
インタビュー
「Delta Force」プレゼン&インタビュー。継続的なサービスで独自の路線を貫いていく[TGS2025]
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サービス2年目はグラフィックスのアップデートや新マップの実装など盛りだくさん
他社とのコラボやeスポーツへの注力もあり
まずは,Team JadeでJapan Country Managerを務めるRyan氏が登壇したプレゼンテーションの内容からお伝えしよう。
最初に取り上げるのは他社作品とのコラボレーションについてだ。「アークナイツ」とのコラボでは,「ハッキングクロー×ウィシャデル」が極致コラボ外観として実装される。
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続いて,ホラー映画「SAW(ソウ)」とのコラボでは,9月23日に近接武器「ソウ」が実装されており,このほかにもコラボスキンが追加される予定だ。
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先日発表された「METAL GEAR SOLID Δ: SNAKE EATER」とのコラボに関しては,ノーネームに「ネイキッド・スネーク」という形でコラボが計画されているとのこと。詳細は後日発表される予定なので,続報を楽しみに待ちたい。
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次のトピックは,今後のeスポーツ計画だ。9月19日から9月21日まで「2025 DELTA FORCE INVITATIONAL」(以下,DFI)が開催されたが,エクストラクションシューターの世界大会として注目を集め,かなりの盛り上がりを見せたそうだ。
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eスポーツには今後も注力し,「ウォーフェア」をテーマにしたDFIが12月にベトナムで開催される。日本でも本大会に向けた選抜戦が行われる予定だ。
そして,こうした大会は2026年も段階的に実施していくとのこと。
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また,「Delta Force」が12月でリリース1周年を迎えるにあたり,キャンペーンが開催されている。最大3900デルタチケットが手に入るほか,各種武器スキンを獲得できるアニバーサリーイベントが実施中だ。
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さらに,サービス2年目の開発計画も明らかにされた。中でも注目したいのはグラフィックスのアップデートだ。
現在は,ゲーム内コンテンツ「ブラックホークダウン」のみUnreal Engine 5で開発されているが,ウォーフェアとオペレーションズもUnreal Engine 5にアップデートする予定だという。破壊表現の向上も目指しており,こちらは2026年前半の実装が予定されている。
このほかにも,オペレーションズモードでボスとして戦う「ボスプレイシステム」の登場や,スペースシティの大幅な拡張により,水中探索が可能になること,新マップの実装などが計画されている。
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「Delta Force」運営チームのキーパーソン,Jessica氏にインタビュー
コンソール版のリリース後は新規プレイヤーがかなり増加した
プレゼンテーション終了後には,Team JadeでPublishing & Operations Directorを務めるJessica氏に話をうかがった。その内容を以下にお届けしよう。
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4Gamer:
本日はよろしくお願いします。
前回のインタビューはPS5とXbox Series X|S版の発売前でした(関連記事)。コンソール版がリリースされて,その反響はいかがでしょうか。
Jessica氏:
リリース後,新規プレイヤーがかなり増えました。弊社が想定していたよりも増えています。グローバルでサービスしているタイトルですが,日本のプレイヤーのリテンション率(継続利用率)が1番高いですね。こちらも予想を超えていました。
プレイヤーが増えたことで,さまざまな意見もいただいています。例えばコンソール版のユーザーインタフェースやユーザーエクスペリエンスは,プレイヤーにとってベストな状態ではないことを認識しています。それらいただいた意見を元にさらなる最適化を進めています。
あとはオペレーションズへのプレイヤーの反応がすごくいいです。「待ってました!」と言われることも多いですね。
また,コンソール版のリリース後,相乗効果でPC版の新規プレイヤーも増えています。我々としてもすごく嬉しいですし,さらに改善と進化をしていきたいと考えています。
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前回のインタビューで「コンソール版のプレイヤーにとって手に取りやすい存在になりそう」と仰っていましたが,見込みは当たってましたね(笑)。
Jessica氏:
そうですね。一方で,オペレーションズはやることが多く複雑なので,もっと多くの人に理解されるまで時間がかかりそうだと思っています。プレイヤーが遊びやすくなるように,さらに頑張っていきたいです。
4Gamer:
ウォーフェアとオペレーションズではどちらが人気なのでしょう。
Jessica氏:
やはりウォーフェアのほうが人気ですが,オペレーションズの参加率はPCより高いです。
4Gamer:
かなり突っ込んだ質問で恐縮ですが,まもなくライバルタイトルである「Battlefield 6」がリリースされます。どのように考えていますか。
Jessica氏:
素晴らしい質問ですね。「Battlefield」シリーズは,強いライバルであると同時に,とてもリスペクトしているタイトルです。しかし,ゲームのデザインやシステムは異なる部分も多いです。基本プレイ無料,PC版・コンソール版・モバイル版,全プラットフォームに対応している以外,例えばマップデザインのコンセプト,世界観,オペレーターの存在などですね。
さらに,我々のタイトルは長期運営を考えているタイトルなので,新シーズンで新たな要素をどんどん追加していきます。そのあたりで差別化できるのではないかと考えています。モバイル版もありますし。
4Gamer:
似ているようで違うというわけですね。
Jessica氏:
そうです。差別化できるだろうと考える一方で,強化している部分も多くあります。
シーズンの終了が近づいてくるとやることがない,という意見もありましたが,新しい要素を追加する対応をしています。例えば今シーズンでは「ミニモード」をたくさん実装する予定です。
航空機限定のモードやナイフ限定,スナイパー限定モードなど,面白いと感じてもらえる,飽きさせないように楽しめるものを用意していきます。
プレゼンテーションで説明した,グラフィックスのアップデートもその1つですね。
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4Gamer:
グラフィックスのアップデートを実施するというのはすごいですよね。開発チームの規模は初期と比べてかなり大きくなっているんじゃないでしょうか。
Jessica氏:
そうですね。我々としてはグローバル展開というチャレンジがとても大きいです。自分たちもワクワクしながら開発していますが,我々も常に進化して,学びながら,もっとプレイヤーが望んでいるものにこだわれるように作っています。それに対応するために,チームを拡大して,進化できるような環境を整えています。
4Gamer:
ありがとうございました。
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