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印刷2025/10/09 12:00

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「ブラジルの人,聞こえますか」小島秀夫氏,濱口直樹氏,下村陽子氏など,日本のレジェンドたちが南米最大のゲームイベント「Brasil Game Show 2025」へ

南米最大のゲームイベント「Brasil Game Show」
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 2025年10月9日から12日までブラジルのサンパウロで開催される「Brasil Game Show 2025」(以下,BGS 2025)に,海外でも名を知られる日本ゲーム業界のレジェンド3名が登壇すると発表された。

 小島秀夫氏,濱口直樹氏,下村陽子氏という超豪華な3名で,南米最大のゲームイベントを盛り上げるようだ。3名ともファンとの交流イベント「Meet & Greet」とトークセッション「BGS Talks」に参加する予定で,小島氏はコスプレコンテストの審査員も務め,濱口氏は開会式に登壇,そして下村氏はゲーム業界への貢献を讃える「Lifetime Achievement Award」を授与されるなど,それぞれのイベント参加が予定されている。

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小島秀夫氏,8年ぶりのBrasil Game Show


 まず小島秀夫氏だが,10月11日と12日にBGS 2025へ登壇することが明らかになった。同氏がBGSに参加するのは2017年以来なので8年ぶりとなる。
 BGS Talksでは,「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」の制作背景やテーマについて語られる予定。また,限定枚数となる無料チケット制のMeet & Greetでは,ファンが小島氏と写真撮影やサインをもらえる機会が設けられる。

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 わざわざ書くようなことでもないが,小島氏は1987年の「メタルギア」以降,映画的な演出とストーリー重視のゲーム制作で知られるクリエイターだ。
 2015年にKONAMIを退社後,独立スタジオKOJIMA PRODUCTIONSを設立。2019年の「DEATH STRANDING」に続き,今年6月26日には続編「DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH」を発売したばかりだ。また,シリーズの映画化プロジェクトも進行中だという。
 小島氏は2017年の初のブラジル来訪時に,ゲーム業界への貢献を讃える「BGS Lifetime Achievement Award」を受賞している。BGSの創設者Marcelo Tavares氏は,「2017年に小島氏はブラジルのファンと強い絆を築いた。今回,彼のスタジオにとって重要な年に再びブラジルを訪れてくれることは,イベントにとっても国内ゲーム業界にとっても意義深い」とコメントしている。



濱口直樹氏,「FINAL FANTASY VII」リメイクシリーズについて語る


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 「FINAL FANTASY VII REBIRTH」のディレクターを務めた濱口直樹氏は,1994年に「FINAL FANTASY VI」に出会ったことがきっかけでゲーム業界を志し,2003年にスクウェア・エニックス(当時スクウェア)に入社。「FINAL FANTASY XII」でビジュアルエフェクトを担当後,「FINAL FANTASY XIII」三部作ではメインプログラマーとして開発に参加した。
 その後「メビウス ファイナルファンタジー」でプロジェクトリードを務め,「FINAL FANTASY VII REMAKE」では野村哲也氏と共に共同ディレクターに就任。そして「FINAL FANTASY VII REBIRTH」で初めて単独ディレクターを担当した。
 「FINAL FANTASY VII REBIRTH」は批評家からも高い評価を受けており,Metacriticでは145のレビューに基づく平均スコア92を記録している。濱口氏の手がける作品は,原作の世界観を尊重しながらも,バトルシステムやストーリー展開を現代のプレイヤー向けに大胆にアップデートする点が特徴だ。
 BGSの創設者Marcelo Tavares氏は,「濱口氏は約20年のキャリアで,FINAL FANTASYという重要なフランチャイズの主要プロジェクトに携わり,ディレクションを担当してきた。『FINAL FANTASY VII REBIRTH』は原作への敬意と革新性を両立させた作品だ。彼の登場は今年のBGSをさらに充実させるだろう」とコメントしている。


下村陽子氏,BGS2025で「Lifetime Achievement Award」を受賞


 作曲家の下村陽子氏は,1980年代後半にカプコンでキャリアをスタート。「ストリートファイターII」の楽曲,特にガイルのテーマで知られるようになった。
 その後スクウェア(現スクウェア・エニックス)に移籍し,「スーパーマリオRPG」「聖剣伝説 レジェンド オブ マナ」「パラサイト・イヴ」などを手がけた。クラシック,オーケストラ,現代音楽の要素を組み合わせた独自のスタイルが特徴だ。

代表作は「キングダム ハーツ」シリーズで,感情豊かな楽曲がシリーズの世界観を支える重要な要素となっている。また「FINAL FANTASY XV」のサウンドトラックも担当した
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 下村氏は,2025年4月に開催された第21回BAFTA Games AwardsでBAFTA Fellowshipを授与された。これは英国映画テレビ芸術アカデミー(BAFTA)が授与する最高位の賞で,ゲーム業界への継続的な貢献を讃えるものだ。また,2024年にはGDC Lifetime Achievement Awardも受賞している。

 「音楽はゲームにおける没入感と感情の鍵であり,一部のサウンドトラックはプレイヤーのお気に入りのタイトルの思い出を永遠に形作ります。下村さんはビデオゲーム業界のレジェンドであり,BAFTA Game Awardsや2024年GDC Lifetime Achievement Awardの受賞者です。彼女の登場は今年のBGSを豊かにします」と期待されている。

 BGS 2025は,Distrito Anhembiの5つのパビリオンすべてを使用する史上最大規模での開催となり,ゲームコミュニティの究極の交流拠点としての役割を強化する。ビジネス,ゲームローンチ,没入型アクティベーション,eスポーツトーナメント,テーマエリア,国際的な著名人によるパネルディスカッション,そしてビデオゲームをポップカルチャーやデジタルカルチャーの他の表現と結びつける体験のための戦略的ハブとなる。詳しい情報は公式サイトで確認してみよう。

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「BGS 2025」出演スケジュール(ポルトガル語)

「BGS 2025」公式サイト(ポルトガル語)


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