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家庭用ゲーム機「PlayStation」の開発舞台裏とは。10月11日放送の「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」で特集
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今回は,発売から約30年が経過したPlayStaionの開発舞台裏に迫り,“革命的ゲーム機誕生”の物語が描かれるという。見どころには,ソニーと任天堂による“幻の試作機”と,その開発一時中止から独自ゲーム機開発へ向かったことや,リアルタイム3DCG実現の壁と,東芝の半導体技術者との運命の出会いなどが挙げられている。
番組には,PlayStationのプロジェクトで中心的な存在だった久夛良木 健氏と音楽プロデューサーの丸山茂雄氏や,ゲームクリエイターの坂上陽三氏らが出演する。
![]() 久夛良木 健氏 |
![]() 丸山茂雄氏 |
![]() 坂上陽三氏 |
PlayStationの生みの親・久夛良木 健氏と,その“保護者役”を務めた丸山茂雄氏が日本のエンターテイメントを語った「黒川塾(十)」聴講レポート

メディアコンテンツ研究家の黒川文雄氏が主催するトークイベント「エンタテインメントの未来を考える会 黒川塾(十)」が2013年6月27日に都内で開催された。今回のゲストは,PlayStationプロジェクトの中心的存在だった丸山茂雄氏と久夛良木 健氏。両氏の目には,ゲーム業界の現状と未来がどのように見えているのだろうか。
「NHK」公式X
【放送予定】 10月11日(土) 夜8:00〜8:48 <総合>
〜番組の見どころ、MCコメントを公開します〜
どんな時代にも挑戦者は必ずいる。人に讃えられなくても、光が当たらなくても、ひたむきな仕事がある。
情熱と勇気をまっすぐに届ける群像ドキュメンタリー、「新プロジェクトX〜挑戦者たち〜」。10月11日の放送は、史上最も売れた家庭用ゲーム機ブランド「プレイステーション」の開発の舞台裏。
2Dゲーム全盛の90年代初頭、
無謀とも言える「リアルタイム3DCGの家庭用ゲーム機実現」という夢を掲げた、電機メーカーのエンジニアがいた。
その裏には同じ夢を信じ、組織の垣根を越えて開発に挑んだ者たちがいた。
発売から約30年、いま明かされる革命的ゲーム機誕生の物語。
≪番組の見どころ≫
日本の電機メーカーが世界を変えた、ゲーム機開発劇。そこには、「ゲームを大人も楽しめるエンタメへ」と夢を掲げた異端の技術者と、長年、日の目を見なかった半導体開発者との運命の出会いがあった。業界からは無謀だという意見が飛び交う中、3D技術を導入し、臨場感あふれる革新的なゲーム機を開発した。
今や、音楽や映画の市場規模を上回り、エンタメの王道となったゲーム。その黎明期を切り拓いた者たちの熱きドラマである。
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▼異端のエンジニア・久夛良木 突然の飛び込みから結実した、「スーパーファミコン」の音声チップ
そして生まれた、ソニーと任天堂による“幻の試作機”
▼しかし、突然の開発一時中止・・・ 社内批判が巻き起こる中、独自ゲーム機開発へ「Do it!」
▼リアルタイム3DCG実現の壁 東芝の半導体技術者との運命の出会い
▼“電機メーカーのゲーム機”、集まらないソフトメーカー 先駆者・ナムコと起死回生のティラノサウルス
![]() 【開発リーダー・久夛良木健さん】 |
![]() 【音楽プロデューサー・丸山茂雄さん】 |
![]() 【ゲームソフト開発者・坂上陽三さん】 |
≪MCコメント≫
<有馬 嘉男>
かつて“エレキの雄”と呼ばれたソニーはいま、映画や音楽、ゲームを軸とした世界的エンターテインメント企業へと変貌しました。その中でもゲーム事業は会社の大黒柱。「プレイステーション」の開発がその始まりでした。
無名の技術者たちが情熱を注いだ日々――革新が生みだされる瞬間をお見逃しなく!
<森 花子>
今や私たちの生活に当たり前のように浸透している“ゲーム”ですが、この未来を40年前に思い描く事ができた人はどれだけいるのでしょうか。今回は、そんな未来を計算していた異才のエンジニアの物語。
想像した未来を実現するヒントが満載です。
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新プロジェクトX 〜挑戦者たち〜
「異端児たちのゲーム機革命 〜電機メーカー 新時代への一手〜」
【放送予定】10月11日(土) 夜8:00〜8:48 <総合>
【MC】 有馬嘉男・森花子 【語り】田口トモロヲ
★NHK ONE(新NHKプラス)https://www.web.nhk/で同時・見逃し配信
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