東京ゲームショウ2025のアークシステワークスブースにて,同社の人気格闘ゲーム
「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」 (
PC /
PS5 /
Xbox Series X|S /
PS4 /
Xbox One /
Switch /
AC )の最新情報を紹介するステージイベント
「デベロッパーズバックヤード TGS出張版」 が開催された。
同ステージでは,グローバルを対象としたアンケートによって明らかになった最新の統計データが公開されたほか,今後予定されているアップデート情報が公開された。本稿ではその内容を紹介していこう。
「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」デベロッパーズバックヤード TGS出張版
VIDEO
「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐」最新情報
まず,イベント中に明らかとなったアップデート情報から紹介していこう。
一つ目は,アニメ
「サイバーパンク:エッジランナーズ」 とのコラボ記念カラーについてだ。同作からは,ヒロインである「ルーシー」がゲストキャラクターとして参戦済だが,今回は主人公の
デイビッド と,サブヒロインの
レベッカ をイメージした11キャラ分の
エキストラカラー が登場する。アップデートは
10月9日 の予定で,いずれも無料で提供されるとのことである。
またゲーム内の
「デジタルフィギュア」 モードにルーシーを追加するアップデートも同日配信される。こちらは画面内にキャラクターやさまざまなオブジェクトを自由に配置して撮影が楽しめるモードとなっており,ルーシーだけでなく,アニメに登場するネットランナーの
「氷風呂」 も,オブジェクトとして実装されるとのことだった。
ルーシーがハッキングするときの眼のエフェクトもオプションで用意されている
2025年秋には「GUILTY GEAR ‐STRIVE‐ Nintendo Switch Edition」にヴェノムとユニカ,そしてルーシーを追加するアップデートも予定されている
次期バージョン「Ver.2.00」の予告も行われた。まだ詳細は明かせないが,2026年の公開を目指して開発が進行しているという
TGSの開催を記念した期間限定セールも開催中だ。詳細はアークシステムワークスの公式サイトを確認のこと
セレクションアルバム第2弾「ライズアンドロック」も発売中だ。カイvs.シンのテーマ曲「Get Over Nightmare」が初収録されている
数字で見るGUILTY GEAR
さまざまな統計データが示された「数字で見るGUILTY GEAR」のコーナーでは,グローバルを対象に行われたアンケートの,2万超におよぶ回答を元にした,さまざまな統計データが公開された。
「最も好きなプレイアブルキャラ」 を問う質問で上位となったのは,ソル=バッドガイとアバ,スレイヤーの3名だ。とはいえ獲得票は全キャラクターで見ても僅差であり,人気は満遍なく分布しているとのことだった。
とはいえ主人公であるソルの人気は際立っている。地域別で見ても,すべてで3位内にランクインする強さだ
「新たに参戦してほしいキャラクター」 のアンケートでは,なんと首位は「完全新規キャラ」という結果に。これに「ザッパ」と「レイブン」が続く形だ。地域別にみると,いわゆるご当地キャラが望まれる傾向はあるものの,とくに北米と日本で新規キャラを求める声が大きいのが見てとれる。
登壇したプロデューサーの宮内 健氏は,ゼネラルディレクターである石渡太輔氏への信頼を感じると共に,プレッシャーも感じると話していた。
「好きなテーマ曲」についてのアンケートでは,「Symphony」が1位に。次回ライブを行うときの参考にするとのこと
コーナーの最後に発表されたのは,8月に実装された「ランクマッチ」の集計を元にした
「ランク別のプレイヤー人数割合」 だ。グラフを見るとボリューム層はゴールド/プラチナ帯に偏っており,実装されたばかりとはいえ,本作の円熟したプレイヤー層が見てとれる結果となっている。
またランク帯別のキャラクターの使用率では,アイアンからダイヤまでの幅広い層で,最新キャラであるルーシーが首位となる結果に。一方で,闘神帯ではミリアが最も使用率が高く,開発チームもこれには驚いたとのことだった。
ステージでは「エッジランナーズ」とのコラボを記念したスペシャルパネルも公開された。開発チームの2Dアーティスト・北薗勝一氏が描き下ろしたものとのこと