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かわいいビジュアルの「ロボクリーン:清掃大作戦」は,お掃除をコアシステムに組み込んだスタイリッシュなアクションを楽しめる[BIC2025]
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STOVE「ロボクリーン:清掃大作戦」
本作は,アニメ調の女の子が「お掃除」する斜め見下ろし型のアクションゲームだ。3Dモデルのクオリティは高く,主人公の女の子も,その補佐的なロボットも,敵キャラもかわいい。
試遊後,開発者に話を聞いて気づいたが,開発チームは全員大学生だというから驚きだ。それも開発期間は4か月程度だったという。
ゲームは,アニメーション付きのマンガパートからスタートする。対応言語は韓国語のみなので,雰囲気でお伝えすると,メイドっぽい女の子が目覚め,ホウキを手に取り,ロボットに導かれるまま,お掃除をしていくという流れだ。
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このお掃除は,単に掃除道具で敵と戦うだけではなく,ゲームメカニズムのコアな部分に組み込まれている。敵が攻撃してくるときに,床にも汚れが溜まり,床の汚れ具合は,画面左上のパーセンテージで表される。この数値が上がるにつれて敵の攻撃が強くなっていく仕組みだ。
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この汚れは,ダッシュと一体になったお掃除アクションで綺麗にでき,汚れたところがあれば,ささっと掃除して回ろう。
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デモ版の最後には,ボスも登場して弾幕攻撃を仕掛けてくるのだが,この弾幕は攻撃することで打ち消せる。
ボスは突進攻撃もしてくるので,そのときは,柱の裏に回り込んでボスに突撃させることで,ひるませることが可能だ。こうして,スタイリッシュにお掃除をしながら,敵の攻撃を打ち消し,ボスをいなしていくわけだ。
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本作のコンセプトは,ローグライクアクション「Hades」のスタイリッシュなアクションだそうだ。「Hades」との差別化要素を考えたとき,お掃除と綺麗さで敵の強さが変わる仕組みを思いついたという。現在のかわいいビジュアルも,その差別化の1つだ。
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開発は,現プロデューサー兼企画のキム・ヨジュン氏が昨年8月(当時大学2年生)に大学内でメンバー募集をかけてスタートしたそうだ。今はイラストやモデリング,アニメーション,エフェクトなどさまざまな役割のスタッフによる,合計14名の規模になっている。
卒業制作とは別に制作を進めているため,トータルの開発期間として4か月程度ということらしい。
今回BICに出展したのは,実際にプレイしてもらい,フィードバックを得るためだという。フィードバック次第で,今後開発を継続するかを決定するという流れで,もし製品版を出すとなったらグローバルを大前提にしたいとのことだった。
デモ版ではストーリーシーンから,チュートリアル,ザコ戦,ボス戦と,だいたいの要素が体験でき,1つひとつが作り込まれていた。今後の展開を楽しみにしたい。
STOVE「ロボクリーン:清掃大作戦」
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