアーでは,両チームのポリシーの相性によって総合力が増減する。異なるポリシーのチームを用意することが,ドリームチームモードを勝ち抜くためには必要になるかも
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 クラブの運営,選手の育成,そして試合。コンシューマ版ではおなじみだったサカつくのサイクルを楽しめて,SP選手やドリームチームモードといった新要素も導入しているサカつく2025。CBTは十分に楽しく遊べる内容だったので,正式リリースが非常に待ち遠しい。

「プロサッカークラブをつくろう!2025」公式サイト

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