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印刷2025/09/29 19:53

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キャラへの強いこだわりを感じる「Heaven Hells」に期待が高まる。Clover GamesのLim氏とHeo氏に新作について聞いてみた[TGS2025]

 東京ゲームショウ2025に,韓国・ソウルで活動するClover Gamesが来日していた。夏のあいだに,「AYAKASHI RISE」「Heaven Hells」といった新作の情報を出してきた同社だが,今回はブースを出展しているわけではなく,新作を日本でもリリースする予定なので,日本のイベントを見に来たようだ。

 CTOのJonghwi Lim氏と,プロデューサーのDonghyuk Heo氏に,同社や新作について紹介してもらった。

CTOのJonghwi Lim氏(左)と,Heaven HellsプロデューサーのDonghyuk Heo氏(右)
画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / キャラへの強いこだわりを感じる「Heaven Hells」に期待が高まる。Clover GamesのLim氏とHeo氏に新作について聞いてみた[TGS2025]

 Clover Gamesは,2018年に設立された会社だ。代表作は2020年の「ロードオブヒーローズ」で,2021年には日本でのサービスもスタートしている。

 Clover Gamesのメンバーは,もともと教育系の会社でゲームを作っていたそうだが,事業判断から社内でのゲーム開発をやめることになってしまったという。そこで,独立して立ち上げたのがClover Gamesだ。

 会社の強みは,個性的なキャラクタービジュアルであり,「こういう表現をしたい」という気持ちを実現できるメンバーが集まっていると,自信を見せていた。
 また,会社としての目標は「偽物は作らない」こと。流行しているジャンルだから作るといったことはせず,Clover Gamesのオリジナリティを大事にしているそうだ。

 1作目は,グローバルで幅広い層が遊べるゲームを作ろうとロードオブヒーローズを開発したが,次は日本のゲーマーに刺さるゲームを作りたいそうで,現在新作の開発を進めている。

画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / キャラへの強いこだわりを感じる「Heaven Hells」に期待が高まる。Clover GamesのLim氏とHeo氏に新作について聞いてみた[TGS2025]

 なぜ日本のゲーマーに刺さるゲームを目指しているかというと,開発メンバーが何が好きなのかを改めて考えたところ,日本のアニメ,ラノベといったオタク文化だと気づき,自分たちが好きな2010年代のキャラクターやサブカルチャーを,今の感覚で表現することにしたそうだ。

 新作のAYAKASHI RISEは,韓国で年内のリリースを目指して開発中だ。一方,Heaven Hellsは2026年のリリースを予定している。

 どちらも日本を舞台にしたタイトルであり,これは「プレイヤーに世界観の把握よりもキャラクターに注視してほしい」「日本はキャラクターが自然に溶け込む,説明不要な舞台」といった理由からだとか。オタク文化は海を超えて伝わるということなのかもしれない。

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 CLOVERGAMESは,2025年内にサービス開始を予定している新作タイトル「AYAKASHI RISE」について,韓国でのクローズドβテストを7月25日から28日までAndroid端末向けに実施すると発表した。本作は,現代の東京を舞台に,霊力を持った女子学生たちが怪異と戦いを繰り広げるRPGだ。

[2025/07/02 15:40]
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[2025/08/13 14:43]

 おふたりはHeaven Hellsの担当ということで,同作についてもう少し詳しく教えてもらった。

 Heaven Hellsで注力しているのは「キャラクターの豊かな感情表現を見せること」だ。開発陣は,各キャラクターを大事にしており,愛着をもって作っているので,それをプレイヤーに伝えたいという。

「Heaven Hells」キービジュアル
画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / キャラへの強いこだわりを感じる「Heaven Hells」に期待が高まる。Clover GamesのLim氏とHeo氏に新作について聞いてみた[TGS2025]

 実機でのゲーム画面を見せてもらったのだが,確かにキャラクター表現にかなり気合が入っていた。すでに50体ぐらいの美少女キャラクターが用意されているのだが,面白いのが,それぞれの詳細画面で2Dと3Dのどちらも見られることだ。

 2Dは,イラストがうごくリッチなタイプ。一方で3Dは,2Dのデザインを忠実に守ったアニメ調のモデルで,切り替えてもほとんど見分けがつかない。キャラクターを回転させられるので,そこで3Dなのが分かるという感じだ。「どちらも作れる会社だから,どちらでも表現しよう」ということらしく,キャラクターに自信アリというだけはある。

 戦闘は,オートでキャラクターたちが戦い,手動でスキルを発動するシンプルなもの。キャラクターのビジュアルを楽しむのがメインであり,それを妨げない操作性だ。

画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / キャラへの強いこだわりを感じる「Heaven Hells」に期待が高まる。Clover GamesのLim氏とHeo氏に新作について聞いてみた[TGS2025]

 キャラクターごとのスキルに加え,指揮官であるプレイヤーのスキルもあり,これが圧倒的に強力とのこと。シューティンゲームのボムみたいなもので,バフやデバフだけでなく,敵のギミックを相殺してしまうような強力な効果もあるのだとか。

 しかし,プレイヤーのスキルが強力なおかげで,どんなレアリティのキャラクターでも攻略できるため,推し活勢に優しいバランスになっている。また,楽しく遊んでもらいたいので,やり込まなくても毎日ちょこちょこプレイすればいいゲームに仕上げているそうだ。

 日本でのリリースについては,まだ詳しくは伝えられないが,海外のゲームだと分からないぐらい,完璧に準備して日本のゲーマーに届けると話していた。

「Heaven Hells」公式サイト


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