
プレイレポート
新作「冒険家エリオットの千年物語」は,往年の2DによるARPGを遊んできた人に刺さりそう。試遊レポートを掲載[TGS2025]
![]() |
冒険家エリオットの千年物語は,ドット絵と3DCGを融合した「HD-2D」シリーズのタイトルで,同シリーズ初のアクションRPGだ。冒険家である主人公「エリオット」が,相棒の妖精「フェイ」とともに,蛮族が蔓延る世界「フィレビルディア」を冒険していく。
今回出展されていたのはNintendo Switch 2版で,現在配信されている「先行体験版」と同様のものだ。
![]() |
体験版は,エリオットがヒューザー王国のヒカルド王の命を受け,「蛮族」のテリトリー内にある遺跡の探索へ向かうところから始まる。蛮族はフィレビルディアの世界に蔓延る異形の存在で,熾烈な縄張り争いを繰り広げているという。
![]() |
HD-2Dならではの美しいドット絵で展開される本作だが,試遊での印象は2D時代の「聖剣伝説」シリーズや「ゼルダの伝説」シリーズを彷彿とさせるアクションRPGだった。
武器は2種類装備でき,初期状態では剣に加えて爆弾が装備されている。また,お店では矢を買うことができ,そちらに装備を切り替えることも可能だ。
そのほか,お店では「アクセサリ」や「回復の薬」などを購入できた。アクセサリを装備することで移動速度を上げたり,投げたものが爆発するようになるなどの効果を得られる。
![]() |
![]() |
戦闘では,普通に剣を振る通常攻撃のほか,溜め攻撃を行える。また,道中にはひび割れした岩などが登場し,爆弾でそちらを破壊して洞窟の入口を発見するなどできる。
樽を持ちあげて投げつけるなどのアクションも可能だった。このあたりの仕様は,2D時代のゼルダの伝説シリーズのプレイ経験があれば,ピンと来るのではないだろうか。
![]() |
![]() |
攻撃だけでなく,盾を構えて「ガード」するアクションもある。タイミング良くガードすることで「ジャストガード」でき,これによって敵を気絶させたり,攻撃を跳ね返したりする“魔力障壁”が発生する。
![]() |
相棒として活躍する妖精「フェイ」についても触れていこう。フェイはお金やアイテムを拾ってくれるというお助け効果を持ち,移動や指示出しなども可能だ。
フェイのいる場所へと「ワープ」するという能力もある。これを活用することで,ジャンプでは届かない場所へも移動できたり,敵の背後に突然出現したりできる。
![]() |
![]() |
敵との戦いについては,「ライフ制」となっている。画面左上に赤いしずくのようなマークが出ているのだが,こちらがエリオットのライフで,敵の攻撃を受けるとライフが減ってしまう。
![]() |
回復手段についてはお店で買える「回復の薬」を用いるほか,世界の各地にある「冒険の道しるべ」に近づくことで全回復できた。この冒険の道しるべに立ち寄ることで,オートセーブも行える。
![]() |
今回の試遊は20分という時間制限があったため,遺跡があるという沼地まで足を運んだところで時間切れとなってしまった。印象としては,かつての2DアクションRPGを遊んできたプレイヤーにはかなり刺さりそう。筆者もそのターゲット層だったので,試遊を経て本編で遊ぶのが楽しみになる内容だった。
![]() |
もし手元にSwitch2がある人は,前述の通り先行体験版が配信中なので,そちらで遊んでみよう。
「冒険家エリオットの千年物語」公式サイト
4Gamer「東京ゲームショウ2025」記事一覧
- 関連タイトル:
冒険家エリオットの千年物語
- 関連タイトル:
冒険家エリオットの千年物語
- 関連タイトル:
冒険家エリオットの千年物語
- 関連タイトル:
冒険家エリオットの千年物語
- この記事のURL:
キーワード
- Nintendo Switch 2
- Nintendo Switch 2:冒険家エリオットの千年物語
- PC:冒険家エリオットの千年物語
- PC
- アクション
- RPG
- スクウェア・エニックス
- スクウェア・エニックス
- ファンタジー
- プレイ人数:1人
- PS5:冒険家エリオットの千年物語
- PS5
- Xbox Series X|S:冒険家エリオットの千年物語
- Xbox Series X|S
- プレイレポート
- 編集部:ルネ
- 東京ゲームショウ
- TGS 2025

(C)SQUARE ENIX
(C)SQUARE ENIX
(C)SQUARE ENIX