ワラワラ湧いてくる敵を倒す爽快感がたまらない。少女がジェット噴射で飛び続ける「ウルトラジェットガール」試遊レポート［TGS2025］

　幕張メッセで開催中のゲームイベント「東京ゲームショウ2025」のインディーゲームエリア・講談社ゲームラボブースに，新作ゲーム「ウルトラジェットガール」が試遊出展されていた。本稿では，そのプレイレポートをお届けしよう。


　ウルトラジェットガールは，壊れかけのジェットパックを背負った少女「ルー」が，母親を探しに遥か空にそびえ立つ「空島」を目指すジェットパックアクションローグライトゲームだ。ブースで配布されていた冊子「ゲームラボマガジン Vol.2」によれば，2026年発売予定となっており，対応プラットフォームはSteamとなる。

　今回試遊できた体験版はチュートリアル的なもので，1分間ジェットで飛び続けるというもの。体験版ではジェットパックの耐久値は無限となっているが，本来は道中の敵を倒して燃料を補給しないとガス欠になってしまうそうだ。


　ジェット噴射を行うことで，一定時間ブーストし，上にいける。アクションとしては，ジェット噴射を行うたびに，2D横スクロールアクションの2段ジャンプのような動きをする……といえば伝わるだろうか。ジェット噴射を連打することで上にいけるのだが，噴射をしないと下へと落下してしまう。

　敵については，緑の敵は普通にぶつかっているだけで倒せる。ただし，道中の赤い敵にぶつかるとダメージを受け，最初からやり直しとなってしまう。この敵は，ジェット噴射時に出てくる炎「アフターバーナー」を当てることで倒せるのだが，それ以外の手段で触れてはいけない。


　本作は，緑の敵にぶつかりつつ，赤の敵はアフターバーナーで倒しながら飛び続けるというシンプルなゲーム性なのだが，やってみるとこれが非常に気持ちいい。手触り感がかなり良く，ワラワラ出てくる緑の敵を体当たりしまくって倒していくのはなかなか爽快だった。

　例えるなら，「Vampire Survivors」の大量に湧いてくる敵をガシガシ倒していくようなイメージだ。


　そうして1分間飛び続けたのち，本作の試遊は終了となった。シンプルではあるがやみつきになってしまうタイトルで，リリースされたらぜひあらためて正式版を触ってみたいと感じた。本作の続報には，今後注目していきたい。

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