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「John Carpenter's Toxic Commando」デモを最速チェック。ゾンビあふれる世界で,無謀で無鉄砲な野郎たちが大暴れ[gamescom]
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本作はその名のとおり,映画界の鬼才ジョン・カーペンター監督が制作に関わり,オリジナルストーリーで描き上げる作品だ。
舞台は,マントル掘削実験の失敗で目覚めた,エルドリッチ的な悪神スレッジゴッドの影響により,多くの人々がゾンビ化してしまった世界。しかし,その責任を取るべき企業にはもはや資金的な余力はない。
そこで仕方なく,無謀で無鉄砲な“トキシック・コマンドー”たちを集めて,世界救済の突撃ミッションを敢行する――という,まるで1980年代のB級アクション映画風なストーリーが背景となる。
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現地で初披露されたデモには,「教会の調査に向かう」というシンプルなミッションが収録されていた。プレイを目にしたときの印象としては,ゲームデザインは「World War Z」をベースにしていると感じた。ゆえに,ゾンビたちは当然のように高速で走って迫り来る。
ゲームはマルチプレイ対応で,試遊版では4人のプレイヤーが力を合わせていた。ミッション遂行のため,ゾンビたちを倒しながら協会までたどり着くと,そこで防御網を張り,タワーディフェンス的な最後のショーダウンが実行される。目的は,電磁波を暴発させ,無数のゾンビを消滅させる実験兵器が稼働するまで「生き延びろ」である。
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途中,4人のプレイヤーが武装車に乗り込むシーンは,1978年のレジェンド映画「ゾンビ」を彷彿とさせた。
運転するプレイヤー。車上部からマシンガンをぶっ放すプレイヤー。そして左右の窓からアサルトライフルをぶっ放すプレイヤーで,激しいバトルが展開する。高速で走るゾンビたちも,ときには目視できるだけで500体にも及び,敵が画面からあふれ出さんばかりだった。
道中では強力な武器や弾丸が隠されたクレートも設置されており,リスクを冒して下車するといった緊張感のある様子も見られた。
なお,今年で御年77歳になるジョン・カーペンター氏は,本作の開発にかなり協力しているとのことで,果ては音楽作りにまで携わり,マルチな才能を精力的に披露しているようだ。
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本作はソロでもプレイ可能だというが,ド派手なアクションが展開するだけに,友人と絶叫しながらコミュニケーションをとってプレイするのが楽しそう。ローンチ時には8つのミッションがリリースされるとのことだが,開発は少し遅れているようで,リリースは「2026年中」になることがgamescom 2025にてアナウンスされている。
今のところ本作に日本語化の予定はない。そこは残念だが,パブリッシャであるFocus Entertainmentの特設サイトではプレイテストの参加者を募集しているので,無鉄砲に踏み入れてみるのもいいだろう。
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「John Carpenter's Toxic Commando」公式サイト
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