サンドボックス型ライフシム「Paralives」，早期アクセス版を12月9日に配信決定。南ヨーロッパの海辺を思わせる町での生活を眺めよう

　Paralives Studioは，開発中のライフシミュレーションゲーム「Paralives」の早期アクセス版の配信を，現地時間2025年12月8日（日本時間12月9日）に開始すると発表した。




　「Paralives」は，プレイヤーが自分のアバターキャラクターを作成して，家をデザインし，そこで生活するキャラクターたちの暮らしぶりを眺めたり，生活に介入したりできる，「The Sims」風のサンドボックス型のゲームだ。

　早期アクセス版は，南ヨーロッパの海辺を思わせる小さな町を舞台にしたマップをプレイできる。キャラクターはパラフォークスと呼ばれており，肌の色や髪型，体型などを細かくデザインできる「パラメーカー」という編集機能も公開される予定だ。キャラクターたちには特徴的な能力のほか，必要としているものや感情の起伏などを設定できる。


　今のところ早期アクセスの実施期間は明らかにされていない。実施後は天候の変化や，ペット，自動車，自転車などの導入に加えて，隣人や友人を招いたパーティーイベント，ガーデニング要素，パーソナリティの複雑化などのMODにも対応していくとしている。


　「Paralives」は，個人開発者のアレックス・マッセ（Alex Massé）氏が温めてきたプロジェクトで，すでに6年にわたって開発が続けられている。マッセ氏は「Untitled Goose Game 〜いたずらガチョウがやって来た！〜」の主人公であるガチョウをカスタマイズするMODを公開したこともあり，そうした技術が「Paralives」に生かされている。ここのところ再び盛り上がってきた「ライムシム」のジャンルに，新たな新星を生み出すことになりそうだ。