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2025/07/20 15:15プレイレポート
レビュー平均2.9の名探偵が挑む，推理アドベンチャー「There is NO PLAN B」の最新デモをプレイ［BitSummit］
2025年7月18日〜20日まで京都・みやこめっせで開催中の「BitSummit the 13th」では，韓国のインディーゲームイベント「The Busan Indie Connect Festival」が「BIC Festival」ブースを出展している。昨年の「BIC 2024」を4Gamerでも取材したので，その記事を見た読者もいるだろう。
その一角では，そのBIC 2024でも取材した，SUPERWAVE STUDIOが開発するPC用ソフト「There is NO PLAN B」の最新デモがプレイアブル出展されていた。さっそく遊んでみたので，レポートしよう。
今回，ブースでプレイできたのは，本編の序盤にあたる「Episode 0 - Soul City Dreamin'」だ。舞台は，前回のデモ版でプレイできたものよりも前の時間軸になるらしく，主人公で探偵の「B」が，相棒のロボット「A.I.」の初期設定をするところから始まった。
そのなかでB探偵事務所は，なぜか顧客のレビュー平均が2.9という微妙なことになっている事実が判明する。Bを名探偵だと信じる事務所の臨時事務員のユジンにその事実を知られないよう，あれこれと誤魔化そうとするのだが……。どうやらBは，依頼人に対して媚びたり，あくどい依頼は受けたりすることがないため，事件を解決してもしなくても，低評価を付けられてしまうらしい。
ともあれ，そんなBのもとに，4人の依頼人から仕事の連絡（DM？）が入る。BはSNSアプリであるメッセンジャーを使って，その4人と依頼のやり取りをするのだがその内容が，「依頼に関連する写真をオンラインで共有したくないので，Bと直接会いたいという依頼人（Bはインドア派なのでNG）」「違法系の依頼」「いたずら同然のおかしな依頼」「そしてSCPD刑事課からの連絡……は，即時でお断り（そもそも，なんで刑事が探偵に依頼を？）」といったところで，どれもロクな話ではなかったようだ。
ただ，仕事がないままなのも困るので，結局は，刑事課からの連絡に対応することに。
依頼は，全裸で発見された意識を失った研究者から話を聞いて，報告書を作成することだ。意識が回復しない研究者から調書を取るという，微妙な依頼で受けることを渋るのだが，それに対する「満点のレビューを付けるキャンペーン」の一言で，手のひらを高速回転させるB。……媚びたりしないとは。
思わず依頼を受けてしまったBだが，満点が付けば，評価が3.0にアップするのも事実。2から3への変化は依頼人への印象も大きいということで納得し，聞き取りを始めることになった。
ここで，いよいよ本作の特徴でもある“リアルタイム会話”のスタートだ。会話が自動で進行していくので，相手の会話に対して，適切な返答を選ぶ必要がある。その返答には“沈黙”も含まれており，必ずしも発言が必要というわけでもないようだ。
検閲だらけの調書に，送られてこない写真。何やらおかしな状況ではあるものの，少ない証拠物を検証して，事件の真相に迫っていくことになる。
といったもので，続きは気になるが時間切れとなった。これは筆者の都合のためだったのだが，ブースでのプレイは1回30分となっているので，じっくりと進めていると，同じくらいで終わりになるのではないかと思う。
今回のデモでは，いわゆる捜査パートに相当するシーンになるのだろう。このあと，真犯人（真相）を見つけ出し，会話で追い詰めて，緊急逮捕の流れになるはずだ。
今回プレイできたデモ版は，9月25日〜9月28日（25日，26日はビジネスデイ）に開催される東京ゲームショウ2025の会場でも出展予定なので，BitSummitで触れなかったという人は，そちらでのプレイしてみよう。なお，本作は2026年に発売予定となっている。
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「BIC 2024」の記事一覧
その一角では，そのBIC 2024でも取材した，SUPERWAVE STUDIOが開発するPC用ソフト「There is NO PLAN B」の最新デモがプレイアブル出展されていた。さっそく遊んでみたので，レポートしよう。
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今回，ブースでプレイできたのは，本編の序盤にあたる「Episode 0 - Soul City Dreamin'」だ。舞台は，前回のデモ版でプレイできたものよりも前の時間軸になるらしく，主人公で探偵の「B」が，相棒のロボット「A.I.」の初期設定をするところから始まった。
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韓国のインディーゲームイベント「BIC2024」に，SUPERWAVE STUDIOが開発するPC用ソフト「There is NO PLAN B」が出展されていた。サイバーパンクの世界を舞台に，どのように捜査が進めていくのか，犯人逮捕までの一部を体験できるデモ版をプレイしたので，その模様をお届けしよう。
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そのなかでB探偵事務所は，なぜか顧客のレビュー平均が2.9という微妙なことになっている事実が判明する。Bを名探偵だと信じる事務所の臨時事務員のユジンにその事実を知られないよう，あれこれと誤魔化そうとするのだが……。どうやらBは，依頼人に対して媚びたり，あくどい依頼は受けたりすることがないため，事件を解決してもしなくても，低評価を付けられてしまうらしい。
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ともあれ，そんなBのもとに，4人の依頼人から仕事の連絡（DM？）が入る。BはSNSアプリであるメッセンジャーを使って，その4人と依頼のやり取りをするのだがその内容が，「依頼に関連する写真をオンラインで共有したくないので，Bと直接会いたいという依頼人（Bはインドア派なのでNG）」「違法系の依頼」「いたずら同然のおかしな依頼」「そしてSCPD刑事課からの連絡……は，即時でお断り（そもそも，なんで刑事が探偵に依頼を？）」といったところで，どれもロクな話ではなかったようだ。
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ただ，仕事がないままなのも困るので，結局は，刑事課からの連絡に対応することに。
依頼は，全裸で発見された意識を失った研究者から話を聞いて，報告書を作成することだ。意識が回復しない研究者から調書を取るという，微妙な依頼で受けることを渋るのだが，それに対する「満点のレビューを付けるキャンペーン」の一言で，手のひらを高速回転させるB。……媚びたりしないとは。
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 送られてきた刑事課からの文書。被害者や発見時の状況が詳しく書かれている |
 次のページには添付資料として写真が1点……らしいのだが，どうやら表示されないらしい（rawだし現像が必要なのでは!? とも思ったが事情が違うのかもしれない） |
思わず依頼を受けてしまったBだが，満点が付けば，評価が3.0にアップするのも事実。2から3への変化は依頼人への印象も大きいということで納得し，聞き取りを始めることになった。
ここで，いよいよ本作の特徴でもある“リアルタイム会話”のスタートだ。会話が自動で進行していくので，相手の会話に対して，適切な返答を選ぶ必要がある。その返答には“沈黙”も含まれており，必ずしも発言が必要というわけでもないようだ。
 意識がなく会話にならない被害者…… |
 が，とある一言をキッカケに，突然，目覚めて何かを答えようとする |
 しかし，なぜか回線が途切れてしまう。直前に何者かの手が見えたのだが……？ |
検閲だらけの調書に，送られてこない写真。何やらおかしな状況ではあるものの，少ない証拠物を検証して，事件の真相に迫っていくことになる。
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といったもので，続きは気になるが時間切れとなった。これは筆者の都合のためだったのだが，ブースでのプレイは1回30分となっているので，じっくりと進めていると，同じくらいで終わりになるのではないかと思う。
今回のデモでは，いわゆる捜査パートに相当するシーンになるのだろう。このあと，真犯人（真相）を見つけ出し，会話で追い詰めて，緊急逮捕の流れになるはずだ。
今回プレイできたデモ版は，9月25日〜9月28日（25日，26日はビジネスデイ）に開催される東京ゲームショウ2025の会場でも出展予定なので，BitSummitで触れなかったという人は，そちらでのプレイしてみよう。なお，本作は2026年に発売予定となっている。
「BitSummit the 13th」公式サイト
4Gamer「BitSummit the 13th」まとめページ
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