愛され続けるEVEの世界がサバイバルMMOに！CCPが「EVE Frontier」の開発をアナウンス。6月11日からオープンβテストも開始へ

　アイスランドを拠点にするCCPは，本日開催されたFuture Games Show: Summer Showcase 2025にて新作サバイバルMMO「EVE Frontier」の開発をアナウンスするとともに，6月11日からはオープンβテストも開始することを発表した。すでに販売専用の公式サイト（外部リンク）が立ち上がり，当日から自由に映像作りも行える3つのバージョンが予約販売されている。



　2024年10月にティザー映像が公開されて以降，少しずつ情報が公開されていた「EVE Frontier」は，20年以上のライブサービスを誇る根強い人気の「EVE Online」の世界をベースにし，そのスピンオフとしてサバイバル要素を取り入れた新作だ。
　3つのブラックホールに囲まれているトライラニー（The Trirany）という世界に閉じ込められている人々が，失われた古代文明の再興を狙って新たな勢力作りを行っていくことになる。


　プレイヤーのギルド運営や経済活動によって世界の在り方も自在に変化していくという「EVE Frontier」だが，これまでの情報によると「EVE Online」とは比較にならないほどのMODサポートを行い，プレイヤーは自在にMODを開発できるのだという。
　閉じ込められているとは言え，非常に広大な世界になっており，10万種の星系で構成されたマップ（EVE Onlineは7800星系）の中を航行し，資源開発や他のプレイヤー勢力，さらにはAIコントロールのモンスターなどとも戦いながらサバイバルを楽しめるとのことだ。


　本作は公式サイトのみでの販売などの展開をするらしく，現時点では言語サポートなどの情報はない様子であるが，販売サイトによると「創設者（ファウンダー）版」として，ネームの確保や様々なデジタルアイテム，さらにストリームの権利などを含むプレローンチ版が予約販売中で，「ACSENDED」（99.99ドル），「INITIATED」（69.99ドル），「AWAKENED」（39.99ドル）のいずれかを購入できる。
　ブロックチェーン化されたWeb3系MMORPGとなる様子で，そのローンチがどのようなインパクトを持つのか期待しておきたいところだ。

「EVE Frontier」公式サイト

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