
プレイレポート
「名もなき者の詩」は1990〜2000年代を想起させるドット絵が魅力の放置系RPG。豊富なコンテンツと遊びがプレイヤーを飽きさせない【PR】
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LIGHTCORE GAMESが本日(2025年7月29日)正式サービスを開始した新作スマホアプリ「名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG」(iOS / Android)は,その名のとおり,美しいドットイラストが目を引く放置系のロールプレイングゲームだ。配信に先駆けてプレイする機会を得たので,ゲームの概要やコンテンツを,インプレッションを交えて紹介したい。
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「名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG」公式サイト
「名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG」ダウンロードページ
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1990〜2000年代のJRPGを想起させる美しいドットイラスト。音楽に桜庭 統氏や霜月はるかさんを起用
本作を語るうえで外せない要素は,1990〜2000年代のJRPGを想起させる美しいドットイラストのキャラクターたちだろう。開発チームがサガシリーズやヴァルキリープロファイル,スターオーシャンといったJRPGのファンということで,それらを強く意識したと思われるグラフィックスが目を引く。
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音楽には,メインテーマにアトリエシリーズやアルトネリコなどで知られる霜月はるかさんを,BGMに多くのJRPGの音楽を手掛けた桜庭 統氏を起用しており,この要素だけでも思わず食いついてしまう人も多いはず。開発チームのJRPGに対する愛が強く伝わってくる。
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ゲームシステムはいわゆる放置ゲーだが,ゲームプレイとのバランスは良好
第一印象でふつうのロールプレイングゲームだったり,シミュレーションRPGをイメージする人も多そうだが,本作は自動でゲームプレイを行ってくれる,いわゆる「放置ゲー」と呼称されるゲームジャンルとなっている。
放置ゲーと聞いて,「ゲームは自分の手で遊ぶのが楽しいものでしょ」と思ったのは筆者だけではないはず。筆者も実際にプレイしてみるまではそう思っていたのだが,毛嫌いせずに遊んでみたところ,「これは忙しい人には悪くないゲームシステムなのかも」と思えるようなった。
というのも,筆者はちょうど仕事が忙しい時期にこの記事を書くことになり,あまりゲームプレイに時間が取れないかも……と懸念していたが,放置する時間は仕事をして,合間の手が空いたタイミングで編成を組んだり,キャラクターを強化したりと,無駄な時間なく効率的に遊べたのだ。
すべてを自分の手で遊びたいゲーマーには放置ゲーは合わないかもしれないが,そもそもゲームを遊ぶ時間があまり取れない人や,いろいろなゲームを並行して遊びたい人にはもってこいのゲーム性といえるのかもしれない。
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また,本作はただ放置しているだけではキャラクターは育たないため,定期的に強化しなければならない。このお手入れ的要素がなかなかのボリュームで,ついつい放置をせず触りすぎてしまうことも。コンテンツも期間限定のイベントや常設のものがたくさん用意されているため,プレイヤーを飽きさせることがない。
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物語やキャラクターの背景は「人物伝記」というコンテンツで掘り下げられる
本作を始めるとすぐにプレイヤーが遊ぶメインの画面に移行し,物語やキャラクターの背景がまったく分からないのだが,そういったシナリオ部分の要素は,「人物伝記」というコンテンツで掘り下げられていく。
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ゲームの世界観としては,北欧神話の要素をベースに構築されているそうで,主人公のヴァルキリー・ブリュンヒルデが,「九界(きゅうかい)」に存在するさまざまな種族の英霊たちを仲間にし,外の世界から迫る邪悪な勢力と戦い,崩れた秩序の再建と来たるラグナロクへの備えを進めていく,という設定になっている。
こういった世界観設定は,ふつうに遊んでいるだけではあまり見えてこない要素であるが,「人物伝記」を読み進めることで少しずつ理解でき,この世界の解像度が上がっていくことにもつながる。キャラクターの設定も知れば知るほど愛着が湧いてくると思うので,世界観が気になる人は要チェックのコンテンツだ。
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英霊の育成にはガチャが不可欠だが,無課金でも十二分に遊べる安心設計
本作のゲームサイクルは,自動操作で進むステージをどんどんとクリアしていき,行き詰まってしまったら主人公のヴァルキリーや仲間の英霊を強化したり,編成を見直したりして,また進んでいくシンプルなものとなっている。
仲間となる英霊は,いわゆる限界突破システムで強化されていき,レベルが上がっていくことで固有のタレント(スキル)が開放されていく。パーティを編成するうえで,重要となるのがこのタレントで,「味方へのシールド付与+挑発効果」といったタンク構成や,「クリティカルダメージを上げる呪い+クリティカル確率増加」の会心特化構成といったさまざまなシナジーを生み出してくれる。
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ただ,この英霊を限界突破するにはガチャを回して同じ英霊を引き,ピースを獲得しなければならない。そうなるとどうしても「課金が必須なのか……」と思うかもしれないが,この点についても安心してほしい。本作はゲーム内で手に入るアイテムでガチャを回せるうえ,かなりの頻度でそのアイテムが手に入る。ふつうに遊んでいるだけで驚くほどガチャを回せるので,無理に課金をする必要はない。
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英霊についても,毎日のログインごとに好きな英霊(SSRを含む)を1体無料でもらえる「全英霊GET」キャンペーンが実施されており,遊んでいれば無課金でもコンプリートできるようになっている。好みの英霊がいるのに引けなくてモチベが上がらない……ということはないので安心して遊んでほしい。
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おまけに本作のガチャは10連で回すことで必ず最高レアリティのSSRの英霊が1枚以上出る仕様になっている。ゲーム内アイテムである宝箱からも英霊は出現するので,限界突破に必要なピースはいろいろなルートで集まっていくはず。
もちろん,課金することによっていろいろな要素は時短されるし,利便性が高まることは否定できないが,課金によるブーストが必須ではないことは確かだ。放置ゲーといえば課金必須というイメージが先行している人もいるかもしれないが,本作はそうではない。
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放置だけでは遊びきれない充実のコンテンツ
ゲームサイクルはシンプルなものだが,本作はそれに付随してダイヤやゲーム内マネーが手に入る「派遣」や「ダンジョン」,箱庭的要素の「農園」,穴を掘ってアイテムを発見する「採掘」,チャレンジクエスト的な要素の「神々の試練」や「異界の侵略」,装備を鋳造するアイテムが手に入る「勇者の秘境」など,本当に多くのコンテンツが用意されている。
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今回は時間の都合で一部を軽くしか触れられなかったが,ほかのプレイヤーと競い合う要素や期間限定のイベントなどもあり,その豊富なコンテンツ量がプレイヤーを飽きさせない。筆者のように忙しい人は肩の力を抜いて放置で遊んでもいいし,ガツガツと遊びたい人はいろいろなコンテンツに手を出してもいい。プレイスタイルによって,向き合い方を変えられるのは好印象だ。
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放置ゲーに対する印象を変えてくれる一作に
正直に言ってしまうと,筆者自身,これまで「放置ゲー」というジャンルに対しては少し懐疑的な印象を持っていたのは確かだ。
「自分で操作しないゲームなんて面白いのだろうか?」――そんな先入観を持っていたのだが,実際に遊んでみると,空いた時間でサクッと遊べる手軽さとログインするたびに積み重なった成果を見る楽しさが心地よく,「忙しい人に合うゲームジャンルなのかも」と感じるようになった。
初見の印象は,1990〜2000年代のJRPGそのものであり,実際に遊んだときの印象の違いに驚くかもしれない。人によっては受け付けないというのも理解できるが,丁寧に作り込まれたビジュアルと音楽のクオリティは確かであり,そこにゲームとしての遊びやすさ,入門のしやすさがしっかりと盛り込まれている。
「放置ゲーって,案外アリかも?」――そんなふうに思わせてくれた「名もなき者の詩 昔懐かしきドット絵RPG」は,放置ゲーに対する印象を変えてくれる,そんな一作になるのかもしれない。
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