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印刷2025/10/01 19:34

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βテスト開催が迫る「Call of Duty: Black Ops 7」をプレビューイベントでチェック。マルチプレイヤーモードのディテールを紹介

 日本時間の2025年10月3日から,いよいよ「Call of Duty: Black Ops 7」PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One)のβテストが各プラットフォーム向けに公開される。11月14日の正式発売を前に,10月3日から6日までは購入者向けのアーリーアクセス,そして10月6日から8日までの3日間は誰でもプレイ可能になるオープンβテストが開催される予定だ。
 これに合わせて,Activisionは恒例のプレビューイベント「CoD Next」を9月29日と30日,ネバダ州ラスベガスの多目的商業施設Area 15にて開催し,4Gamerも参加することになった。

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 コール・オブ・デューティ(CoD)のゲーム体験の根幹をなすマルチプレイヤーモードについては,9月22日にモード,マップ,武器,PERK,フィールドアップグレード,新たなオーバークロックシステム,ハイブリッド・コンバットスペシャル,ワイルドカード,スコアストリーク,プレステージと進行システムなどの情報が,公式ブログ(外部リンク)にてアナウンスされている。

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 簡単にまとめると,ローンチと同時にマルチプレイモード用の16種類に及ぶ6対6マップと,新たに追加された20対20のスカーミッシュモード向けのマップ2種を公開。未来的な東京の景色から,凍てつくアラスカの過酷な自然まで,あらゆる環境下で,2034年という近未来が想定された最先端の武器を駆使し,「ウォール(壁)ジャンプ」の採用により進化を遂げたオムニムーブメントシステムで相手と戦い,プログレッション(成長)を通してプレイを極めていく。


 プレイヤーはマルチプレイヤー,ゾンビ,Warzone,Co-opキャンペーンや「DEAD OPS ARCADE 4」をプレイすることによってレベルXPを獲得する。本作では,それぞれのゲームタイプのどれを遊んでもプログレッションがシェアされる「Connected Progression」システムが採用されている。
 後述する武器プレステージ同様,クラシック・プレステージもカムバックして,Lv55のミリタリーレベルに加え,Lv10のプレステージレベルを獲得することになる。

 プレイヤーは自分な好きなモードを遊び倒すだけで,新たな武器や装備,スコアストリーク,PERK,ワイルドカード,オペレーターなど,多彩なコンテンツを報酬として獲得し,同時にプレステージ(進行状況)を高めていくことができる。
 特に,自分のやり込み具合を具現化する“Camoグライディング”で,様々な武器迷彩を獲得していくのは,CoDシリーズに多くのゲーマーが引き込まれ続ける理由の1つでもあろう。

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 マルチプレイに登場するオペレーターは,デイヴィッド・メイソン率いる 「JSOC」と,エマ・ケイガンの元で成長した軍事企業組織「The Guild」という二大勢力の精鋭である。
 ローンチ時には24キャラクターから選べる予定だが,βテスト時には「50/50」(フィフティ・フィフティ)「フォークナー」「フラド」「ケーガン」「メイソン」「フェルマーク」「ウェイ・リン」「ザヴェリ」の8人のオペレーターを利用することが可能だ。

 今年のCoD Nextは世界中から集まったストリーマー200人,メディア関係者は30人ほどの大きな規模になった。このイベントで明らかになった情報を,先日公開された公式ブログの内容を合わせて紹介しよう。




マップ:多彩なマップをウォールジャンプで動き回れ!


 「Call of Duty: Black Ops 7」のローンチ時点で18種のマップが公開されるというのは,CoDシリーズにとっても過去最大のコンテンツ量だ。しかも,ストーリーキャンペーンにインスパイアされたことで知られる「Den」「Toshin」「Forge」に加えて,「コール オブ デューティ ブラックオプスII」から「Reid」「Hijacked」,そして「Express」が日本的にアレンジされ,18種のうちの1/3は日本をテーマにしている関連記事)。

色彩的にバリエーションに富んだ「Call of Duty: Black Ops 7」のマルチプレイヤー用マップ
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 印象的なのは,それぞれのマップにテーマカラーがあるのかというほど,異なる雰囲気が色を使って表現されていることだ。
 今回のテストプレイでは日本の繁華街をテーマにしたという「Toshin」がプレイアブル公開されるが,紫,水色,黄色といった蛍光色を利用し,ピンクの花を付けた桜が入り乱れる都市公園や,様々なロゴが目に飛び込んでくる屋外ショッピング通りなど,色が爆発したかのようなマップになっている。
 階段でつながる狭い通路や部屋が多く,敵にばったりと鉢合わせやすい。階段を下りていくと,いきなり正面の2階部分に陣取る相手にキルされるといったようなシチュエーションもあった。

 ちなみに,こうしたマップのトラバーサル(行動手法)で新たに利用されるオムニムーブメントが,「ウォールジャンプ」だ。
 2014年の「Call of Duty: Infinite Warfare」では,「ウォールラニング」に慣れるのに苦労した筆者だが,「Call of Duty: Black Ops 7」における「ウォールジャンプ」は非常にコンテクシュアルで,ジャンプの動作を行う以外は,壁に飛び込むだけでほぼ自動的にウォールジャンプしてくれる。

 もちろん,「Blackheart」のような一部のマップでは,ジャンプに失敗すると落ちてキルされてしまうこともあるし,マップによってジャンプできる壁の数に差もある。「Den」のようなマップでは,典型的なCoDシリーズのマップの垣根を飛び越え,非常にバーティカルな高さを感じる城内外で,ジャンプして回ることも可能なようだ。

 また,今回のイベントでは,最高3回までのウォールジャンプを可能なことが明らかになったが,1回ごとにジャンプの威力は弱まっていくという。
 空中にいれば相手の標的になりやすいというジレンマを,不測な動きによって解消できそうだし,2階部分にいる敵を,相手の予期しない斜め方向から攻めることもできるだろう。「Toshin」のように入り組んだマップほど,ウォールジャンプの使い道がありそうだ。

「Toshin - 都心‐」は今回のオープンβテストでもプレイ可能なミディアムサイズのマップ。日本をテーマにしたものが,18種中6種もあることに驚く
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 なお,オムニムーブメント周りでは,前作にフィーチャーされていたタクティカル・スプリントがデフォルトではなくなり,PERKの1つへと変更された。
 これについては,タクティカル・スプリントが戦略上必要だとプレイヤーが判断するかどうか,というトレードオフの観点や,プレイヤー全員がタクティカル・スプリントを駆使する状態では,ベースとなるゲームのスピードが早過ぎるため,それを是正する意味合いがあるようだ。
 タクティカル・スプリントがなかったBO2への回帰という意味でも,かなり早くから「Call of Duty: Black Ops 7」でも採用しないことが決まっていたと,ある開発者は話していた。


新モード: 「オーバーロード」はβテストでプレイ可能に!


 「Call of Duty: Black Ops 7」のゲームモードは,新たに採用される20対20の「スカーミッシュ」を別にすると,同じく新登場の「オーバーロード」をはじめ,「チームデスマッチ」「ドミネーション」「サーチ&デストロイ」「キルコンファーム」「Free-For-All」「ハードポイント」「ガンファイト」「キルオーダー」「コントロール」という10種類の“コア”マルチプレイヤー体験となる。
 さらに,よりコンパクトに調整されたマップを使って少人数で戦う「フェイスオフ」は,「チームデスマッチ」「ドミネーション」「キルコンファーム」,そして「キルオーダー」が対応している。

BO7に新たにフィーチャーされる「オーバーロード」モード
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 新たに登場する「オーバーロード」は,黄色いフレームが目立つクレート型の“オーバーロードデバイス”の支配権をかけて戦う6対6のゲームモードだ。今回のβテストでは,「Exposure」と「Imprint」のマップでプレイ可能だが,マッチ中にこのデバイスは1つしかなく,ハーフタイム制で出現するたびにコムでアナウンスされ,HUDとTACには場所も表示される。
 相手より先にオーバーロードデバイスを入手したチームは,敵チームの開始スポーン地点付近にある2つの指定ゾーンのいずれかに向かって走るキャリアーを護衛して成功すればポイントを獲得し,敵チームはそれを阻止することでポイントの獲得を狙う。いわゆる「エスコート」モードのバリエーションといえるかもしれない。
 デバイスを持ってゾーンに移動中のプレイヤーはパーソナルレーダーを利用でき,これは周囲の敵を検知できるので,コミュニケーションを取り合いながら一緒に行動することが必然的に勝利に近づくと感じた。

今回のイベントではテストできなかったが,20対20のプレイが楽しめる「スカ―ミッシュ」ではムササビウィングや鍵縄,そのほかビークルも登場する
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 公式ブログ記事によると,βテストで体験できるマルチプレイヤーモードは,「チームデスマッチ」「ドミネーション」「キルコンファーム」「ハードポイント」,そして「オーバーロード」が予定されている。
 ただ,今回のイベント会場でアンロックされていたのは,上記の「オーバーロード」の2つのマップに加えて,「チームデスマッチ」向けの「Blackheart」,「ドミネーション」向けの「Forge」,そして「Hardpoint」向けの「Toshin」と「Cortex」となっていた。
 また,これらのゲームモードに加えて,プレイヤーが自分のトラバーサル(移動)を練習したり,銃器の扱いに慣れたりするための「練習モード」もβテストで公開される予定だ。


武器:ローンチ時は30種登場。武器プレステージが久々に復活


 CoDシリーズには,大きく分けて「アサルトライフル」「ショットガン」「ライトマシンガン」「サブマシンガン」「マークスマンライフル」,そして「スナイパーライフル」という6カテゴリの武器タイプが登場する。「Call of Duty: Black Ops 7」のローンチ時にはデフォルト装備のセカンダリーである「ピストル」などを含めて,計30種の武器が登場し,そのうち新しいものは16種類に及ぶ。

BO2のキャンペーン直後にあたる時代が描かれるということもあり,あの作品の代表的なアサルトライフル“ピースメーカー”もフィーチャーされる
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 新しい要素としては,「武器ビルド・シェアリング」というシステムが実装され,例えばお気に入りのロードアウトがあれば,「ビルドコード」を仲間とシェアすることも可能になった。見たところ,このコードは10桁もあるのでゲームパッドだとコードを打ち込むのが面倒くさそうだが,コミュニティでどのように利用されていくのかは楽しみではある。

 また,武器システムには2018年のBO4以来,7年ぶりに「武器プレステージ」が復活する。プレイヤープレステージと同様に,マルチプレイヤーだけでなく,ゾンビ,「Call of Duty: Warzone」(シーズン1),そしてCo-opキャンペーンでも利用可能になっており,それぞれの武器を使いこなしていくことで,特殊アタッチメントや武器迷彩を獲得できる。

 それぞれの武器には,Lv1からLv50まで成長させていくという2段階の武器プレステージが用意されており,250の追加レベルを含む武器プレステージマスターが待ち受けている。
 「武器プレステージ1」に到達すると,武器ごとに異なるユニークな「プレステージアタッチメント」がアンロックされるとともに,任意で選べる1種類のアタッチメントを永久解除できる。
 また,達成記念としてほかの武器でも利用できるユニークな武器迷彩を獲得し,この武器は永久解除済みのアタッチメントや武器迷彩が適用された状態で「プレステージビルド」として自動生成されるようになる。
 さらに,その状態(つまりアタッチメント1つと武器迷彩を残した状態)で2周目になる「武器プレステージ2」のフェーズに入り,Lv50に到達すると,さらに永久解除のアタッチメントが1つ追加され,新しい武器迷彩に加えて「武器チャーム」も獲得できる。

武器プレステージマスターで得られる武器迷彩は,やはり特別感がある。獲得すれば,ほかの武器に利用することもできるという
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 「武器プレステージ」の2周が完了すると,Lv250までレベルアップさせていく「武器プレステージマスター」が待っている。
 武器自体のレベルは変更されないものの,Lv100,Lv150,Lv200,そしてLv250のマイルストーンそれぞれで,新たな武器迷彩がアンロックされる。
 上記したマルチプレイヤー,ゾンビ,Warzone,そしてCo-opキャンペーンに対応する4種類,つまり合計16種類の「マスタリー迷彩」が獲得できるとともに,所有している武器の全アタッチメントが永久解除となる。

 今回は撮影できなかったものの,この16種のマスタリー迷彩のうち,溶かした金を塗りたくったような「Molten Gold」(マルチプレイLv100)から,黒い血管が浮かび上がったような不気味な「Infestation」(ゾンビLv250)などが紹介された。
 「武器プレステージマスター」のレベルアップは,それ以前の2段階よりも早いスピードで進行するとのことだが,ダブルXP武器トークンを利用すれば2倍のグラインドスピードになる。「Call of Duty: Black Ops 7」のCamoグラインディングがさらに強化されているのは間違いなく,武器迷彩のコレクターにはうれしい要素といえるかもしれない。


ロードアウト: 新たなフィーチャー「オーバークロック」


 「Call of Duty: Black Ops 7」のロードアウトメニューは,「CoDシリーズのスタイルを継承」というほどのものでなく,「BO6とほぼ同じ」といったほうがわかりやすい。
 「プライマリー」「セカンダリー」「メレー」の武器スロット3種に加えて,「タクティカル」「リーサル」「フィールドアップグレード」「PERK」「コンバットスペシャリティ」,そして「ワイルドカード」が整然とブロック状に並べられている。

非常に既視感のあるロードアウトスクリーンだが,見慣れているのは決して悪いことではない
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 ロードアウトは,オペレーターが戦闘に持ち込む武器,装備,フィールドアップグレード,PERKにおける,その機能や能力を決定する。プレイヤーは最大10個のロードアウトをカスタマイズして名前を付けることができ,試合前だけでなく試合中も微調整することが可能なため,戦闘状況に合わせて必要なロードアウトに変えられる。

 ロードアウトの新たなフィーチャーが「オーバークロック」と呼ばれるシステムだ。武器に加えてタクティカル,リーサル,フィールドアップグレード,PERK,そしてスコアストリークをカスタマイズし,アップグレードできるようになった。

リーサル装備のリスト
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 これらのロードアウトアイテムを効果的に使用することで,マッチが進行していくにつれて最大2パターンのオーバークロックアビリティがアンロックされ,スコアストリークのスコアコスト低下,フィールドアップグレードのチャージ時間短縮,装備のリーサル効果増加など,戦場におけるメリットを得られる。

 オーバークロックアビリティは,例えば相手の装備やスコアストリークなどの電子機器を無効化できるタクティカル装備の「EMPグレネード」であれば,「妨害範囲が拡大する」「投げる前に溜めることで,追加のEMPバーストが発生する」の2つがある。
 リーサル装備の1つ「ポイントターレット」なら,「連射速度が向上する」「壁や天井にも設置できる」という2パターンが用意されているといった具合だ。

BO7では新たに,シールドを使う敵にグレネードを付けて仕留める「Body Shield Grenade Finisher」が加わる。「Gears of War」などでも見たことがあるので珍しいものではないが,満足感は得られそうだ
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 βテストでも公開される予定のスコアストリーク「D.A.W.G.」であれば,「身を低くフロアに設置してエリアを守るサポート機能を追加する」というセントリーモードか,「発砲の有効時間が延長される」かのどちらかになる。これらのアビリティについては,公式ブログ記事(関連記事)に記載されているので,気になる人は読んでおこう。

 なお,βテスト時には非公開になっているタクティカルの1つに「ハンターボット」があり,これはプレイヤー個人の護衛用として頭上でホバリングし,敵のフィールドアップグレードもしくはスコアストリークへと激突することで,プレイヤーを危害から守ってくれる。
 また,フィールドアップグレードにはオペレーターの足音を消音する「ミュート・シールド」という,PERKの「Ninja」と同等の効果を持つアイテムも新たに加えられ,相手チームのミニマップから居場所を一時的に消したり,スコアストリークのターゲットにならないなどの恩恵を受けられたりする。こちらも,ローンチ時までお預けになるとのことだった。


PERK: 「ハイブリッド・コンバットスペシャル」という新要素


 こちらもブログ記事(関連記事)に詳しく書かれているが,オペレーターに移動速度や武器の操作性,ステルス機能,追加防御,情報収集能力など,幅広い特性を向上させる特殊能力「PERK」のシステムにも一部変更がある。

 「Call of Duty: Black Ops 7」には,任意のPERKを設置できる3つのスロットがあり,それぞれに「レッド」(エンフォーサー),「ブルー」(リコン),「グリーン」(ストラテジスト)というカテゴリに分かれた9つのPERKが用意されている。
 前作のBO6では,これらのロードアウトの組み合わせで,より独自性の強い能力の向上を見込める「コンバットスペシャル」を発動させるためには,3つのPERKスロットの色をすべて揃える必要があった。
 これに対して「Call of Duty: Black Ops 7」では,新たに「レッドとブルー」「レッドとグリーン」,そして「ブルーとグリーン」という2色までを混在させることができるようになっている。
 これにより,「ハイブリッド・コンバットスペシャル」(ハイブリッドスペシャルとも)と呼ばれる,文字どおりハイブリッド型のコンバットスペシャルを利用できるようになった。

ハイブリッド・コンバットスペシャルの1つである「オペレーティブ」に仕立て上げるための一例
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 エンフォーサーとリコンを組み合わせて,「弾薬キルを達成すると,敵のミニマップに5秒間は表示されなくなる」というオフェンス系ステルス性能が強化された「スカウト」,エンフォーサーとストラテジストでは「アシストを獲得すると,10秒間は弾薬キルでボーナススコアを獲得する」というサポート系オフェンスの「タクティシャン」になる。
 さらにリコンとストラテジストの組み合わせでは,「ステルスキルでフィールドアップグレードチャージを獲得する」ことが可能になるステルスとサポートのハイブリッド「オペレーティブ」といった具合だ。

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 また,「ワイルドカード」についてはβテスト時に,追加のアタッチメントを3枠獲得する「ガンファイター」,メイン武器とサブ武器のスロットに銃器を二丁持ちにできる「オーバーキル」,そして追加のPERKを1つ装備する「PERKグリード」が公開される。
 ローンチ時は9種類が存在するとのことだが,その中でも気になるのは,BO6にもフィーチャーされていた「スペシャリスト」だろう。スコアストリークが通常選択するPERKに,3つの追加PERKを加えたものに置き換わり,1200スコアですべてのPERKを獲得できるようになっている。

ワイルドカードは全9種類。両手に銃器を持てる「オーバーキル」やスコアストリークのアンロックに命を燃やせる「スペシャリスト」に期待
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 東京ゲームショウ2025では,事前購入しなくてもアーリーアクセスに参加できるコードが配布されていたので,日本からオープンβテストに参加するゲーマーも多いだろう。今回のプレビューイベントでは,Co-opを含むキャンペーンモードについてお披露目の予定はないものの,後日掲載の記事ではゾンビモードの情報を詳しく紹介するので楽しみにしてほしい。

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