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反アルゴリズムを謳う新たな販売プラットフォーム「Digiphile」が始動。コレクション第1弾「Return of the Immersive Sim」を販売開始
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「Digiphile」は,アルゴリズムによる自動選択ではなく,面白い作品を1つひとつ厳選することを謳い文句にしたデジタルストアだ。名称のとおり,「デジタルメディアの愛好家」向けのサイトを標ぼうしており,パートナーフレンドリーな収益配分によってデベロッパやパブリッシャだけでなく,ユーザーにも有益なバンドルパックを提供していくとしている。
また,すでに所有しているゲームがバンドルの中にあれば,返品してゲーム内で再利用可能なクレジットに交換できる「Exchange」というプログラムが用意されている。これを利用して,別のソフト単品を手に入れられるのもユニークなところである。
「Digiphile」は,Humble Bundleではゲームバンドルのチームリーダーだったアレックス・ヒル(Alex Hill)氏やアンディ・フランゼン(Andy Franzen)氏,チョイス部門のチームリーダーだったマーカス・ヘス(Marcus Hess)氏,そして顧客体験マネージャーのマット・ドワイヤー(Mat Dwyer)氏,ストアフロント・マネージャーを務めたケイシー・ブロンコウスキ(Kasey Brounkowski)氏ら,Humble Bundleの元スタッフが立ち上げた。コンセプトも似ており,慈善団体への献金なども行われているほか,今後はデジタル書籍などへの展開も行っていくという。
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プラットフォームの公開にあたり,コレクション第1弾「Return of the Immersive Sim」の販売も開始している。現時点では「System Shock: 25th Anniversary Edition」「System Shock」「Peripeteia」「Shadows of Doubt」「Fallen Ace」「Blood West」「Ctrl Alt Ego」という最大7作(原価総計179.93ドル)を,9ドル,13ドル,20ドルのティアで入手可能だ。
さらに,慈善団体やデベロッパをサポートするためにサウンドトラックやDLCなどの追加購入もできる。
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