「流星のロックマン パーフェクトコレクション」は，オリジナルBGMに加えて，新たなアレンジBGMを“全曲”に用意。東京ゲームショウSPステージをレポート［TGS2025］

　東京ゲームショウ2025の最終日となる本日（2025年9月28日），カプコンブースにて「流星のロックマン パーフェクトコレクション」（PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch）のスペシャルステージイベントが実施された。


※記事内の画像は配信映像をキャプチャしたものです


　ステージには，プロデューサーの和泉真吾氏，「ロックマン ユニティ」管理人のウッチー氏，お笑い芸人のゴー☆ジャスさんが登場。「流星のロックマン パーフェクトコレクション」の情報や実機プレイを披露した。

左から和泉真吾氏，ウッチー氏

ゴー☆ジャスさん。冒頭お馴染みの地球儀ネタで会場を沸かせていた

MCはカプコンTVナビゲーターの池田ショコラさんが務めた

　「流星のロックマン パーフェクトコレクション」は，「流星のロックマン」シリーズ7作品を収録したタイトルで，2026年に発売が予定されている。
　もともと「流星のロックマン」は，ロックマン生誕20周年記念作品として2006年にニンテンドーDS用にリリースされ，その後続編となる「流星のロックマン2」「流星のロックマン3」とシリーズ展開が続けられた。


　「流星のロックマン」は，「ロックマンエグゼ」シリーズの流れを受け継いだタイトルで，物語の舞台は「ロックマンエグゼ」から200年後の世界。「流星のロックマン」では，ロックマンエグゼで描かれた電脳世界に加えて，新たに電波世界が描かれることも特徴の1つとなっている。

「流星のロックマン」は主人公の星河スバルがロックマンに変身する。宇宙から来た電波生命体ウォーロックと合体することでロックマンとなり，電波世界や電脳世界を冒険できるようになる

スバルは内向的な性格の少年だが，対するウォーロックは少し荒っぽい性格。同じバディものの「ロックマンエグゼ」の熱斗とロックマンとは対照的な関係になっている

　オリジナル版は，ニンテンドーDSの2画面を使って遊ぶタイトルだったが，「パーフェクトコレクション」では，UIが最適化され1画面でも遊べるようになった。高解像度化やスムージングフィルターへの対応しており，現行機の美しい画面で快適に遊べるようになっているという。

「ロックマンエグゼ アドバンスドコレクション」にも搭載されていた通信対戦機能も存在する

　また，オートセーブ機能やロックバスターの攻撃力調整，エンカウント率調整などを含むアシスト機能など，パーフェクトコレクションならではの追加要素，新機能も実装されている。
　設定画などを見られるギャラリーも充実しており，オリジナル版をプレイした人も昔の思い出を振り返りながら，新鮮な気持ちでプレイできそうだ。

イベントなどで入手できたアペンドカードも収録。当時入手できなかった人は心行くまで使いまくろう

　既報の通り本作には，オリジナルのBGMに加えて，新たなアレンジBGMが収録されるが，このアレンジBGMはすべての楽曲に用意されることが明かされた。アレンジBGMはゲーム中のBGMとしても設定できるので，かつてオリジナル版をプレイした人はBGMを変えてみると，また違った雰囲気で楽しめるかもしれない。

本作ディレクターの小田晃嗣氏，「流星のロックマン2」ディレクターの江口正和氏（江口名人），「流星のロックマン」「流星のロックマン3」ディレクターの安間正博氏，シリーズメインイラストレーターのコマキシンスケ氏からのメッセージも紹介された

　ステージでは本作の実機プレイも披露され，1画面に最適化された「流星のロックマン」のインゲームシーンを確認できた。

ランチャー画面，ロックマンがいろいろなリアクションをとってくれるという

フィールド画面，左上に別の画面が小さく表示されており，ボタンを押すことで画面を切り替えられる

画面のレイアウトは細かく設定できる。レイアウトを上下にして画面比率を最大にすれば，オリジナル版の画面を思わせる配置に

電波世界の画面。カメラを自由に動かしてマップ全体を見渡せるフルカメラ機能が搭載される。ボスやアイテムの位置をあらかじめ把握しておくことで，快適に冒険を進められる

バトル画面，3D部分もかなりキレイになっている

　ステージの後半には，ゴー☆ジャスさんが「トラックの電脳」の冒険と，その奥にいるボス「オックス・ファイア」との戦いに挑戦した。タッチ操作を使ったギミックが本作向けにアレンジされてたり，ゴー☆ジャスさん対オックス・ファイアの白熱の戦いが繰り広げられているので，気になる人はアーカイブを確認しよう。

オリジナル版でタッチ操作を使ってプレイしていた暴れ牛のギミックは，対応するボタンを素早く押す形になっていた

シリーズファンお馴染みのボス「オックス・ファイア」。拳を振り下ろしてきたり，広範囲に炎攻撃を放ってくる

東京ゲームショウ2025会場で先行販売されているグッズ情報もアナウンスされた。オンラインでも予約受付中

「流星のロックマン パーフェクトコレクション」公式サイト