
プレイレポート
[プレイレポ]「OCTOPATH TRAVELER 0」インプレッション。新要素のタウンビルドや 8人編成バトルを体験してきた
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本作は,RPG「オクトパストラベラー」シリーズの最新作で,初代「オクトパストラベラー」の舞台「オルステラ大陸」にて,神の指輪を巡る復讐と復興の物語が描かれる。今回,本作に登場する新要素の一部に触れる機会を得たので,インプレッションを交えて概要をお伝えする。
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本作では,「オクトパストラベラー」の物語の前日譚が描かれていく。事の発端は,「三人の極めし者」こと「“強欲の魔女”ヘルミニア」「“英雄”タイタス」「“劇作家”アーギュスト」によって,ウッドランド地方の町「ウィッシュベール」を滅ぼした事件だ。故郷を滅ぼされた主人公は,町の復興と三人の極めし者への復讐を誓い,旅に出ることとなった。
ストーリーのベースとなっているのはスマートフォンゲーム「OCTOPATH TRAVELER 大陸の覇者」(iOS / Android)の物語で,本作ではそこに新しい解釈や表現を加えてコンシューマゲームとして再構築している。
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新要素で実現可能となった多彩な戦術で,歯応えの増したボスバトルを攻略
本作には,シリーズでおなじみの「ブレイク&ブースト」や「フィールドコマンド」に加え,いくつもの新要素が登場する。今回確認できたのは「8人編成バトル」「セレクトアビリティ」「必殺技」「タウンビルド」などだ。
8人編成バトルは,文字どおり8人パーティを編成して挑むターン制コマンドバトルである。本作における旅の道中には,それぞれ異なる職業とアビリティを有する30人以上ものプレイアブルキャラクターが登場する。その中から8人を選択することで,局面やプレイスタイルに合わせたさまざまなパーティが編成可能となる。
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パーティは前衛4人と後衛4人に分かれており,バトル中は前衛のみが行動できる。行動順の回ってきたパーティメンバーは,真後ろに配置された後衛キャラクターとの入れ替えが可能で,かつ通常攻撃やアビリティをパワーアップする「ブーストポイント」(BP)が前衛・後衛とも蓄積されるため,多彩な戦術を駆使できる。
たとえば,あるパーティメンバーが敵のシールドをブレイクしたとする。そして,次の行動順のパーティメンバーとBPが溜まっている後衛キャラクターとを入れ替えて攻撃をブーストし,一気に大ダメージを与えるといったことが可能だ。
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セレクトアビリティは,一部のアビリティを付け替えられるシステムである。対象となるのは,「○○の極意」という名称のアイテムを装備することで使用可能になるアビリティだ。これらのアビリティアイテムは,ゲームの進行やダンジョンの宝箱などで入手できる。
また後述するタウンビルドで「訓練所」を建築すると,各プレイアブルキャラクターが習得したアビリティを「極意化」できる。極意化したアビリティも,セレクトアビリティによって,ほかのプレイアブルキャラクターが使えるようになる。
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必殺技は,主人公だとゲームの進行に沿って習得していくが,ほかのプレイアブルキャラクターが習得するには訓練所の建築が必要となる。必殺技ゲージは段階が設けられており,最大のLv.3はかなり強力なため,戦況を覆すことも期待できる。
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これら新要素の登場により,本作のバトルはこれまでのシリーズよりも多彩な戦術を実現できるようになった一方で,ボスバトルの攻略もより歯応えのある仕上がりになったという印象を受けた。
とくに敵の弱点を迅速に暴き出す必要性が増しており,それに伴って「しらべる」などの弱点判定アビリティの重要性も高まっている。たとえば,サポートアビリティ「ついでにしらべる」が使えるパーティメンバーはかなり心強い存在と言える。
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滅ぼされた町を復興していく「タウンビルド」
タウンビルドは,滅ぼされたウィッシュベールを復興させていくコンテンツだ。
町の復興に伴い,料理を作れる「拠点」や,各種素材を収穫できる「畑」「牧場」などの施設が建築可能となり,主人公の旅やバトルに活用できるアイテムを入手できる。また各施設にはグレードの概念があり,グレードを上げれば配置できる住民の数が増えたり,新たな機能が開放されたりする。
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ゲームの進行により増えていく住民は,それぞれ「住民アビリティ」を持っている。住民アビリティは,住民各自を適切な施設に配置することで効果を発揮するものもあるので,適材適所を心がけたい。
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また今回プレイできた範囲では,商人のルドが仲間になったことにより「商店」を建築できるようになった。これにより,旅先で仕入れた情報をもとに商品のラインナップが増えたり,特別な交易品が入手可能になったりする。
こうした商店のように主人公の旅に関わる重要な施設は,ゲームの進行に沿って建築されていくため,タウンビルドによる町の発展を強いられることはないという。
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各施設の建築は,上記の商店のようなケースを除き,基本的には素材が必要となる。とは言え施設の移動に素材は必要ないし,施設を撤去した場合にはその施設は解体されることはなく,ストックされるので,気軽に町のレイアウトを変更できる。また各施設・橋などのスキンや,地面の種類が複数用意されており,ゲームの進行に沿って使えるものが増えていくので,かなりバリエーション豊かな町並みを実現できそうだ。
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加えてゲームを進行すると,主人公の職業を「剣士」「商人」「盗賊」「薬師」「狩人」「神官」「学者」「踊子」の中から選択できるようになっている。
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リリースまで,約3か月の期間がある本作だが,今後も新情報が公開されていくとのこと。シリーズのファンはもちろん,歯応えのあるコマンドバトルやタウンビルドが気になる人は,期待して続報を待とう。
「OCTOPATH TRAVELER 0」公式サイト
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