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  • 発売日:2026/春
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イシイジロウ氏が手がける人狼アドベンチャー「Depth Loop」をプレイ。メモ機能などのこだわりの仕様が多数[TGS2025]
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印刷2025/09/28 11:28

プレイレポート

イシイジロウ氏が手がける人狼アドベンチャー「Depth Loop」をプレイ。メモ機能などのこだわりの仕様が多数[TGS2025]

 東京ゲームショウ2025のKEMCOブースに,2026年春リリース予定のアドベンチャーゲーム「Depth Loop」PC / Nintendo Switch 2 / PS5 / Nintendo Switch / PS4)がプレイアブル出展されている。

画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / イシイジロウ氏が手がける人狼アドベンチャー「Depth Loop」をプレイ。メモ機能などのこだわりの仕様が多数[TGS2025]

 本作は,舞台公演「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」の人気シリーズ「DEPTH」のライセンス許諾を受けて制作されている。パンデミックによって滅びかけている人類最後の希望となった深海の特殊施設「マグ・メル」で,天才科学者たちが互いを疑う人狼ゲームを強いられることとなる。

 注目は,本作の開発にイシイジロウ氏が参加していることだ。氏は「428 〜封鎖された渋谷で〜」や「タイムトラベラーズ」などの名作アドベンチャーを手がけたクリエイターで,凄腕の人狼プレイヤーとしても知られている。

 アドベンチャーゲームと人狼ゲームを知り尽くしたイシイ氏による人狼アドベンチャーだけに,気になるところは多い。そのプレイ感をレポートしよう。

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 本作は人狼ゲームの結果によってストーリーの展開が変化するが,ブースに出展されていたのは,人狼ゲーム部分を抜き出したようなものになっていた。マグ・メルで目覚めたのも早々に,さっそく人狼ゲームのシーンへと移る。

プレイヤーに人狼ゲームへの参加を要請するのは,本作の狂言回し的な存在のサミー
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 参加者はプレイヤーを含めて13人で,その内訳は人間6人,人狼3人,霊媒師1人,予言者1人,狩人1人,狂陣1人だ。

 集まった参加者は,自己紹介しつつ自身が人狼でないと宣誓し,いよいよゲームがスタートする。

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 最初の自己紹介で出身地や口調など,ある程度のキャラクターが分かるとはいっても,初見でそれらをすべて覚えるのは難しい。そのため,本作には人物データの確認画面が用意されている。

 しかもこの画面では,プレイヤーが推測する正体を人物ごとにメモできる(正確には,「人間」「人狼」といったアイコンを設定する)ほか,その人物がカミングアウトした役職や,現在生きているか否か(追放されたか)を確認できる。

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メモやカミングアウトの情報は,会話中にも表示される
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 また,人物データとは別に,それまでの投票履歴や,予言者・霊媒師による報告の確認画面も用意されているので,推理の際にはかなりお世話になるだろう。

 人狼ゲームでは,他人の発言に対し,信じたり疑ったりといった反応を示すことも重要になるが,本作では「信じる」「強く信じる」「疑う」「強く疑う」といったように,強弱をつけることもできる。

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 また,デジタル人狼ゲームには,参加者が一斉に投票するものもあるが,本作では投票のタイミングも任意なので,ほかの参加者が誰に投票するかをうかがうことも可能だ。
 だが,人狼ゲームのセオリーとして,投票のタイミングが遅い者は,人狼だと疑われやすくなってしまうそうなので,気をつけたい。

 実際,今回の試遊では,誰に投票するのかの踏ん切りが付かず,遅めの投票を繰り返したためか,あっさり追放されてしまった。人狼ゲームに慣れていない人もプレイする東京ゲームショウバージョンということで,「追放されるとか殺されるとかはないんでしょ」などと勝手に思っていたが,甘かったようだ。

 ただ,これで試遊が終わるわけではなく,勝負がつくまでゲームは続いた。もちろん発言や投票はできないが,推理は続けられるわけで,これは人狼初心者が上達するうえで役に立ちそうな仕様だ。

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 今回の試遊では,メモ機能や任意の投票タイミングなど,多くの点で人狼ゲームに対してのこだわりが感じられたが,やはり人狼ゲームによってストーリーがどう変化していくかも見たいところだ。

 そのあたりも含めて,本作についてイシイジロウ氏に聞いたインタビュー記事を後日掲載予定なので,そちらも楽しみにしてほしい。

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