20年以上の時を超えて，城塞建築シムの決定版「Stronghold Crusader: Definitive Edition」がリリース

　FireFly Studiosは，城塞建築シミュレーションの決定版となる「Stronghold Crusader: Definitive Edition」の配信を開始し，4K解像度でゲームプレイを紹介する最新トレイラーを公開した。

Steam「Stronghold Crusader: Definitive Edition」

　2002年にリリースされた「Stronghold: Crusader」は，第1次〜第3次十字軍遠征で荒れた地中海や中東の世界を舞台にしたリアルタイム戦略シミュレーションだ。イングランドのリチャード獅子心王やアイユーブ朝の創始者であるスルタン・サラディンらの激突を描き，ニカイア，へラクレア，エルサレム，アンティオキアなどで城塞を築きながら敵の城を落としていく。
　50種のレベルやクルセイダートレイルという30種の時間制限付きスカーミッシュレベルが用意されるなど，じっくりと遊び込めるゲームとしてストラテジーファンに高く評価された。


　「Stronghold Crusader: Definitive Edition」では，グラフィックスの4K解像度対応やサウンドのリマスターに加えて，さまざまな修正が行われる。また，難度の異なる20人のAI対戦相手とプレイ可能で，史実をベースにした2つの新しいキャンペーンと，4つのクルセイダートレイルが追加される。
　さらに，8人の戦士で構成されたベドウィン部隊などのユニット，8人による対戦モードに加えて，2人で遊べるクルセイダートレイル「Sands of Time」が新たに登場している。


　「Stronghold Crusader: Definitive Edition」のリリースを記念して，10％オフになるセールがSteamで実施中だ。インタフェースと字幕は日本語に対応しているので，気になる人はプレイしてみるといいだろう。
　なお，今秋と今冬に無料アップデートとDLCのリリースが予定されている。