スマホゲームのセルラン分析（2025年6月5日〜6月11日）。今週の1位は「Fate/Grand Order」。1月〜3月の国内DL数ランキングも紹介

　Sensor Towerのデータによると，2024年におけるスマートフォン向けゲームの国内収益は約1兆2400億円にのぼる（関連記事）。そんな世界有数のスマホゲーム大国である日本で，いま最も売れているタイトルをはじめとした，さまざまなデータを毎週お届けするのが，本連載「スマホゲームのセルラン分析」だ。

スマホゲームの国内収益ランキング
（2025年6月5日〜6月11日）

順位	前週	タイトル	DL数の成長率 （前週比）	収益の成長率 （前週比）
1	21	Fate/Grand Order	5％	359％
2	53	ゼンレスゾーンゼロ	138％	624％
3	3	ラストウォー：サバイバル	-20％	-11％
4	6	ホワイトアウト・サバイバル	-2％	-12％
5	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-23％	-69％
6	2	SDガンダム ジージェネレーション エターナル	0％	-63％
7	19	eFootball 2024	-14％	35％
8	7	パズル＆ドラゴンズ	-15％	-35％
9	16	ロイヤルマッチ	-1％	0％
10	18	崩壊：スターレイル	-24％	-2％
11	5	学園アイドルマスター	-37％	-56％
12	11	Pokémon GO	9％	-29％
13	20	にゃんこ大戦争	-7％	1％
14	4	モンスターストライク	-31％	-65％
15	13	荒野行動	-23％	-32％
16	23	トゥーンブラスト	-14％	-6％
17	12	ドラゴンクエストウォーク	-31％	-41％
18	25	ONE PIECE バウンティラッシュ	5％	-2％
19	27	パズル＆サバイバル	-12％	-21％
20	8	プロ野球スピリッツA	-22％	-64％
21	46	ブロスタ	-4％	49％
22	17	信長の野望 覇道	-3％	-44％
23	29	鳴潮	-16％	-10％
24	26	プロジェクトセカイ	-4％	-27％
25	9	呪術廻戦 ファントムパレード	-38％	-62％
26	37	ガーデンスケイプ	-19％	6％
28	30	Top Heroes	-6％	-9％
29	47	ゴシップハーバー：マージ＆ストーリー	-6％	23％
30	42	Call of Duty: Mobile	-2％	17％
31	14	原神	-5％	-61％
32	28	あんさんぶるスターズ！！Music	-8％	-29％
33	32	LINE ポコポコ	-8％	-17％
34	15	LINE：ディズニー ツムツム	-7％	-62％
35	10	ウマ娘 プリティーダービー	-13％	-67％
36	34	メメントモリ	-4％	-19％
37	54	ロマンシング・サガ・リ・ユニバース	-20％	16％
38	22	ONE PIECE トレジャークルーズ	-42％	-51％
39	48	聖霊伝説：最強への道	-73％	-1％
40	51	ブルーアーカイブ	0％	3％
41	31	勝利の女神：NIKKE	15％	-38％
42	33	アズールレーン	-17％	-39％
43	79	ディズニー ツイステッドワンダーランド	-4％	46％
44	39	ドラゴンボール レジェンズ	-29％	-32％
45	58	Age of Origins	-2％	-5％
46	75	Pokémon Sleep	-12％	34％
47	137	アークナイツ	50％	196％
48	50	ホームスケイプ	-13％	-13％
49	49	放置少女	1％	-18％
50	108	アイドリッシュセブン	1％	108％

※データはSensor Towerから引用
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（収益）の実値は本連載では非公開

　国内収益ランキング1位は「Fate/Grand Order」（iOS / Android）だ。6月4日に開始したイベント「落涙の翼」や，6月9日に開始したピックアップ召喚「冠位戴冠戦：Berserker」が前週比359％の増収につながった。


　「ゼンレスゾーンゼロ」（iOS / Android）は，Ver.2.0「雲霞の行き着く処」を6月6日にリリースした。新エリア「衛非地区」を舞台にしたストーリーが展開され，S級エージェント「儀玄」がガチャに登場した。前週比624％の増収を達成し，53位から2位まで順位を上げている。

スマホゲームの国内DL数ランキング
（2025年1月1日〜3月31日）

　今回は，日本のApp StoreとGoogle Playにおける1月〜3月のダウンロード数ランキングを紹介しよう。前期（関連記事）と比較したデータも併記しているので，参考にしてほしい。

順位	前期	タイトル	DL数の成長率 （前期比）
1	1	Pokémon Trading Card Game Pocket	-22％
2	-	ちいかわぽけっと（3月27日リリース）	-
3	-	魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra（3月27日リリース）	-
4	-	Color Block Jam	-
5	4	Car Jam	44％
6	-	アーチャー伝説2（1月8日リリース）	-
7	20	Screw Sort 3D - Pin Puzzle	124％
8	3	ホワイトアウト・サバイバル	10％
9	-	異世界∞異世界（1月27日リリース）	-
10	19	ブロックブラスト	33％
11	9	ラストウォー：サバイバル	-12％
12	6	Perfect Tidy	-27％
13	17	東京ディバンカー	-4％
14	25	Roblox	22％
15	23	ヴィータ麻雀	21％
16	73	Math Crossword	107％
17	-	Screwdom	-
18	13	ロイヤルマッチ	-18％
19	27	LINE：ディズニー ツムツム	9％
20	30	にゃんこ大戦争	22％
21	26	Township	8％
22	104	Brain Puzzle: Tricky Quest	178％
23	2	ねこ探し	-66％
24	5	Bus Out	-50％
25	-	WIND BREAKER 不良たちの英雄譚（3月12日リリース）	-

※データはSensor Towerから引用。データのない箇所は「-」と記載
※App StoreとGoogle Playが集計対象。PC/コンシューマ版のデータは含まれていない

1〜25位のグラフ。縦軸（DL数）の実値は本連載では非公開

　1月〜3月に日本で最もダウンロードされたスマホゲームは，デジタルカードゲーム「Pokémon Trading Card Game Pocket」となった。新作が上位になりやすいDL数ランキングにおいて，珍しい2期連続の首位獲得であり，継続して新規プレイヤーを獲得していることがうかがえる。


　2位の「ちいかわぽけっと」と3位の「魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra」は，以前の記事でも紹介したように，今期を代表する新作タイトルだ。どちらも3月27日にサービスを開始し，集計期間が短いにもかかわらず，上位に入っている。


　Rollic Gamesが配信中の「Color Block Jam」は，2月頃から日本でのダウンロード数を大きく伸ばし，4位にランクインした。
　カラフルなブロックを移動させ，対応する色のドアから外に出す，シンプルだが奥の深いパズルゲームとなっている。

Sensor Tower 日本語公式サイト

「スマホゲームのセルラン分析」記事一覧