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第4回「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」参加レポート。冒険の舞台はエスコンフィールドHOKKAIDO! 北の大地で野球をテーマにした冒険を楽しめた
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今回舞台に選ばれたのは北の大地,北海道。しかもその会場は,北広島市にある開閉式屋根付き天然芝球場「エスコンフィールドHOKKAIDO」(以下,エスコンフィールド)と,その周辺エリアを含めた「北海道ボールパークFビレッジ」(以下、Fビレッジ)だ。本稿ではこのイベントの模様をレポートする。
第三回「ドラゴンクエスト ウォーキング <九州>」体験レポート&柴Pインタビュー。晩秋の熊本に約8000人の勇者が集結。これまでとはひと味違った九州のリアル冒険

「ドラゴンクエストウォーク」のリアルウォーキングイベント「第三回 ドラゴンクエスト ウォーキング <九州>」が11月16日〜17日に開催された。今回の舞台は九州の熊本。広大な遊園地の中を歩いての冒険が楽しめた。柴 貴正プロデューサーも参加し,プレイヤーとの交流を深めていた。
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プレイヤーが,実在するスポットと連動したフィールドを歩いて進めるDQウォークのリアルウォーキングイベント。これまでの大阪,山梨,熊本に続く4回目の開催地は,北海道となった。
会場に選ばれたエスコンフィールドは,2023年3月に開業したばかりの北海道日本ハムファイターズの本拠地で,敷地面積約32ヘクタールを誇るFビレッジの中心的存在となる。
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球場内には入場者が楽しめる飲食エリアはもちろん,ホテルや温泉・サウナ,日本初の球場内アミューズメントエリア,キッズエリア,果てはクラフトビールの醸造所まで存在し,これらは試合がない日でも利用ができる。そのうえ,試合がない日は入場無料だそうだ。
イベント当日は,日本生命セ・パ交流戦の真っ最中。ファイターズがビジター開催試合のため,エスコンフィールドでは試合が開催されない日だった。
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今回もイベント開催にあたり,参加チケットは3種類が販売された。「エスコンフィールドパス優」(税込み6930円),「エスコンフィールドファミリーパス」(税込み8910円),「エスコンフィールドプレミアパス特」(税込み1万8480円)で,以前よりも高めの値段に設定されたが,それぞれ値段に準じた来場記念品が用意されていた。
また球場に併設された「tower eleven hotel」のDQウォークコラボルームに宿泊できるプランも用意されたが,こちらは全12部屋に対して数百の応募があり,“うんのよさ”が高い限られた冒険者のみが宿泊することができたそうだ。
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イベント自体はこれまでと同様,ゲーム内のフィールドと連動したスポットを回るスタンプラリー形式だ。今回はスタジアムとのコラボということで,ゲーム内イベントのテーマも野球に関連する内容に設定されていた。
過去に実施されたパ・リーグ6球団コラボイベントのときに登場した北海道日本ハムファイターズのコラボモンスター,「ファイターズナイト」が各所に登場し,スポットのイベントも野球にまつわるものとなった。
![]() 現地に近付いてゲームを起動すると,ゲームがイベントの画面に切り替わってポータルが開放される |
![]() リッカのいるスタンプスポットAをタップすると,イベントはスタート。チケット購入者のみがここに行ける |
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![]() イベント限定のメガモンスター「ウォーキング」。モンスターのこころも「ウォーキング・北海道」と限定のものに |
![]() ファイターズナイトもモンスターとして久しぶりにゲームに登場した |
野球が行われていないこの日のエスコンフィールドは,入場無料ということもあり,一般の来場者がいる中でのイベント実施となった。スタンド座席の一部は開放されており,そこに座れば球場の雰囲気を味わえる。
球場内はコンコースを自由に行き来でき,そこにある飲食エリアで食事もできる。ファミリーパスの入場者には,球場のセンタースタンドにあるレストラン「そらとしば」の屋上が開放され,球場全体を見渡しながら家族で休憩時間を楽しめた。
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グラウンドには,ピッチャーズマウンドにスラミチのバルーンが,守備位置にスラミチのぬいぐるみが置かれ,巨大なLEDビジョンにはタイトルロゴとともに,スコアボードをイメージした映像が流されるなど,野球場であることを生かした演出が施されている。
参加者の多くは,入場時にもらったユニフォームタイプのコラボシャツを着用してイベントに臨み,イベントを盛り上げた。
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イベントのスポットは全て球場外に設置され,移動は球場の中と外のどちらを進んでも行ける仕組みだ。スタート地点のリッカや,今回は2か所に存在したカンダタなどのおなじみキャラクターに加え,プロ野球とのコラボから生まれた「キラーピッチングマシン」も登場。現地ではなんと実際にピッチングの様子を披露するなど,今回のイベントらしい演出も。
また道民や“あのバラエティ番組”のファンには馴染み深い,地元TV局のキャラクターも登場している。
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今回はスポット以外に,「かくれファイターズナイト探し」も実施された。これはポータル内に提示されるヒントを元に,エスコンフィールドのどこかに存在する3体の「かくれファイターズナイト」を探すというもの。
ゲーム内のマップには居場所が表示されず,ヒントだけが手がかりになる謎解きイベントのような体裁で,場所を見つけて掲示されたイラストをAR撮影することで,かくれファイターズが「モンスターずかん」に登録されるのだ。
![]() GPS不要のため階層のある屋内でも楽しめるアクティビティ「かくれファイターズナイト探し」。イラストを見つけてAR撮影をするとファイターズナイトが出現する仕組み |
![]() 「快投」「好守」「猛打」の3種類が存在し,図鑑に登録される。イベントに参加した人だけの特典だ |
会場内にはメガモンスター「ウォーキング」も出現。今回もその登場に合わせて,本作プロデューサーの柴 貴正氏がグラウンドに現れ,マイクを通して来場者との交流を楽しんだ。
柴氏のトークでは次回のリアルウォーキングイベントが2025年11月1日〜2日に開催されることも発表され,このときの客席でトークを聞いていた来場者の半分近くを占めていた“遠征組”の勇者達を大いに湧かせた。開催場所については未発表だが,企画は進行中ということなので詳細の発表を待ちたい。
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筆者も撮影をしながら実際にスポットを歩いてイベントを進めたわけだが,会場となったFビレッジは想定外の広さがあり,かなりの距離を歩いた気がする。スポット間の移動はグラウンドを横切ることができないため,必然的に球場の周囲を回らなければならない。その過程でエスコンフィールド内やFビレッジを歩くことで,この施設やファイターズ,ひいてはプロ野球の魅力を体感できるという,巧みなレベルデザインを感じられた。
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グラウンドでのトークを終えた柴氏に,今回の会場としてエスコンフィールドを選んだ理由を聞いてみたところ,「これまで関西,関東,九州で開催してきたことを踏まえて,次回は北でやりたいという思いがありました。いくつか候補を挙げた中に,過去のパ・リーグとのコラボイベントで何度か来ているエスコンフィールドがあったんです。実際にイベントをやったこともあり,環環境や予算についてもよく分かっていますし,我々がどんなことをやりたいのかをエスコンフィールドさんもよく分かっている。そこで相談をしたところ,ご快諾いただいたんです」とのこと。
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エスコンフィールドは約3万5000人を収容でき,野球以外のイベントに使われることも考慮して設計された球場なので,キャパシティや環境についても許容範囲であったことが決め手となったそう。
これまでの運営の経験から,北海道は人口や場所的なところでイベントに参加する人数が少ないというジンクスがあったという。しかし,ふたを開けてみれば約1万人の参加者があり,ジンクスを覆すことができたそうだ。これは,今後の地方で開催するイベントにも期待が持てる結果だったという。
なお,イベントは1年ほど前から仕込んでいて,今年4月には実際に作ったイベントの内容を現地で何度もテストプレイを重ねて作り込んでいたそうだ。イベントに何度も参加しているリピーターのための新しい試みも考慮し,GPSではなく謎解き+ARの仕掛けによる「かくれファイターズナイト」も用意。これまで以上に作り込まれたイベントの内容について柴氏は,「これまで以上に開発チームが頑張ってくれた」と讃えていた。
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柴氏がグラウンドでのトークでも話していた,次回11月1日〜2日のリアルイベントは現在調整中とのこと。今回の北海道も含め4回開催した経験を踏まえ,プレイヤーの多くが「参加して良かった」と思えるようなデザインを常に考えつつ,今後は年に1〜2回のペースで開催していきたいと語っている。
好評のうちに終了した「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」。さほど積極的に旅行に行かない筆者のようなプレイヤーにとっても,リアルウォーキングイベントは旅に出るきっかけとなり,DQウォークを通して現地の魅力を知ることができるのもいいところである。
次回のイベントがどこで開催されるのかも気になるところで,もし行ける範囲で行われるようなら,ぜひ実際に参加して体験してほしいと思う。
リアルウォーキングイベント「ドラゴンクエストウォーキング<北海道>」は終了いたしました。
— ドラゴンクエストウォーク公式/ドラクエウォーク (@DQWalk) June 7, 2025
「エスコンフィールドHOKKAIDO」に多数のご来場ありがとうございました。
次回「ドラゴンクエストウォーキング」は2025年11月1日・2日に開催予定です。… pic.twitter.com/jtJmPiE4Oa
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- ライター:稲元徹也

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