
イベント
広大なオープンワールドでサバイバルする「Akiiwan: Survival」は,“匂いデバイス”にも対応[gamescom]
![]() |
ネイティブカナディアンの伝承にインスパイアされた本作の舞台となるのは,生の世界と死の世界の狭間にある「アキ―ワン」。ゲームとしては,広大なオープンワールドを自由に旅する一人称視点のサバイバルアドベンチャーとなっている。
![]() |
![]() |
プレイヤーは美しい景勝地を旅するが,夜になって焚火をすると,過去の焚火の場所にファストトラベルできる。これによって,マップに頼らない冒険が可能になっているとのことだ。朝になると焚火の上に白樺の木の皮で作られたスクロールのようなものが表示され,その日のタスク,ギフト,さらにはプレイのヒントなどが与えられる。
![]() |
![]() |
![]() |
今回プレイできたのはチュートリアル的なミッションと思われるもので,森に囲まれた湖の周囲を移動しながら食料を収集し,それを調理するという流れになっていた。
サバイバル要素としては空腹度もあるが,話を聞いたプロデューサー兼デザイナーのジェレミー・ネルソン(Jeremy Nelson)氏によると,1日に1回ほど焚火の前で食事すれば十分とのこと。自分のペースで冒険できるゲームになっているようだ。
![]() |
厳冬を乗り切るために食料などの備蓄が必要にはなるが,樹木の伐採はそれほど必要ではなく,倒木の再利用がメインになるとのこと。狩猟も行うものの,プレイヤーが挑発するようなことがなければ,野生動物は襲ってこないという。
ネルソン氏によると,Little Buffalo Studiosにはネイティブカナディアンのゲーム開発者に加えて,かつてUbisoft EntertainmentやPlayStation Studios,Netflix Gamesなどで雇用されていたメンバーが集結し,本作を開発しているという。
グラフィックスはどこか「Firewatch」のような作品を思わせる,フラットでアートフルなスタイル。川のせせらぎや鳥のさえずりといったサウンドも,飛行機でしか行けないような(つまり道路が整備されていない)原野に何週間もサウンドエンジニアが滞在して収録するなど,こだわっているという。
面白いのは,本作がOVR Technologiesのセント・シミュレーション(香りシミュレーション)用デバイスである「Omara」(外部リンク)に対応していること。
「Omara」はマッチ箱ほどの大きさの筐体に16個の溝がピアノの鍵盤のように並んだ構造となっており,その中の香水のような液体をソフトウェアでコントロールし,状況に応じた匂いを発生させる。会場で行われたデモでは,草や木,花の匂い,さらに焚火の匂いなどが表現されていた。
![]() |
![]() |
あくまでもテクノロジーデモであるので,実際に製品化された際,どれだけの人が「Akiiwan: Survivalでセント・シミュレーションを体験したい」となるかは分からない。ただ,視覚,聴覚,触覚に続き,臭覚と味覚はゲームエンターテイメントにおいても最後のフロンティアとでも言うべき知覚なので,その新しさには興味を覚える。
なお,「Akiiwan: Survival」の正式リリース時期は決定していないが,Steamストアページからプレイテストに参加できるようになっているので,気になる人はチェックしてみよう。
- 関連タイトル:
Akiiwan: Survival
- この記事のURL:
キーワード
- PC:Akiiwan: Survival
- PC
- Little Buffalo Studios
- Little Buffalo Studios
- サバイバル
- 北米
- イベント
- gamescom 2025
- ライター:奥谷海人

Copyright 2021-25 Little Buffalo Studios Inc. All Rights Reserved