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EVOTOPの廉価版「EVOTOP Axis」レポート。こだわりすぎは廉価版でも健在。軽量化や背面ボタン周りの調整で操作性がアップ[TGS2025]
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EVOTOP Axisは,正面にあるミニディスプレイが目立つデザインで,背面に4つの追加ボタンを備えるゲームパッドだ。EVOTOPと比べると大きく変更はされていないが,[−]ボタンや[+]ボタン,メニューボタンは,指が届きやすい位置に微調整されている。
また,ミニディスプレイの下,中央にある[C]ボタンについては,「今は詳しく言えない」とのことなので,正式アナウンスを待つとしよう。
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TGS 2024で初披露されて話題を呼んだ瑞起のゲームパッド「EVOTOP」の先行発売が,2024年11月22日に始まる。個性的なデザインと小型ディスプレイといった特徴を備えるため,ゲームパッドとしてはハイエンド市場向けの価格帯に位置する製品だが,どんな見どころがあるのだろうか。
低価格化に貢献しているのは,ワイヤードのみにしたことが大きい。また,約300gと軽量であることも理由の一つになっている。EVOTOPは重いという意見が多かったそうだ。EVOTOPを使っていて重いなぁ……と感じていた人は,軽量化は素直に喜ぶべき点かもしれない。
なお,ケーブル長は約3mで,端子形状はUSB Type-Aを採用,入力方式はXInputとDirectInputに対応する。
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各種ボタンは,瑞起製マイクロスイッチを採用しており,ボタンを押したかどうか分かりやすい。EVOTOPでは,[A/B/X/Y]ボタンはメンブレンスイッチだったが,ユーザーから要望があり,結果としてすべてマイクロスイッチを使うことにしたという。
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背面ボタンは着脱式ではなくなったが,EVOTOPの背面レバーの位置を踏襲しており,日本人の手のサイズでも指が届きやすい点は変わりない。片側2つのボタンはどちらも操作しやすいため,背面ボタンのレイアウトにあわせて持ち方を変えなくてよさそうだ。
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背面ボタンの押しやすさに直結しているのが,本体中腹部の薄さにありそうだ。これは実際に操作してみないと分からない部分だが,薄さによって保持に余裕ができ,結果として背面ボタンに指を伸ばしやすくなっている印象を受けた。
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ミニディスプレイは,PCレスで細かな設定ができるという,EVOTOPのマインドを引き継ぐ存在だ。接続方式やプロファイル,オーディオ設定のほか,スティックのアウターデッドゾーン,デッドゾーン,反応曲線,リバース操作もミニディスプレイを見ながら設定できる。
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背面ボタンへのキーアサインも同様だ。人によっては重要なポイントとなるボタンの無効化も可能。例えば,ダッシュ操作となる[L3]ボタンの機能を背面ボタンに割り振り,[L3]ボタンを無効にできる。
また,ゲームパッド本体の表面カラーを変えられるのもポイントが高い。表面カバーはマグネット固定式になっており,別売りカラーバリエーションを用意して交換可能だ。
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ゲームパッドは実際に触ってみないと分からない部分も多いため,EVOTOP Axisが気になる人は,瑞起ブースに足を運んで試してほしい。
EVOTOP製品紹介ページ
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