
プレイレポート
[プレイレポ]春日一番,初音ミクも参戦。「ソニックレーシング クロスワールド」はガジェットの組み合わせがレースの勝敗を分けるカギになる!?
今回用意されたのは,ドイツ・ケルンで開催されたgamescomの出展バージョンと同等のPS5版。約1時間プレイして,新キャラクターや各モードをチェックしてみた。
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「ソニックレーシング クロスワールド」公式サイト
6月に行われた試遊会では,12人のキャラクター,メインの「グランプリ」モードしか選べなかったが,今回は25人のキャラクター,ソロプレイ向けの3モード,それぞれ4つのグランプリをプレイすることができた。
筆者は2回目の試遊ということで,レースでも重要になるであろう「ガジェット」とセッティングに注目した。
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[プレイレポ]おなじみソニック達が繰り広げるレースアクション「ソニックレーシング クロスワールド」。リングの向こうには異世界のコース!?
![[プレイレポ]おなじみソニック達が繰り広げるレースアクション「ソニックレーシング クロスワールド」。リングの向こうには異世界のコース!?](/games/882/G088214/20250606038/TN/025.jpg)
セガが2025年9月25日の発売を予定しているレースゲーム「ソニックレーシング クロスワールド」のプレイレポートをお届け。ラップを重ねるとコースが変わる独自のゲームシステムを導入し,ガジェットによって挙動が変わるマシンのカスタマイズにも注目だ。
ドライバーはチーム・カオティクスや六鬼衆のザボック,メタルソニック,エッグボーン,セージのほか,コラボキャラクターの「春日一番」「初音ミク」も選べるようになっていた。これでもまだドライバー枠は半分以下。今後の参戦キャラクターの発表も楽しみだ。
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マシンはタイプ別に「スピード」「アクセル」「ハンドリング」「パワー」「ダッシュ」のカテゴリがあり,同カテゴリ内の車種に見た目以外の違いはない。それぞれカスタマイズによって形や色を変えられるので,好みのタイプを選べばいいだろう。
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車の挙動に最も大きく影響するのが,ガジェットの存在だ。これはマシンに共通して反映されるシステムで,設定次第でさまざまな特徴を持たせられる。
ガジェットは「リングゲット」「リングアビリティ」「テクニック強化」「チャージ強化」「パラメータ強化」「サポート」「アイテムコントロール」「アイテム強化・追加」「スタンダードキット」「マシンタイプキット」に分類される。マシンのスロットに最大6個装着できるが,効果の高いガジェットには2個分,3個分のスロットを必要とするものがある。
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ガジェットの組み合わせだけでなく,マシンのタイプとの相性もある。何を選ぶかは熟考したいところだが,今回は開発陣によるセット例が提示されたので,それを参考にしてみた。
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例えば,相手のマシンとぶつかったときに加速する「ぶつかりダッシュ」を軸とするセットは,パワータイプのマシン向けで相手にぶつかったときにリングを奪う「リングスティール」と組み合わせると,積極的に当たりにいく走りに特化することで有利になれる。
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急加速が2回できる「ダブルブースト」を持った状態でスタートし,これがアイテムボックスからも出るようになる「ダブルブースト追加」を軸にしたセットでは,「加速アイテム確率アップ」を組み合わせたい。レース中にダブルブーストを含む加速アイテムが出やすくなり,高速で走れる機会が大幅に増える。
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ドリフトを4段階目まで行うと一定時間無敵になる「アルティメットチャージ」には,ドリフトを切り返した際にドリフトゲージが1つ分溜まる「切りかえしクイックチャージ」を組み合わせると,無敵になるまでのドリフトの回数を減らせるようになる。
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ガジェットには個性的な効果が発揮されるものもあり,それによりプレイフィールもまったく変わる。レースゲームとしてのプレイスタイルにも影響が生まれそうで,わりと雑に走ってしまう筆者は上記の「ぶつかりダッシュ」を軸とするセットが合っている気がした。
ガジェットのセットは5種類まで登録しておけるので,レースに応じて使い分けたいところだ。
レースを重ねるうちにガジェットを使った走りの手応えは掴めることだろう。コミュニティでもガジェットの組み合わせが確立されていくことは間違いなく,ぜひ試行錯誤してみてほしい。
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前述のとおり,今回は無料DLCのコラボキャラクターも選べた。ゲームプレイに直接影響はしないが,なかなか面白かったので紹介しよう。
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春日一番は純和風のパワータイプマシン「ドラゴンブレイブ」と共に参戦。天を指すポーズや,ガッツポーズを繰り出すときはシートから立ち上がり,ときには腕を組んで仁王立ちになるなど,彼らしいダイナミックな仕草が見どころだ。少々残念だったのは,ボイスが入っていなかったこと。ほかのキャラクターはよくしゃべるので,本作ならではの一番の声も聞きたかった。
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初音ミクはオリジナルのレーサースタイルのコスチュームで参戦。マシンはダッシュタイプの「ディーヴァマッキナ」だ。彼女もアクティブなポーズが見られ,とくにエアトリック中のダンスのようにクルクル回るパフォーマンスはプレイヤーを楽しませてくれる。彼女にはボイスがあり,特定のアイテム使用時やリザルト画面の楽曲がVOCALOIDによるアレンジバージョンに変わるのも見逃せない。
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ソニックファミリーとは毛色の違う2人だが,このようなコラボキャラはさらに増える可能性があるので,今後の展開にも注目しておこう。なお,今回のgamescomバージョンでは選べなかったジョーカーは,8月29日から開催されるオープンネットワークテストではプレイアブルキャラクターとして登場予定だ(ジョーカーの先行プレイは8月31日13:00〜9月1日13:00)。
今回,初披露となったコースやモードにも触れておこう。
筆者がとくに楽しかったのは「シークレットグランプリ」だ。「ソニックフロンティア」の「クロノス島」,「ソニックスーパースターズ」の「ノーススター諸島」,「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」の「ホワイトスペース」といったコースは,比較的新しいソニックシリーズの舞台がモチーフであり,見覚えのある風景や演出,そして「おおっ」と驚かされるシーンもあった。
ソニックシリーズの舞台をモチーフとしたコースはほかにもあり,それぞれ中間地点は毎回違うクロスワールドを走ることになる。その都度,レース展開も違ったものとなるため,新鮮な気持ちで楽しめそうだ。
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モードはメインのグランプリをはじめ,グループ戦など規定のルールに則って走る「レースパーク」,コースごとのタイムアタック「タイムトライアル」が用意されている。
レースパークは複数のキャラクターとグループを組んで走るルールが面白く,5種類のプリセットルールのほか,設定を変更するカスタムマッチも可能。オンラインプレイも盛り上がりそうだ。
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タイムトライアルはクロスワールドを経由せずに,各コースの最速タイムを競う。コースの形が把握できるモードで,ガジェットを反映させて走行できる。
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前述のとおり,本作は8月29日から4日間,オープンネットワークテストを実施する。プラットフォームはPC,PS5,Xbox Series X|S,Nintendo Switch。もちろん,誰でも参加可能だ。今回紹介したガジェットの一部も体験できるので,ぜひその感覚を味わってみてほしい。
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- ライター:稲元徹也

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