
プレイレポート
クラシカルな3Dプラットフォーマーのリマスター版「Yooka-Replaylee」のプレイアブルデモがSteamで配信開始
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「Yooka-Replaylee」は,イギリスのゲームスタジオであるPlaytonicが2017年(日本では2018年)にリリースした3Dプラットフォームアクションで,「バンジョーとカズーイの大冒険」を手掛けたRareのメンバーで結成されたチームが作った,“精神的後継作品”として知られるゲームだ。
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そのストーリーは,カメレオンのユーカと,紫色のコウモリのレイリーが,金の亡者で世界を混乱に貶めている悪の起業家キャピタルBの野望を阻止するために,全能の「ワンブック」(一冊の本)を奪い返す冒険を繰り広げるというもの。ユーカのテールアタックや,レイリーのエアーアタックなどでミニオンを倒しながら,さまざまなステージを乗り越えていく。
公開されたデモは,ゲーム冒頭のチュートリアルレベルに過ぎないが,これはオリジナル作品になかったものだ。これまで3Dプラットフォーマーを触れてこなかったような新世代のプレイヤーでも,無理なくプレイし始められるよう追加された部分といえるだろう。
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最高解像度テクスチャや色彩調整によってさらにカジュアルな明るい世界観が増したグラフィックスになっており,オリジナル版をプレイしたことがある人なら,この10年間の技術的な変化も感じられるはずだ。
PM Studiosのデモ担当者の話では,操作感やカメラワークなども大きく調整されており,前作よりもはるかにストレスを感じさせない作りになっているとのことだった。
その後は,オリジナル作品のスタート地点だった船の上からゲームが始まり,オープンワールドなユニバースの最初の地点にたどり着いたところでデモは終了した。
ワールドマップ上とチャレンジを追跡する,トラッキング機能も一新されているとのことで,「いまプレイヤーが何をすべきなのか」といった,前作のストーリー構造で問題だった部分にも調整が加えられているという。
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オリジナル作品は,リリース時点ですでにノスタルジックな古典的ゲームといった雰囲気だったが,8年ほど経過した現在ではターゲットも変化し,お父さんと子供がテレビの前に一緒に座って「Yooka-Replaylee」を楽しんだり,その様子を見たりといった,微笑ましい姿も想像できる。
Steamストアページでは,おそらく会場で展示されていたものと同じデモが公開されている。テキストとインタフェースが日本語にも対応した本作は,2025年にリリースされる予定とのことだ。
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