
プレイレポート
[プレイレポ]「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」ソロプレイモード先行体験。爽快感抜群の“一対多バトル”を追加し,順当な進化を実感できる
※PC版はセガより8月6日の発売が予定されています。
※本稿ではPS5版を使用しています。
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「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」公式サイト
相変わらずストーリー演出はハイクオリティ
爽快感抜群の新要素“一対多バトル”に注目!
まずは簡単にシリーズの情報をおさらいしておこう。「ヒノカミ血風譚」シリーズは,アニメ「鬼滅の刃」のストーリーを追体験できる作品だ。ソロプレイモードでは,主人公・竈門炭治郎となってマップを探索したり,おなじみのキャラクターたちとの会話を楽しんだりできる。
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前作はアニメ「竈門炭治郎 立志編」から劇場版「無限列車編」の内容が中心だったが,最新作では「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」までの内容を収録する。物語が佳境に差し掛かり,登場キャラクターが一気に増えるタイミングなので,なかなかのボリュームになりそうだ。
バーサスモード“対戦”はタッグマッチ形式となっており,自由にキャラクターを組み合わせて戦える。シンプルなシステムではあるが,原作の爽快感あふれるアクションを繰り出せるのが最大の魅力だ。バトルの基本システムに大きな変更はないので,前作のプレイレポートが参考になるだろう。
「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」プレイレポート。ボタンを連打するだけで劇中さながらのアクションが楽しめる

アニメ「鬼滅の刃」を原作とした,アニプレックスのアクションゲーム「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚」が,2021年10月14日にリリースされる。キャラクターの表情やアクションを美しく再現するグラフィックスや,原作の要素を生かしたゲームシステムが特徴の作品だ。
今回は「刀鍛冶の里編」の序盤に展開される探索要素,バトルシーンをプレイすることができた。ここからは新情報を中心に紹介していこう。
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ソロプレイモードの流れは前作と同様だ。シナリオを選択し,探索を通じて「キメツポイント」を収集して新要素をアンロックしていくのが基本となる。
キャラクターの表情やアクションを見事に再現したカットシーンのクオリティは高く,その見せ方も非常に丁寧だ。原作の漫画やアニメシリーズに一切触れていない人であっても,スムーズに「鬼滅の刃」の物語を理解できるだろう。
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ちょっと面白かったのは,探索シーンにおける高低差を活用した要素が増えており,より自由に歩き回れる場面が多くなっていたことだ。今回は刀鍛冶の里にやってきた炭治郎が探索するシーンを操作したが,裏路地や屋根の上も自由に走り回れる。
RPGではないので重要なアイテムがあるわけではないが,ゲームとしてキャラクターを操作できる意義がきちんと用意されているのは嬉しいところだ。モブキャラクターがチラホラといたり,キメツポイントが落ちていたりもするので,新しい場所を訪れたら周辺を探し回ってみたい。
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そして注目の新要素は,探索シーンの操作感そのままに大量の敵と戦う“一対多”のシーンだ。今回は新キャラクターである恋柱・甘露寺蜜璃を操作し,里を襲撃する金魚の鬼を一掃する場面をプレイした。
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鬼殺隊の柱ならではのド派手なアクションを繰り出し,大量の敵をまとめて薙ぎ払う爽快感は高い。攻撃関連の動作はバトルシーンのそれを踏襲しているが,移動の操作は“一対多”の戦いに最適化されているので,操作面で違和感がないのも嬉しいところだ。
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強大な力を持つ上弦の鬼と,炭治郎や鬼殺隊最高位の「柱」たちの戦いが描かれる「遊郭編」以降の物語では,“一対多”のアクションが展開されるシーンはもっとあるはず。どんな場面で新しい戦いが楽しめるのか,大いに期待しておこう。
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霞柱・時透無一郎vs.玉壺のバトルを体験!
バトルの操作はさらに遊びやすく
ストーリーの進行上,1対1の戦闘シーンも少しだが体験できた。やはり基本は前作から大きく変わらないが,重要な動作である「強攻撃」が[R1]+[◯]ボタン,「捌き」が[R1]+[×]ボタンに変更されている(ボタン表記はPS5版)。
前作では“左スティックを弾く操作”とボタン入力の組み合わせになっていたこれらのアクションだが,ボタン2種の同時押しで発動できるようになったわけだ。タイミングを完璧に合わせる必要があった「捌き」を,より正確な入力で出せるようになったのはありがたい。
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1対1の戦闘シーンでは,新キャラクターである霞柱・時透無一郎を使用し,上弦の伍・玉壺と対決した。
無一郎は「霞の呼吸」の使い手だが,手触りは炭治郎や冨岡義勇といった「水の呼吸」の使い手に近く,かなり素直に動いてくれる。全開放状態になるとダッシュやステップなどの挙動が変化し,さらにスピーディな立ち回りが可能だ。
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対する玉壺は,いわゆる射撃系のキャラクターだろう。あえて相手の移動やステップを刈り取る“自機外し弾”を絡めた連携はいやらしく,CPU相手でもなかなかの苦戦を強いられた。射撃により,じわじわと体力を削り取っていく戦いぶりはまさに玉壺そのもの。製品版がリリースされた際には,ぜひ操作してみたいものだ。
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今回の先行プレイで確認できた要素は本作のごく一部だが,前作の要素をベースとしつつ,順当に進化していることがうかがえる。物語の重要なシーンが詰まっている「遊郭編」「刀鍛冶の里編」「柱稽古編」まで,しっかり収録しているのであれば,相当な密度になりそうだ。
「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」公式サイト
※画面は開発中のものです。
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- PC:鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2
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- ライター:蒼之スギウラ

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
(C)「鬼滅の刃 ヒノカミ血風譚2」製作委員会
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