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この美少女たちの肉感は絶対見れし。「MIRESI:視えない未来」は絶望的な世界で,インパクトある大腿部を押し出す[TGS2025]
本作の開発を担うのは「勝利の女神:NIKKE」「セブンナイツ2」などに携わってきた開発者たちが設立した会社CONTROL9だ。ジャンルはサブカルチャー系RPGとされ,各種プラットフォームでの2026年リリースが目標とされている。
あらかじめ分かりやすい魅力から伝えるのならば,かつてNIKKEのキャラクターデザインを手がけていたアートディレクターの血羅(ヒョルラ)氏からお出しされたイラストの“この感じ”だろう。
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本作に関してはTGS出展までに,3人の女性キャラクターのほか,世界設定を表現したトレイラーが公開されていた。だが,ゲーム内容はほとんど明かされておらず,現地に行くまで情報は皆無だった。
しかし,シリアスな世界で“ひときわ浮き彫りにされた”ヒロインたちのビジュアルが――もっと言えば下半身の肉感とラインが,一部の視線をひそかに射止めていた。なるほど,これがMIRESIか,と。
なお,「MIRESI:視えない未来」の読みはMIRESI(みれし)だ。日本語をものすごく崩して口語で表現すると,「視えない未来ってゆーけど,見れし」といった粗野なスラングで盛り上がりそうなことが今から予見される。まあ,とりあえず試遊の感想を続けるので,見れし。
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物語の舞台は――フルスロットルでいくぞ。
人類がいつものことのように滅亡の危機に瀕している,絶望的な第一時代。タイムトラベルが大衆化したことで,各時代に必ず一人は代表者を決める必要がある超時空会議会は,未来管理局の自称“現代人”が住む第一時代の議員(あなた)を,歴史改変のために送りだした。
第二時代では異世界人とも,勇者とも呼ばれる第一時代の議員は,時代が残存した最後のArchive Point――確定未来を変更できる魔法歴326年,赤い花の月の24回目の夜,あなたの時間軸の基準でいう昨日へと飛び,5分後に亡くなった指揮官に代わり(誤字ではない。定められた未来の完結形),有権者とともに世界の敵「トリウマ」に対抗する。
すべては,無限に繰り返される崩壊を食い止めるために――。
どうだ? 震えたか? 真顔になった人はとりあえず「未来をよくするために,美少女たちとモンスターを倒す話」と解釈しよう。
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会場で出迎えてくれたタイムトラベラーなヒロインは,冷たい印象の魔法使い「エンデ」,華やかな服装のギャル忍者「イツカ」,神聖な眼差しのサイボーグ修道女「ティエリア」の3名となる。
それぞれの異名は,約束の導師,疾風迅雷,最も神聖な狂気だ。なかでもタイトルの看板を背負うエンデは,議員であるあなたと過去か,あるいは未来かで,なにか縁があるようで。ええで。縁で。
彼女らのビジュアルは,2Dキャラクターイラストに加えて,アドベンチャーパート,バトルパート,フィールドデート(後述)用の3Dモデル,そしてイベントスチルが用意されている。それぞれテイストに違いがあって見た目もいい。ただし,3Dモデルはまだどこか硬い印象を受けたため,今後のさらなる最適化が期待される。おそらく“する”前提だろうが。
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バトルについては,いい意味でなかなか表現しづらい構成だ。
まず,基本はセミオートバトルで進行し,バトルエリアに配置されたキャラクターとトリウマ(モンスター)が自動で戦闘する。
そのうえで,画面左下にタイムラインがあり,バー上のキャラクターの順番に達すると(=ターンがくると),以下からコマンドを選ぶ。
・「クイック」小移動+固有アクション1
・「アクティブ」固有アクション2
・「アルティメット」必殺技
さらに,任意のタイミングでバフ/デバフなどを行使する「指揮官スキル」,特定ターンに最大5ターンまで時間を巻き戻せる機能(名称不明)もある。議員は超時空会議会の最大の力にして,時に干渉する時計“クロノギア”を有しているため,タイムトラベルもお手のものだ。
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このときに,重要なのが“キャラクターを移動する/させること”だ。本作は「基本はオートバトルの様子を眺めて」「MMORPGなどでよく見る,敵の予兆(危険攻撃のサイン)を」「ターン時のみ動かせるキャラに的確に避けさせる」といったバトルの構図である。
これは,設置キャラクターを動かせるタワーディフェンスと表現してもいいし,「移動機会が限られたFFXIVのバトル」などと伝えても分かりやすいかもしれない。
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移動操作を限定したことで,移動すること自体に戦略を生んでいるのはとても印象的であった。1つの範囲アクションが敵全体に当たる位置を作る,または全員回復できる位置を作るなど,一手の積み重ねで盤面にクリティカルな影響を与えたときは,してやったりとなるだろう。
一方,自由度の高さから選択肢が無限に等しく,最適解の追求が難しくなっている。ゆえに,敵味方の強弱はさておき,バトルシステム自体は難しさを感じる部類にあるかもしれない。思考の負荷もそれなりにあるため,リリース時はオートバトル機能の類いが必須に思えた。
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試遊ではバトルの体験後,「フィールドデート」という要素にも触れられた。ここではエンデ,イツカ,ティエリアの3名から1人を同行させられる。とりあえず今回はエンデにしといた。これも縁でねって。
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同行とは書いたが,フィールド内では選んだキャラクターを操作する。ここでは戦闘システムのように「ターンが来ないと動けない!」なんてことはなく,W/A/S/Dで3Dアクションさながらに移動させられる。なお,議員は見えないが,会話に参加することからそこに“いる”ようだ。
フィールド内ではいろいろなイベントが用意されており,会話などをとおして彼女らのオフな一面が垣間見られる。いや見れし。
また,操作中はいつでもフォト撮影ができるようで,構図やポーズなどを自在に取って撮影できた。撮っているのは議員だろう。このパートは文字通り,美少女たちとのデート気分を存分に味わうもののようである。
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本作の第一印象はやはり,セクシーなキャラクターたちだ。しかも,単に肌身を露出させるわけでなく,フェティシズムを感じさせてくる。プレイヤーに「これがMIRESIらしいビジュアル」と思ってもらいたい――という意識を強く感じるのだ。
それが果たして本当にそうなのかは,アートディレクターの血羅氏にインタビューを打診して聞き出そうと思うので,また後日続報をお出しできる機会もあるかと思うが,その前に今一度。
バリ強な見た目の美少女たち,マジで今のうちに絶対に見れし!
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