
プレイレポート
[プレイレポ]「パタポン1+2 リプレイ」を先行体験。名作リズムアクションがリマスターされ,遊びやすくなって帰ってきた!
![]() |
本作は,ソニー・インタラクティブエンタテインメント(当時:ソニー・コンピュータエンタテインメント)からPlayStation Portable向けにリリースされたアクションゲーム「パタポン」および「パタポン2 ドンチャカ♪」のリマスター版を収録したタイトルだ。
リリースに先駆けて本作に触れる機会を得たので,インプレッションを交えて概要を紹介する。なお,本稿でのボタン表記は,すべてPS5版に準拠している。
![]() |
プレイヤーは,目玉の生き物「パタポン」で編成した部隊に,「4つのタイコ」のリズムで指示を出し,敵を倒したり障害物を乗り越えたりしながらステージを進んでいく。
具体的には,コントローラの4つのボタンに「パタ」([□]),「ポン」([○]),「ドン」([×]),「チャカ」([△])が割り振られており,それらを組み合わせて4拍のリズムに合わせコマンドを入力し,パタポンに指示を出す。序盤に基本となるコマンドは以下の3つで,ゲームの進行に沿って更なるコマンドを習得することもできる。
「すすめ」:パタ・パタ・パタ・ポン([□][□][□][○])
「せめろ」:ポン・ポン・パタ・ポン([○][○][□][○])
「まもれ」:チャカ・チャカ・パタ・ポン([△][△][□][○])
![]() |
指示を出されたパタポンは,次の4拍で入力されたコマンドのとおり行動をとる。基本的なプレイは,「コマンド入力」→「パタポンの行動」→「コマンド入力」の繰り返しでゲームが進んでいく。
うまく4拍のリズムをキープできればコンボが累積し,一定数コンボが続くとパタポンの能力が向上する「フィーバーモード」に移行する。「パタポンの行動中」にコマンドを入力すると行動がキャンセルされコンボも止まってしまうので,リズムをキープすることがプレイをうまく進めるカギだ。
![]() |
パタポンにはクラス(職種)が存在し,それぞれ役割が異なる。たとえば「たてポン」は盾を持っており防御に優れているし,「ゆみポン」は弓を使った遠距離攻撃が得意だ。そして「はたポン」は部隊のリーダーを務めており,このパタポンが倒されると,たとえそれ以外のパタポン達が生き残っていたとしてもゲームオーバーになってしまう。
![]() |
「パタポン」では,各ステージやミニゲームで獲得した素材を2種類組み合わせて「生命の木マテール」の根元に埋めると新しいパタポンを召喚できる。
また「パタポン2」では,既存のパタポンに各種素材を組み合わせてレベルアップさせることで,上位の種族に進化させられる。そうして育成・強化したパタポンの役割や個性を踏まえて部隊を編成し,さまざまなステージを攻略していくのだ。
![]() |
![]() |
ステージは「狩りステージ」や「ボスステージ」など,さまざまな種類が存在しており,「ボスステージ」ではボスキャラクターが大技を繰り出してくる。技発動の前にはボスが予備動作を見せるので,それに合わせてパタポンに防御やジャンプなど特定の行動を取らせる必要がある。
初見でボスの技とそれに対応する行動を把握するのは難しいので,繰り返しチャレンジすることになるだろう。うまく技を防御・回避できたときには独特の気持ちよさを得られる。
![]() |
![]() |
![]() |
今回のリマスターにあたって,新機能も加えられている。まず難度は,EASY / NORMAL / HARDという“新基準”での調整が施されている。いずれの難度でも,現行プラットフォームへの対応に伴う60FPSへの変更が行われており,そのうえで,プレイ感覚を損なわず,入力しやすいと感じられるようにコマンドの判定範囲の調整がなされている。
さらにEASY / HARDは判定調整以外にも,与ダメージ量・被ダメージ量に差異が設定されている。加えてコマンドの入力タイミングが-5から5までの全11段階に調整可能になったり,オープニング・エンディング演出の一部がスキップ可能になったりしている。
![]() |
便利なのが「タイコのコマンドの常時表示」の機能で,画面下部に習得したコマンドを表示したままにできる。コマンドが増えてくると,ボタンの組み合わせを混同したり忘れたりしてしまうこともあるので,活用したい機能だ。
![]() |
ほかにも「パタポン」には「パタポン2」から登場した「TIPSアルバム(TIPSの一覧表示)」および「部隊編成画面のヘルプ」が追加されていたり,「パタポン2」では「パラゲト」ステージの難度・入力判定の調整が施されていたりと,オリジナル版よりも遊びやすくなっている。
本作は対応プラットフォームも3種類あり,かつてPSPで遊んでいた人はSwitchの携帯モードでプレイすると,当時に近い感覚を得られるだろう。またPCやPS5でプレイすれば,大きな画面で高画質なグラフィックスを楽しめる。
「パタポン」「パタポン2」ともにオリジナル版が高く評価されており,今なお根強いファンのいるタイトルなので,興味のある人はぜひ「パタポン1+2 リプレイ」を触ってみてほしい。
![]() |
![]() |
「パタポン1+2 リプレイ」公式サイト
- 関連タイトル:
パタポン1+2 リプレイ
- 関連タイトル:
パタポン1+2 リプレイ
- 関連タイトル:
パタポン1+2 リプレイ
- この記事のURL:
キーワード
- PC:パタポン1+2 リプレイ
- PC
- リズム/ダンス
- CERO A:全年齢対象
- カジュアル
- コミカル
- バンダイナムコエンターテインメント
- プレイ人数:1人
- PS5:パタポン1+2 リプレイ
- PS5
- Nintendo Switch:パタポン1+2 リプレイ
- Nintendo Switch
- プレイレポート
- ライター:大陸新秩序

(C)2025 Sony Interactive Entertainment Inc.
Developed by Bandai Namco Entertainment Inc.
Patapon is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment Inc. in the U.S. and other countries.
(C)2025 Sony Interactive Entertainment Inc.
Developed by Bandai Namco Entertainment Inc.
Patapon is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment Inc. in the U.S. and other countries.
(C)2025 Sony Interactive Entertainment Inc.
Developed by Bandai Namco Entertainment Inc.
Patapon is a registered trademark of Sony Interactive Entertainment Inc. in the U.S. and other countries.