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今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]
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印刷2025/08/04 15:31

プレイレポート

今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

 ChinaJoy 2025に先駆けてSony Interactive Entertainment Shanghaiが開催した「China Hero Project」タイトルの試遊会に,中国のParcae's Fate Studioが開発する「绝晓(Unending Dawn)」がプレイアブル出展されていた。

 Unending Dawnは,トゥーンレンダリングによるアニメ調のグラフィックスを採用したオープンワールドアクションRPGだ。

 1年前のChinaJoy 2024で試遊したバージョンでは,いわゆる「死にゲー」ほどの難度ではないのでは……と感じたのだが,その後に行ったプロデューサーのYing Chao氏へのインタビューでは,それはあくまで序盤に限った話で,最終的には高難度となることが聞けた。

画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]
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 SIE上海が開催した「China Hero Project」タイトルのハンズオンイベントで,開発中のオープンワールドアクションRPG「绝晓(Unending Dawn)」をプレイできたので,レポートしよう。アニメ調グラフィックスを採用しながら,バトルは死にゲー寄りだ。

[2024/07/27 13:28]
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 ChinaJoy 2024に合わせて発表された「绝晓(Unending Dawn)」は,“アニメ調のグラフィックスを採用した死にゲー”と表現できそうなオープンワールドアクションRPGだ。本作が目指すところを,プロデューサーの应超(Ying Chao)氏に聞いた。

[2024/08/02 08:00]

 今回の試遊では,その言葉どおりの死にゲーっぷりが確認できたので,レポートしよう。

 なお,試遊では画面撮影が許可されず,画像はSIEより提供されたものを使用している。今回プレイした部分とは異なるシーンだと思われるので,その点を了承のうえ読み進めてほしい。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

 1年ぶりの試遊となった本作だが,剣使い槍使いの2キャラを切り替えて戦うシステムや,操作方法は同じ。だが,それ以外の面での評価が,本作の印象を大きく変えていた。

 今回筆者がプレイできたのは,通路や階段が入り組んだような構造になっている要塞内部での戦いだ。昨年は,広いフィールドにある遺跡のような場所が舞台だったので,さまざまな方向からアプローチし,敵の背後を突くといったことができたのだが,今回はそれが難しい環境となっていた。

画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

 敵兵の配置も巧妙で,2人セットになっている場合が多く,どうしても数的不利に陥ってしまう。さらに,長い通路の手前にいる2人を相手に戦っていたら,奥から矢を放ってくる3人めがいた,といったケースにも遭遇した。
 要塞という場所柄,弓兵の数も多く,普通に移動していては目に入らない場所や,大型の敵がいる広間の上から矢を放ってくるため,かなり神経を使わせられた。

 ボスではない敵が魔法のようなスキルを使う場面にも,今回のプレイで初めて遭遇した。敵が盾を地面に叩きつけると,トゲのようなエフェクトが広がり,それに捕まると移動速度が極端に落ちてしまう。1対1のときならまだしも,複数を相手にしているときにこれを使われてしまうと,かなりのピンチだ。

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

 なんとか避けようとしてガードやジャンプをしても,やはり捕まり,そのたびに倒れたり,瀕死になったりする。こういった,いやらしいスキルへの対処法も考える必要がありそうだ。

 高い場所にある通路でこのスキルをかわそうとジャンプしたところ,目測を誤って通路から落ちてしまった。「またリトライか」と思っていたら,実は下にフロアがあり,なんとか着地。ただ,そこには大型の獣のような敵(中ボス?)がいて,すぐさまバトルへ。

画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

 遠い間合いから飛びかかってきたり,体を回転させて尻尾でなぎ払おうとしてきたりと,これまでの敵兵とはまったく違うアクションを繰り出してくる相手に勝てるはずもなく,すぐに力尽きて,そこで制限時間が来てしまった。



 おそらく,今回プレイした要塞は,オープンワールドに点在するダンジョンのような場所なのではないかと感じた。フィールドでは自由度の高い戦いを,またダンジョンではリトライ前提の高難度のバトルを用意するオープンワールドゲームがあるが,本作も,そのような形でバランスを取っているのではないだろうか。

 死にゲーらしさを身をもって体験した今回のプレイだが,本作の特徴も改めて確認できた。全体的に移動やアクションのスピードが高いため,相手の体勢を崩してからの連続攻撃は爽快だし,とどめを刺すときの派手なアクションも相変わらずの格好良さだ。

 また,アニメ調のグラフィックスも,ほかの死にゲーとはひと味違う雰囲気を作っているように思う。今回プレイした要塞の雰囲気は,昨年よりもかなりダークな印象だったが,それでも,おどろおどろしさのようなものは感じられなかった。「あまり重い雰囲気は苦手」という人にも受け入れられやすい死にゲーになりそうだ。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / 今年は死にゲーらしさ全開だった「Unending Dawn」のプレイレポート[CJ2025]

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  • 関連タイトル:

    绝晓(Unending Dawn)

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