［プレイレポ］「崩壊：スターレイル」Ver.3.4「破滅へ向かう太陽」，本日リリース。ファイノンに焦点を当てたストーリーで諸々の謎が明らかに

　HoYoverseは本日（2025年7月2日），スペースファンタジーRPG「崩壊：スターレイル」（PC / PS5 / iOS / Android）のVer.3.4をリリースした。


　今回の大型アップデートでは，新たな開拓クエスト「破滅へ向かう太陽」がリリースされ，佳境に入ったオンパロスの物語の続きが綴られる。本章では，黄金裔の1人「ファイノン」に焦点を当てたストーリーが展開されていき，これまで謎に包まれていたさまざまなことが明らかになっていく。

　本稿では，物語の重大なネタバレを避けつつ，メインストーリーの見どころについて紹介していこうと思う。とはいえ，ストーリーを紹介していくという都合上，多少のネタバレはあるので，事前に情報を知りたくないという人はご留意いただけると幸いだ。

数多の輪廻を繰り返すファイノンの物語が展開される本章。その様子を開拓者は“劇”として観測する

　前回のVer.3.3「夜明け前に迎える崩落」までの物語で，オンパロスが「皇帝のセプター」によってシミュレートされた世界であることが判明していた。その中ではいわゆる“タイムループ”の形で何度も同じ展開が輪廻していき，今回のオンパロスの物語もそのループ構造の中の1つであった。


　そして，本章「破滅へ向かう太陽」では，ファイノンが幾千万回と繰り返されてきたループの様子が描かれるのだ。その物語の中で，謎に包まれた黒衣の剣士「フレイムスティーラー」の正体も明らかになっていく。

　ここのネタバレは物語の核心に触れる部分なので避けさせていただくが，ついに謎が明らかになるということだけは伝えておきたい。


　ファイノンの輪廻の記憶を追う中で，彼の故郷である辺境の村「エリュシオン」を訪れる機会がある。そこでは，Ver.3.3の最後で登場したファイノンの幼馴染「キュレネ」も登場し，彼女との物語も描かれる。


　エリュシオンの物語では，「迷路迷境」という森を訪れる機会がある。そこでは，ミュリオンの同族と思われる妖精たちが登場し，さまざまな話を聞くことができる。


　その後，ストーリーは進んでいき，ファイノンが“再創世”を成し遂げたあとに，彼は過去へと回帰する。そうして「永劫回帰」と呼ばれるそのループを数百万回，数千万回と繰り返していくのだ。開拓者は「ライコス」によって，その様子を“劇”として観測することになる。


　そうしてプレイヤーは，ファイノンが経験する幾たびもの回帰の様子を彼とともに経験することとなる。その中では，6月に発表された新星5キャラクター「セイレンス」の姿も確認できた。


　そうして，約3千3百万回の永劫回帰を繰り返したあとに，彼は開拓者と出会う。その後の展開は重大なネタバレになってしまうので，本編で直接確かめてみてほしい。

ミュリオンがついに記憶を取り戻す！？ その正体も明らかに

　物語の中で，謎に包まれていた「ミュリオン」の正体もついに判明する。彼女がついに記憶をすべて取り戻し，彼女の口からその正体が明かされるのだ。もちろん，こちらも重大なネタバレになるので詳細は伏せさせていただく。

三月なのかに関するストーリーもあり。その復帰も近いか？

　また，「三月なのか」が今回のVer.3.4のストーリーでフォーカスされることも見逃せない要素の1つだろう。彼女が謎の世界に閉じ込められている様子が描かれ，その世界にはあのキュレネも登場する。


　ここで展開される物語では，彼女の戦線復帰が近いであろう描写もされている。詳細は本編で直接確認してほしいが，「オンパロス」編の開始から長きにわたって戦線離脱してしまっていた彼女の復帰は，ファンにとっては嬉しい話だろう。その日を心待ちにしよう。

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