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印刷2025/06/22 05:00

プレイレポート

[プレイレポ]「ボーダーランズ4」先行体験会レポート“その2”。Gearbox社長Randy Pitchford氏からアドバイスされてマルチプレイしたらめちゃくちゃ盛り上がった話

 Gearbox Softwareが開発,2K Gamesが販売を行う,シューティングRPG「ボーダーランズ」シリーズ最新作「ボーダーランズ4」PC / PS5 / Xbox Series X|S / Nintendo Switch 2)が,2025年9月12日に発売される。

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 世界的人気を誇る「ボーダーランズ」シリーズの最新ナンバリングとして,ゲームを構成する要素の何もかもがシリーズ最大級になった一方,プレイ上での快適性向上も図られるなど,まさしくシューティングRPGの“キング”として堂々と姿を現す「ボーダーランズ4」。シリーズのファンはもちろん,本作からシリーズに入るプレイヤーも存分に楽しめるゲーム作りを心がけているそうで,スマッシュヒットの予感だ。

 5月某日,そんな本作を一足先に体験できる国内媒体向けの先行体験会が開催され,筆者も参加する機会を得た。「ボーダーランズ4」に染まった会場には,本作の開発を行うGearbox Softwareのメンバーの顔ぶれがあり,その中には,同社社長のRandy Pitchford氏の姿も。本稿の掲載に先立ち,体験会や会場の模様をお伝えするレポートを掲載している。ぜひ,そちらも併せてチェックしてほしい。

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 Gearbox Softwareが開発,2K Gamesが販売を行う,シューティングRPG「ボーダーランズ」シリーズ最新作「ボーダーランズ4」は2025年9月12日に発売される。5月某日,日本のゲーム媒体を対象に,本作の先行プレイ体験会が開催された。筆者もこれに参加する機会を得たので,その模様をお伝えする。

[2025/06/20 15:35]

 先のレポートに続く本稿は,現役バリバリの社長かつ,“DuvalMagic”のハンドルネームで活動する,著名ベテランゲーマーでもあるPitchford氏に,アドバイスされながら「ボーダーランズ4」をプレイしてみましたという異色の内容をお届けしたいと思う。言語,そして立場を越えて,ゲーマー同士の熱いパッションが繰り広げられる体験であった。「こういうのあるある」と笑いながら,読み進めていただければ幸いである。

Randy “DuvalMagic” Pitchford氏。数多くのタイトルに携わってきたベテランだ
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 再度お断りしておくが,今回プレイしたのは,本イベント用のデモンストレーション版だ。登場する4名のヴォルト・ハンターのうち,ダークセイレーンのヴェックス,エクソソルジャーのラファでのみプレイできることをはじめとする,各種機能に制限がかかっている仕様となっている。後にリリースされる製品版とは異なるものであることを,何卒ご承知いただきたい。


雑魚退治とデカブツ退治の時間だ!


 先の記事では,ゲーム序盤のフィールド探索を含めたプレイレポートをお伝えしているが,本稿でお届けするのは,ある程度ゲームが進行した段階のもの。具体的な内容としては「ヴォルトミッション+ボスバトル」となるが,「ウェーブ戦を潜り抜けた先でボスと戦うミッション」という認識をしてもらえれば,なんとなくイメージを掴みやすいはずだ。

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 さて,先のプレイでは,筆者は登場する4名のヴォルト・ハンターの中で,エクソソルジャーと銘打たれる「ラファ」でプレイした。メカメカしくてかっこいいからと理由は単純だが,やはり異なるキャラクターも使用してみたいもの。というわけで,今回のプレイでは「ヴェックス」をチョイスした。セイレーンとは異なる能力を持つダーク・セイレーンであり,分身を召喚するアクション・スキルを駆使しての戦闘を楽しめる。

ダーク・セイレーンのヴェックス
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 先に軽く触れたが,今回のプレイで探索要素などは基本的になく,ひたすらウェーブ戦を潜り抜ける場面からプレイが始まった。ちなみに,キャラクターのステータスは20レベルとなっており,武器などもレベルに見合ったものが装備されている。そのため,低レベルで放り込まれた先のプレイよりは,比較的,大胆に戦えた。

 と言いつつ,プレイ前に「今回のプレイはチャレンジングな難度です」と通告があった通り,完全に頭を空っぽにしてヒャッハー! しながらプレイできたわけではない。先のプレイでは意気揚々と突撃してデスしかけ,慌てて物陰からスナイパーライフルでチクチクするようになる程度にはシビアであり,そうした傾向はこちらでも同じであった。

スキルポイントなどは事前に割り振られていた。もちろん製品版では多様なビルドを楽しめる
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 遮蔽物をしっかりと利用したうえで,ヴェックスのアクション・スキルを使いながら,欲張らずに敵の数を減らしていくことになる。
 ブレードで敵を切り刻む,なんとも豪快なアクション・スキルが設定されていたラファとは一風異なり,今回のビルドでヴェックスに初期設定されたアクション・スキルは「リーパー」と「スペクター」,2種類の分身を使役して共同で戦うもの。敵を追尾して近接攻撃を行うリーパー,展開された位置から射撃で援護してくれるスペクターを使い分け,有利に戦闘を進めるのが基本的な戦闘スタイルとなる。

リーパーとスペクター。パッと出せば勝手に敵を追い回す前者は特に扱いやすい
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 気楽にポイポイ召喚でき,それなりに敵のターゲットも吸ってくれるので,ソロプレイでは非常に役立った。筆者の体感的には,純粋な火力面ではスペクターに分があると感じたが,敵を追尾してくれるリーパーは非常に便利で,まさに“出し得”といった存在。遮蔽物が多い場所ではリーパー,あまりない場所ではスペクターなど,シチュエーションで使い分けるのが良さそうだ。

 さて,そんなこんなで銃をぶっ放していると,筆者はあることに気づいた。本作から登場する武器メーカー「ダイダロス」社の特徴は,射撃する弾薬の属性を切り替えられること。下の画像を見てもらえれば,使用中の銃が,レディエーションとクリオ,2つの属性を持っていることが分かるはずだ。

残弾表示の横に注目
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 だが,弾倉が空っぽになったところでリロードを行うと,銃をポイっと投げ捨て,新たな銃が手の内に再構築された。これは過去作品にも登場した,リロードという概念をいろいろな意味で投げ捨てた「ティーディオール」社の特徴である。
 複数の会社の特徴を持つこの銃は,本作から登場する新たな武器システム,「認可パーツ」(1つの銃にさまざまなメーカーのパーツが組み合わさることで,それぞれの特徴を備えた銃になる)によって生まれた銃であったわけだ。「我々の世界に住む人々よりも多くの銃が登場するからね」とPitchford氏が語った,前人未到のバリエーションのうちの1つが,この銃なのだろう。

ポイっと投げ捨てた後はタレットに。まさしく優等生な銃だ
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 同じく今作から登場する「リッパー」社の銃も使うことができた。同社の銃は射撃前にチャージし,チャージした分だけフルオートの猛連射をぶっ放すという,クセが強い特徴を持つ。ただ,遮蔽でチャージ,飛び出して射撃といった具合に,意外と使い心地はしっくりくるものだ。その性質上,猛連射からくる瞬間火力は強烈で,あっという間に虜になってしまった。弾薬消費こそ激しいが,それに見合うパワーと魅力を持っている。

少々クセは強いが火力は抜群!
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 そうしていろいろと試しながら,襲い来る敵を片っ端からなぎ倒して進んで行くと,目に映る風景に変化が出てきた。「Go to point of no return」のガイド通り進み,カタパルトで打ち出されると……。お察しの通り,ボス戦です。おいおい,なんだかヤベェのが出てきちゃったじゃないのォ……!

道中にはおなじみ自販機も登場。これも楽しみの1つだ。それにしてもECHO-4がかわいい
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デカブツ登場!
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 このトンデモないデカブツの名は,「ガーディアン・インセプトゥス」。そこらの雑魚やネームドとは格が違うデカさであり,まさに王道のボス敵といった感じだ。すぐさま戦闘が始まるのだが,それはもう泣きたくなるほどカチカチである。
 先ほどまで存分に火を噴いていたリッパー社の銃が,もう悲しいほどに豆鉄砲。とても弾薬が足りる見込みはない。とはいえ弱点はあり,時間経過で再生されるイボのようなものには,ダメージが割と通るようだった。

イボ(のようなもの)に集中砲火を浴びせていく
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 巨大な尻尾で足元全体を薙ぎ払ってきたり,天井を這って尻尾で突き刺してくるなど,攻撃手段も多彩。グライド(サイドステップ)や,ダブルジャンプを駆使して攻撃をかわしていくのだが,とくに厄介なのが,体から放出する胞子(らしきもの)を使った攻撃だ。
 かなりの数が放出され,ゆっくりとホーミングしながら追いかけてきて爆発するという,ソロプレイ泣かせの仕様である。雑魚敵を呼び寄せるといった厄介な攻撃にも対処しつつ,先述した弱点を潰していく。

とんでもない量の攻撃。当たればもちろん痛い
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体の一部を目掛けてのグラップリングも可能。弱点が再生していれば銃を使わずにダメージを与えられる
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 そうしてギミックチックな戦闘にあたふたしていると,会場の担当者から「協力プレイはいかがですか?」と声をかけられた。もちろんソロプレイもいいが,やはり「ボーダーランズ」といえばマルチプレイも格別である。ありがたく提案を受けることにした……のだが。


「どんどんスキルを使え!」


 「準備運動するぞ,ペアになれー」。そんな言葉を聞いたことはないだろうか。読者の諸兄諸姉にも学生時代はあったことだろうし,現役学生という方もおられるだろう。筆者はこの言葉を,学生時代の体育でよく耳にしたが,ペアを組む相手が存在しないという悲しい現実が待っていた。

まったくの余談だが,もちろんヴェックスの外観もカスタム可能
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 そんな筆者を見かねてか,2Kの優しき心を持つ1人が手を挙げてくれ,一緒にプレイしてくれることになった。互いの自己紹介をする間もなくプレイが始まってしまったのだが,周囲から“Jack”と呼ばれていたので,筆者もJackと呼んだ。本稿でもそれに倣うことにする。この場をお借りして,Jack氏には感謝を申し上げたい。一緒にプレイしてくれてありがとう。とても楽しかった!

 なお,当日は協力プレイのキャプチャが許可されていなかったため,筆者がソロで挑戦していた際のキャプチャ画像を利用していることを,ご了承いただきたい。

画面内に仲間がいるだけで楽しさ倍増!
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 そうして,Jack氏との協力プレイで,先ほどのボス戦へ再度挑戦することになった。何となく感づいている読者の方もおられるかもしれないが,Jack氏,率先して手を挙げてくれるだけあって,それはもうめちゃくちゃ強い。
 ゲーム会社側としてボスを知り尽くしており,さらにシュータープレイヤーとしての腕前も高かったため,しっかりと火力を出しているのがハッキリ分かる。そのため,攻撃パターンをひたすら覚えようとし,辺りを飛び跳ねては,隙を見て雑に銃をばらまくジャンピングマン(筆者)との対比が凄まじいことになっていた。

リーチの長い尻尾が脅威。突き刺し→引き寄せ→サマーソルトといったコンボも決めてくる
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 しかし,ここで静かになってしまっては愚の骨頂。オーバー気味にリアクションをし,雑な英語だが,とにかく前向きにコミュニケーションを取っていく。次第に筆者も攻撃のタイミングが増え,苦しみながらも敵を削っていた,まさにそんなタイミングであった。

「スキルをどんどん使え!」(意訳)

 筆者の背後から,そんな言葉が掛けられた。「誰だぁ?」と思いつつ振り返ると,そこにいたのは,まさかのPitchford氏。開発元の社長自ら「スキル使うのを忘れるな!」と叱咤激励してくれる機会は,ゲーム人生の中でもそうそうないだろう。
 ほかにも,グローバル・クリエイティブ・エクゼクティブオフィサーのAndrew Reiner氏をはじめとする,Gearboxのメンバーたち数人が背後に集結し,なぜか筆者にアドバイスや応援をしてくれる異様な空間が誕生した。

Pitchford氏のアドバイスによりリーパー召喚マシンと化した筆者
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 Pitchford氏のアドバイスはジャンプ,グライド,スキルのクールダウンなど,極めて的確であった。そして,リーパーやスペクターを召喚するのが遅れると「スキルだ!」と,即座に指摘してくれるのである。
 ダウン後のセカンド・ウィンド(戦って生き延びろ!)時には「まだ終わっちゃいない!」と熱く激励してくれたりと,まさしくボクシングのセコンドだ。問題はそのセコンドが,社長であり実業家,そして名だたる作品に携わってきたゲームクリエイターということである。

 そうした熱い応援を受け,必死に戦っていると,なんとか無事にボスを撃破できた。場は謎の盛り上がりを見せ,「Yeah!」と歓声も上がる。思わずJack氏ともハイタッチを交わす。Pitchford氏からもリップサービスという名の称賛の言葉をもらい,キャリーされただけの筆者だが,形容しがたい高揚感に心が満たされた。その場の空気は,容易く想像できる典型的なハリウッド映画の陽気なワンシーンだった。

協力プレイのキャプチャが不可能であったため,撃破時の画を掲載できないのが残念!
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 同時に,“DuvalMagic”ことPitchford氏のゲーマーっぷりを強く感じた瞬間でもあった。本作のボリュームを「楽しく作ってたら広くなっちゃった」と語ったことにも,「本当にゲームが好きで仕方ないんだろうな」と妙に納得がいったのだ。あの光景はまさしく,休日に友人たちで集まって,テレビを囲んで「このやろ〜!」と騒ぎながら,時間の限りゲームをプレイする……そんな記憶を思い起こさせたものだったから。そして,この微笑ましい光景に国境はないのだろうなと,改めて考えさせられた一幕だった。


みんなでヒャッハーできるゲーム作り


 とても貴重な(?)体験をした時間であったが,やはりマルチプレイは格別の味である。

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 製品版では,全プラットフォームに対応する最大4人までのオンラインマルチプレイが可能になるほか,PS5,Xbox Series X|Sでは,画面を分割してのローカルプレイも楽しめる。マルチプレイ時にはレベルの自動調整機能もあるので,進行状況が異なっていても問題なく一緒に遊べるだろう。
 シューターといえばPvPのイメージが強い昨今だが,マルチプレイのPvEシューターの面白さも多くの人に味わってほしいし,知ってほしい。本稿が,その一助を担えていれば幸いである。

 会場を後にする直前,「本当に楽しかったよ。発売を楽しみに待ってます」とPitchford氏に挨拶をしたのだが,「だよね? 僕らも発売するのが待ちきれないし,みんなと早くプレイしたいんだ(笑)」と,最後まで茶目っ気たっぷりに返してくれた。

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 Pitchford氏が指揮を執るゲーム作りの根底にあるものは,“あの頃のように,みんなで夢中になれるゲームを作ること”なのかもしれない。きっと「ボーダーランズ4」も,みんなで夢中になってヒャッハーできる……そんなタイトルに仕上がってくれることだろう。

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