
インタビュー
重厚な世界観が特徴のローグライクSRPG「セイズの国」が創風ブースに出展。開発者の南部休み氏にお話を聞いてきた[TGS2025]
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本作は,重厚なストーリーとローグライク要素を融合したSRPGだ。戦闘システムが特徴的で,「攻撃時にHP以外のパラメータを削ることが可能」となっている。
昨年は「Indomitable Blade」という名前で出展されていたが,2025年9月17日に現在の名称「セイズの国」へと変更になった。最新のトレイラー映像も同時に公開されている。
重厚な世界観が特徴のSRPG「Indomitable Blade」,タイトルを「セイズの国」へ変更。ビジュアルを刷新し,TGS 2025に出展決定

NanbuWorksは2025年9月17日,開発中のシミュレーションRPG「Indomitable Blade」のタイトルを「セイズの国」へ変更し,新ビジュアルトレイラーを公開した。幕張メッセで9月25日〜28日に開催される「東京ゲームショウ2025」では,ホール10-C09の創風ブースで展示される。
ブースには開発を手掛ける南部休み氏がいたので,本作のウリや,昨年の展示に比べて変わった点などについてインタビューをしてみた。その内容を以下で紹介していきたいと思う。
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4Gamer:
本日はよろしくお願いします。今回タイトルを変えてリニューアルしましたが,具体的にどのような点が変わったのでしょうか?
南部氏:
大枠の話だと,昨年のものに比べてローグライク性を高めたところがありまして。本作では,ステージをクリアすることで一定のお金を入手できるのですが,そのお金を道中でどう使っていくかという“リソース管理”の要素がより強くなっています。
4Gamer:
なるほど。お金の使い道も含めて,詳しくお話を聞かせてください。
南部氏:
本作では「パラメータを削れる」という要素がありますが,それが戦闘終了時に自動的に回復しないシステムになっています。それの回復にお金が必要となるのですが,キャラクターの強化にもお金がかかるので,そこで“ジレンマ”を感じてもらうという設計にしていますね。
また,クラスにはレベルキャップが用意されていて,「クラスチェンジ」をすることでキャップが開放されるんですけど,これにもお金が必要です。
4Gamer:
クラスチェンジはどういった形で行われるのでしょうか。
南部氏:
基本的には,元の職の上級職になるイメージですね。ヘルシルがヴァルキリーになったり,ローグがアサシンになったりといった形です。
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4Gamer:
ストーリー分岐のマップを拝見しましたが,こちらもローグライク風といった感じですね。「Slay the Spire」みたいなイメージで良いのでしょうか?
南部氏:
まさにそんな感じです。また,戦場についてはランダム生成され,ニューゲームのたびに完全に違う戦場になりますね。さらに,戦闘で得られる報酬も変わってきますし,特定のスキルを覚える場所みたいなのもあるので,それが行き先の指針になってきます。
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4Gamer:
(画面を見ながら)スキルツリーという項目がありますね。こちらについても詳しく聞かせてください。
南部氏:
スキルについても,先ほど話題に上がったお金の使い道の1つです。どのスキルを先に覚えるかは自由に決められるので,どうカスタマイズするかはプレイヤー次第となっていますね。お金さえ払えるのであれば,順不同で好きなスキルを習得できる形です。
4Gamer:
完成が楽しみになる内容ですね。本日はありがとうございました。
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