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新作ストラテジーアクションRPG「Chronicles Medieval」発表。中世ヨーロッパ世界で,何千もの兵士を率いる領主に成り上がれ!
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「Chronicles Medieval」の舞台となるのは,さまざまな領主が乱立して戦乱の続く中世ヨーロッパ。プレイヤーが一介の平民から軍団を率いて戦うリーダーへと成りあがっていくという,「Mount & Blade」シリーズを彷彿とさせるサンドボックス型のゲームプレイになっている。
ライバル勢力と戦場で戦ったり,城を攻め落としたりするだけでなく,相手方もプレイヤーの要塞や城を攻撃してくる。近隣の盟主と同盟を組むなどの外交を展開したり,居酒屋で有能な騎士を見つけて雇用したりといったことを,すべてプレイヤーの判断で行い,栄光の道を自らの手で切り開いていくわけだ。
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プレイヤーキャラクターは,騎士(Knight)や盗賊(Bandit)といった出自の異なる複数の設定から選べるようになっている。騎士であれば剣技と盾,馬の扱いに秀でていて,プレイヤーの選択が正義に適っていると判断した戦闘行動について与ダメージ量がアップ。盗賊であれば,待ち伏せや急襲に特化した才能を持ち,ロックピックやスリ,情報収集などで真価を発揮できるのだという。
ただ,これらの能力もゲームをプレイしていく中で,プレイヤーが自由にカスタマイズしていけると思われる。
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「Chronicles Medieval」のゲームプレイは,数十のユニットからなる兵科の異なる部隊を複数率いるという,鳥瞰視点のリアルタイム戦略ストラテジーのような,プレイヤーが司令官に専念するバトルモードもフィーチャーしているが,いち兵士の視点で戦場を駆け回ることも可能だ。
また,シングルプレイでじっくり全土の制覇を目指すことも,仲間とともにCo-opモードに興じることもできるとのことだが,現時点でオンラインPvPについてはアナウンスされていない。
そんな「Chronicles Medieval」の大きな特徴となるのが,MODコミュニティのサポートだ。「Ultimate Epic Battle Simulator」のように,現代兵士100人とローマ兵10万人が戦うといった,あり得ないようなバトルのシミュレートも可能になるはずと開発者は話している。ゲームには実在の国家や人物は登場しない模様だが,ひょっとしたら百年戦争をシミュレートするような猛者がMODコミュニティから出てくるかもしれない。
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Raw Power Gamesは2022年に結成された新興スタジオだが,「ウィッチャー 3: ワイルドハント」,「アサシン クリード オデッセイ」,「ヒットマン」シリーズ,「トータルウォー」シリーズ,「Elite Dangerous」といった作品に関わったベテラン勢を中心に,100人ほどのメンバーが籍を置いているという。
「Chronicles Medieval」にはUnreal Engine 5が利用されており,高度なグラフィックスや物理シミュレーションによる,リアルな戦場表現にも期待できそうだ。
前述したように,2026年中にもアーリーアクセス版の配信が開始予定で,ビジネスモデルはプレミアム販売(購入時一括支払い)を想定しているとのこと。その続報を楽しみにしておきたいところである。
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「Chronicles Medieval」公式サイト
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