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この雰囲気は日本のプレイヤーにも刺さりそう。横スクロールアクション「命骸」のプレイレポート[CJ2025]
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印刷2025/08/03 12:39

プレイレポート

この雰囲気は日本のプレイヤーにも刺さりそう。横スクロールアクション「命骸」のプレイレポート[CJ2025]

 ChinaJoy 2025のインディーゲームコーナーに,中国のデベロッパspotlightが開発する「命骸」がプレイアブル出展されていた。グラフィックスや世界設定などが日本のプレイヤーにも好まれそうなタイトルだったので,プレイレポートをお届けしよう。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / この雰囲気は日本のプレイヤーにも刺さりそう。横スクロールアクション「命骸」のプレイレポート[CJ2025]

 「命骸」は横スクロールアクションゲームなのだが,3Dグラフィックスで作られており,それを活かしたシーンがときおり登場する(詳細は後述)。

 物語の舞台となるのは,世界を寒波が襲い,食糧危機が訪れた後の世界だ。機械生命体である主人公メサイアは,生みの親である博士に指示されて,ある鉱山へ向かい,そこで世界の裏に隠された謎を知ることになる。

 ……と簡単にプロローグを紹介したが,世界設定はかなり壮大かつ詳細だ。Steamのストアページでは,食糧危機の経緯や,機械生命体の誕生につながる発見など,物語の背景が長文で説明されており,そこには「ベツレヘム」や「死海文書」など,宗教色の強いキーワードも登場する。中国語で書かれているので,興味がある人は翻訳機能などを使って読んでほしい。

 ゲームとしては上記のとおり横スクロールアクションで,メサイアは剣による近接攻撃と銃による遠距離攻撃(弾は時間経過で補充される)に加えて,2段ジャンプ2段ダッシュなどを駆使して鉱山を進んでいく。途中で手に入るアイテムをスロットに装備することで,能力アップが可能だ。

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 こういったシステムは横スクロールアクションとしてよくあるものだが,ユニークなのはステージの途中にミニゲーム的なものが用意されていることだろう。今回の試遊では,「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」のように高速で移動し,障害物を体当たりで倒していくミニゲームが楽しめた。

 なお,メサイアの敵となるのは,メサイアの誕生前に博士によって生み出された機械生命体で,彼らは鉱山で起こっている何かが原因で汚染され,攻撃的になっているのだという。言ってみれば兄や姉と戦っているようなもので,なかなか闇が深そうだ。

 そして,ステージのある地点に来ると,やや上からの視点になってステージに奥行きが生まれ,3Dでのルート選択になる。ルートを選べば,また横からの視点に戻る仕組みだ。

画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / この雰囲気は日本のプレイヤーにも刺さりそう。横スクロールアクション「命骸」のプレイレポート[CJ2025]

 なぜこの仕様にしたのかをブースにいたspotlightのメンバーに聞いてみると,ルート選択が物語に大きく関わるからだという。本作には複数のエンディングが用意されており,どの道を進むかは「運命の選択」になるようだ。

 筆者は正直なところ,「それは2Dグラフィックスでもできるのではないか」と思ったのだが,運命の選択であるならば,それなりの演出が必要なのだと理解した。「(現段階ではないが)マップの表示機能を作るとしたら3Dグラフィックスになるでしょう」という話もあったので,そこにはこだわりがあるらしい。

ブースに貼られているポスター(上)は手描き風のイラストが印象的だが,ゲーム内の会話シーンに登場するキャラクターも,このテイストで描かれている(下)
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 世界設定やグラフィックス,そしてゲーム中に異なるジャンルのゲームがあるような構造などに,なんとなく「NieR:Automata」の雰囲気を感じたので,正直にぶつけてみたところ,プロデューサーは同作が好きで,多少とも影響は受けているとの返答があった。

 「NieR:Automata」のファン以外にも,本作の雰囲気が刺さる人は多いはず。今のところ日本語表示への対応予定はないが,ぜひ対応に期待したい。

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