
プレイレポート
[プレイレポ]さながらSwitch2 EXPO? 「Nintendo Switch 2 のひみつ展」は,子どもと一緒に巡りたくなる“遊べる展示会”
そんな本作を,2025年4月3日に開催されたメディア向け体験会「Nintendo Switch 2 Premiere」に続いて(関連記事),再度発売前に体験する機会を得た。
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「Nintendo Switch 2のひみつ展」でSwitch 2の新機能はもちろん,IT用語の理解も深まる!?[Switch 2先行体験]
![「Nintendo Switch 2のひみつ展」でSwitch 2の新機能はもちろん,IT用語の理解も深まる!?[Switch 2先行体験]](/games/897/G089763/20250403044/TN/010.jpg)
任天堂が本日(4月3日)開催したメディア向け体験会「Nintendo Switch 2 Premiere」に,「Nintendo Switch 2のひみつ展」がプレイアブル出展されていたので,レポートしよう。Switch 2の新機能はもちろん,IT全般の知識が深まりそうな内容となっていた。
さながら“Nintendo Switch 2 EXPO”な展示空間でSwitch2のひみつを知る
メディア向け体験会でも紹介したとおり,本作はSwitch2そのものが“展示会場”になっており,Joy-Con 2(L / R)や本体などの各エリアを巡り,HD振動2やタッチスクリーンといったSwitch2を構成する機能に詳しく触れられるゲームだ。
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エリアのあちこちにふきだしが表示された人やデバイスがあり,話しかけたり触れたりすることで,各部の仕組みを図や映像で読み解き,ミニゲームやテックデモで遊びながら知ることができる。
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今回体験したもので説明すると,Joy-Con 2の物理計算のデモでは,Joy-Con 2を振ると画面上のマラカスが動き,それに応じた振動がJoy-Con 2に伝わり“ホントに振っている感”とその仕組みを理解できる。“中身”をゴムボールに切り替えることもでき,そのときの「変わった!」という感覚には驚かされた。
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Joy-Con 2(R)のエリアで体験できたのが,“本体スタンドの角度”に関するミニゲーム。Switch有機ELモデルでの採用でもおなじみ,任意の角度で固定できるフリーストップスタンドを使ったちょっとしたテストで,45度や60度などの指定された角度に合わせてスタンドを固定するというものだ。
一見地味だけど,5度の違いが絶妙でけっこう本気にさせられるとともに,Switch2のフリーストップスタンドの使い心地の良さを実感できる内容だった。そして,「Switch2の角度に関する感度すごいな……」ということにもあらためて気づかされる。
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こうしていろいろな場所でミニゲームを楽しみながらSwitch2の“ふしぎ”に触れ,ときにはクイズ形式でおさらいして会場内を見てまわる。そして,それらにチャレンジしたりクリアしたりしてスタンプを集めると,Joy-Con 2(L)から本体,Joy-Con 2(R)といったように新しいエリアが開放されていく。
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ふしぎ展の会場はただ歩いているだけでも楽しく,タッチスクリーンの上ではキャラクターがツルツルと滑ったり,本体の端にあるエレベーターでマグネットコネクターのある場所へ降りていけたりといった遊び心にあふれている。
また「楽しいなあ」と思ってただ歩き回っていると,ふいにインタラクトできるものが現れることも。目的地を目指すだけじゃなく,道中にこそ楽しさがある。会場全体がそんな“ひみつ”に満ちた場所になっているのだ。
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Nintendo Switch 2というゲーム機がどんなものかに詳しく触れられるのはもちろん,それにとどまらず,解像度やフレームレートといったゲームに関する言葉や仕組みにも自然と触れられるようになっている。
このあたりはとくに,小学生の子どもがいる立場として“保護者の皆さんにおすすめしたいポイント”だ。
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ゲームを「遊ぶ」だけでなく,「作る」ことにも日常的に触れている今の子どもたちだからこそ,Switch2だけに限定しないゲーム全体に関する基礎知識を遊びながら得られる本作に興味を持つはず。
保護者の皆さんには,現実の博物館や展示会を親子で巡るような感覚で「ひみつ展」を一緒に楽しんでもらえたらと思う。自然と会話も生まれて,知識の橋渡しや自身の学びになるはずだ。
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今回はSwitch2本体とJoy-Con 2まわりのエリアのみの体験だったが,それ以外にも周辺機器に関するエリアも用意されているようで,そちらも楽しみだ。
一部のコンテンツではUSBカメラやProコントローラー,4K対応テレビなどが必要になる(詳細は公式サイトのこちらを参照)が,基本的にはSwitch2さえあればたっぷり遊べて知識が得られるつくりになっている。
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個人的には「Switch2を手に入れたなら,まず最初に入れておきたい1本!」とオススメしたいところだけど,本作はSwitch2を楽しむうえで“必修”というわけではない。これがなくても,じゅうぶんにSwitch2というゲーム機の面白さは体験できるからだ。
なので,まずはSwitch2でいろいろなゲームをプレイし,遊んでいるうちに「この機能ってどういう仕組みなんだろう?」「この体験は一体どう作られているんだ?」と気になり出したら導入してみる。そんな距離感でもいいと思う。
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Switch2を購入したとき。ゲームを遊んでいて「これはどう作られているんだろう?」と思ったとき。そんなふうに「Switch2というゲーム機のいろいろな“ふしぎ”に迫りたい!」と知的好奇心をくすぐられたら,そのタイミングで「ひみつ展」に足を運んでみてほしい。
「Nintendo Switch 2 のひみつ展」公式サイト
- 関連タイトル:
Nintendo Switch 2 のひみつ展
- この記事のURL:
(C)Nintendo