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Escape from Tarkov公式サイトへ
  • Battlestate Games
  • 発売日:2017/07/27
  • 価格:44.99ドル(プレオーダー)
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「Escape from Tarkov」,Ver.1.0で描くは「真の脱出」。初来日した開発元CEOに話を聞いた[TGS2025]
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印刷2025/09/27 20:41

インタビュー

「Escape from Tarkov」,Ver.1.0で描くは「真の脱出」。初来日した開発元CEOに話を聞いた[TGS2025]

 「東京ゲームショウ2025」に,Battlestate Gamesは「Escape from Tarkov」およびスピンオフ作品「Escape from Tarkov: Arena」を出展した。
 Escape from Tarkovは,エクストラクションシューターというジャンルを生み出した作品であり,長い早期アクセスを経て,いよいよ11月15日に正式リリースされる予定だ。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / 「Escape from Tarkov」,Ver.1.0で描くは「真の脱出」。初来日した開発元CEOに話を聞いた[TGS2025]

 TGSの会場で,Ver.1.0で実装されるマップ「Terminal」を舞台にした最終ミッションを体験した。録音,録画,撮影などを禁止されていたが,文書でなら自由に書いていいとのこと。
 本記事では,Ver.1.0で何が起こるのか,その内容に少し触れる。読み進める際は,ネタバレに注意してほしい。
 また,試遊体験後に,Battlestate GamesのCEO・Nikita Buyanov氏(以下,Buyanov氏)に話を聞いたので,合わせてお届けする。

■Terminal試遊ブースの様子

 試遊体験の前に行われたガイダンスでは,Ver.1.0では,Tarkov市で何が起こったのか,そのすべての謎を明らかにすることが宣言された。
 Escape from Tarkovというタイトルに込められた意味,真の脱出とは何か,そういったロマン溢れるセリフとともに,Ver.1.0のストーリートレイラーを視聴し,最高に気分が高まった状態で,最終ミッションに出撃した。

 出撃するとカットシーンからスタートし,とある部屋に案内される。多少の物資が置いてあったが,爆発音がして突如部屋から出ることに。
 持ち物はほとんどがない状態で,物資は基本的に現地調達。試遊用に,別途スクリーンで大まかな道のりは示されていたものの,やはり初見のマップではどこを進んでいるのか自信がない。

 不安になりながら,道を進んでいくが,敵は急に現れるし,味方NPCもそれに応戦している。腕章を見てどちらかの陣営か判断する。
 突発的な戦闘がおこる戦場で,誤って味方を撃つと,さらに生存は難しくなる。

 非常に緊張感のある戦場で,武器や弾薬,マガジン,回復アイテムなどを取捨選択しながら,先へと進んでいく。ガイダンスで,生存できるのはごくわずかだと言われていた通り,かなり難しく,強敵もいる。
 試遊時間の間は何度もプレイ可能で,繰り返しプレイしていくにつれて,脱出への手がかりが掴めてきたかも,というところで試遊時間が終了した。

 今回のTGSには,Buyanov氏も来日していた。会場ではQAセッションや,DJライブ,記念撮影など,ファンとの交流をかなり楽しんでいた様子だ。

Battlestate GamesのCEO・Nikita Buyanov氏
画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / 「Escape from Tarkov」,Ver.1.0で描くは「真の脱出」。初来日した開発元CEOに話を聞いた[TGS2025]

4Gamer:
 11月15日にいよいよ正式リリースを迎えるわけですが,この「1.0」に込められた思いをお聞かせください。

Buyanov氏:
 これまではマップごとに脱出して一区切りという体験でしたが,正式版では,「タルコフという街から本当に脱出する」という,街から最終的に船に乗って脱出するようなイメージのタイトル通りの体験を提供します。これが1.0で実現する最大の要素です。

4Gamer:
 ハードコアワイプではマップからマップに移動する要素もテストされていましたが,それも組み合わせていくのでしょうか。

Buyanov氏:
 あれは意図的なテストでした。いろいろなやり方を試したくて作ってみたんですが,1.0では基本的に従来通りのマップでプレイする形を基本としつつ,新しい要素や難度の調整を行っています。

4Gamer:
 Terminalの試遊前に拝見したシネマティックムービーも印象的でした。ゲーム内での物語の描き方も変わるのでしょうか。

Buyanov氏:
 大きな方向性は変わりません。ただし,これまでのタスクに加えて,物語性のある大きな任務が追加され,プレイヤーは世界観を理解しながら遊べるようになります。
 なぜ街が閉ざされ,なぜ脱出を目指すのか。そのバックグラウンドをストーリーとして体験できるのです。

4Gamer:
 Escape from Tarkovは,「エクストラクションシューター」というジャンルを作り出し,多くのフォロワーを生みました。改めて,原点のコンセプトを教えてください。

Buyanov氏:
 単純に脱出するゲームを作りたかっただけです。それを10年前に思いついて,形にしたのがTarkovです。ジャンルを広げようとか,差別化をしようとか,そんなものもなく,自分が遊びたいゲームを作るという思いで開発を続けて来ました。その集大成が1.0です。

4Gamer:
 東京ゲームショウに連続出展されていますが,今回来日してみての印象や,日本のファンに対する思いを聞かせてください。

Buyanov氏:
 今回日本に初めて来ましたが,日本のファンは本当に暖かく迎えてくれました。これからもっと多くの思い出を作りたいと感じていますし,より強い関係を築いていきたいです。

4Gamer:
 最後に新規プレイヤーと,長年タルコフを遊んでいるプレイヤーそれぞれにメッセージをお願いします。

Buyanov氏:
 1.0ではこれまで以上に多くのロケーションが用意され,ついに街からの脱出という終わりを迎えられるようになります。この大きなアップデートを楽しんでほしいです。
 また,1.0は初めてTarkovに触れる人にとっても最高の入り口になります。完成度が高まり,チュートリアルやストーリーミッションを通じて,世界観を最初から理解できるからです。
 Tarkovの本当の体験を,このタイミングでぜひ味わってみてください。

4Gamer:
 本日はありがとうございました。

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