動物たちによる刑務所脱獄ゲーム「Back to the Dawn 〜ブレイク･ザ･アニマル･プリズン〜」，コンシューマ機版試遊ブースレポ［TGS2025］

　クラウディッドレパードエンタテインメントは，Switch2/Switch，PS5向けに2026年に発売予定の「Back to the Dawn 〜ブレイク･ザ･アニマル･プリズン〜」を，開催中の東京ゲームショウ2025のKONAMIブースにパートナータイトルとして出展している。

ハードなサスペンス，思考を巡らせて脱獄を目指せ！　数々のアワードを受賞したSteam作品がさらにパワーアップし，コンシューマ機で遊べる！

　本作は，上海に拠点をおくインディーゲームスタジオMetal Head Gamesが制作したサスペンス脱獄RPGだ。パブリッシャSpiral Up Gameが2023年11月にPC向けにSteamで早期アクセスを開始した作品で，数々のゲームアワードを受賞している。2025年7月18日に，新たなストーリーラインを追加してSteamで正式リリースされた。



　試遊では，Switch2版をプレイできた。主人公は，えん罪を晴らすために過酷な刑務所で奮闘するキツネの記者トーマスと，潜入任務を遂行するパンサーの警察官ボブから選べたので，今回はボブで挑戦した。
　物語の舞台は同じ刑務所だが，2人は異なるバックストーリーを持ち，物語の展開も違う。主人公ごとに，プレイ時間が20時間を超えるメインストーリーが用意されている。


　本作で魅力的なのは，複数のまったく異なる脱獄ルートと，豊富なエンディング分岐が用意されていることだ。協力してくれそうな受刑者と知り合ったり，こっそりと他人のPCを覗いたり，洗濯室で仕事をこなしながら脱出ルートになりそうなところを探したりと，さまざまに行動できた。
　そのほか，誰かとの約束や刑務所の決まりを守るかどうかも，プレイヤーの選択次第となる。自由への第一歩は，無数に存在するのだ。


　また，コンシューマ機版では，字幕のブラッシュアップに加えて，日本語および中国語のキャラクターボイスが収録される予定となっている。
　日本語キャラクターボイスは，キツネのトーマスは仲村宗悟さん（代表作「アイドルマスター SideM」の天道 輝，「THE FIRST SLAM DUNK」の宮城リョータなど），パンサーのボブは間宮康弘さん（代表作「ファンタスティック・ビーストシリーズ」のジェイコブ・コワルスキー，「忍たま乱太郎」の稗田八方斎〈2代目〉など）が担当する。
　そのほかのキャラクターのキャストも，順次発表予定とのことなので，続報を待とう。

仲村宗悟さん

間宮康弘さん

　刑務所のあちこちに散らばっている手がかりをもとに，陰謀渦巻く刑務所の秘密をプレイヤーのやり方で暴いていく。一度見たら忘れられない，ダーク×ノスタルジックな味わいが美しいピクセルアートも，物語の重さと緊張感を支える大きな魅力になっている。

　試遊コーナーでは「動物耳カチューシャ」（全2種類，ランダム配布）が配布されており，試遊するとステッカーももらえる。ぜひこの機会に，ドラマティックな世界の息づかいを感じに行こう。

会場では，動物耳カチューシャを付けて歩いている人を何人も見かけた。皆でかっこいいアニマルになろう！

※掲載している画像はすべて開発中のものです

「Back to the Dawn 〜ブレイク･ザ･アニマル･プリズン〜」公式サイト

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