1920年代のアニメにインスパイアされた「バッド・チーズ」がリリース。ネズミの坊やがお父さんを怒らせないように振る舞うサイコホラーADV

　Feardemicは，個人ゲーム開発者のサイモン・ルカシック（Simon Lukasik）氏が開発を手がける新作サイコホラーアドベンチャー「バッド・チーズ」の配信をSteamで開始し，これにあわせて最新トレイラーを公開した。価格は1500円（税込）。

Steam「バッド・チーズ」

　どこか有名な“白黒ネズミ”を思わせる，1920年代のアニメーション映画にインスパイアされた「バッド・チーズ」は，不気味なお化けたちが出没する大きな屋敷の中で，お母さんのいないあいだの家事を任せられたネズミの坊や「キーミック」が主人公となる。


　プレイヤーはキーミックを操作して，何もしないくせに怒ると怖いお父さんを刺激しないよう，お父さんや兄弟たちの後始末で掃除をしたり，薬を持って行ったり，部屋の隅々にあるクモの巣を取り払ったりして，自分の内面崩壊を抑え込みながら言いつけをこなしていくのだ。


　家庭内暴力やモラハラといった社会的問題を背景に，パロディとサイコロジカルホラーを混合させた「バッド・チーズ」。Steamストアページでは，10％オフの1350円（税込）になるセールが9月16日まで行われている。インタフェースと字幕が日本語に対応しているので，気になる人はチェックしておこう。