「Black Mesa」の開発陣が手掛けるCo-opシューター「Rogue Point」。自動生成マップで“ファイブスター傭兵”に挑め［gamescom］

　gamescom 2025のTeam 17ビジネスブースで，Crowbar Collectiveが開発中のCo-opシューター「Rogue Point」のライブデモをチェックしてきたので，その魅力をお伝えしよう。


　「Rogue Point」は，巨大軍事企業のCEOが死去し，部下たちが経済帝国の支配を狙って傭兵を雇い，重要拠点を巡る争奪戦を繰り広げる近未来が舞台。プレイヤーは，争奪戦を鎮圧するべく集められた特殊部隊“ローグポイント”のメンバーとして，一人称視点のタクティカルシューターを体験する。
　ソロまたは最大4人でのCo-opプレイに対応し，人員救助や証拠確保など，多彩なミッションに挑む。


　敵となる傭兵集団「MERX」は，企業が開発した専用アプリで管理されている設定だ。一般兵に加え，興奮剤を使用し大鉈を振り回す“熱狂兵”や，遠距離から攻撃する“狙撃手”など，複数のタイプが登場する。さらに，頂点に君臨する“ファイブスター”と呼ばれる強力なボスも存在する。
　今回のデモではファイブスターとの対峙はなかったが，協力して倒すとトロフィーが獲得できるという。


　本作の最大の特徴は，「Parameter Design」システムによる自動生成マップだ。ミッションの舞台は，空港，ショッピングモール，オフィス，海底油田プラットフォームの4つがローンチ時に予定されているが，プレイごとにマップ構成や敵の配置，ミッションタイプが変化。これにより，繰り返し遊んでも新鮮な体験が得られるだろう。


　開発元のCrowbar Collectiveは，「Half-Life」のファンメイド・リマスター「Black Mesa」を手掛けたMODクリエイターたちが集結したスタジオだ。その実績から，独特な魅力を持つシューティングゲームに仕上がる予感がする。6月に公開されたプレイアブルデモは5万ダウンロードを記録し，注目度も高い。本作は年内にもアーリーアクセス版の配信が予定されている。

「Rogue Point」を開発するCrowbar CollectiveのBrad Sheremeta氏（右）とAdam Engels氏

「Rogue Point」公式サイト

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