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「Mecha BREAK」のファルコン合金可動フィギュアが物販コーナーで販売中。会場限定カラーの特別版も! 第2弾は龍淵かも?[TGS2025]
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本作は,7月2日から正式サービスがスタートしているメカ対戦ゲームで,プレイヤーはパイロットとしてさまざまな機体に搭乗してチーム戦に挑む。9月のアップデートでは,新機体「ヘル」と「アルファード」が追加され,現時点で17種類のメカが実装済みだ。
今回のブースでは,コックピット風の環境でプレイできる特別試遊台や,ゲーム中の部屋をイメージしたフォトスポット,試遊に参加するとグッズがもらえるプレゼントコーナーなどが用意されている。
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そんなブースの横を,「へー,サービスされて少し経つけど,プロモーションがんばってるんだなぁ」と横切ったところ,スタッフにチラシを渡されたので,何の気になしに受け取ってみた。そのチラシというのが,下の写真だ。
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「会場限定」「数量限定・全世界初販売」とかいう,聞き捨てならない文字とともに描かれているのは,紫系カラーのファルコンではないか。これ,ファルコンのアクションフィギュアの特別版じゃん!
というわけで,ちょっとファルコンフィギュアについて説明しておこう。ファルコンは,Mecha BREAKに登場する可変型の機体であり,細身のボディに特大のウイングを持つフォルムが特徴的だ。この機体は,Mecha BREAKで唯一,公式で立体化されていて,全高230mmの合金可動フィギュアとして,中国のMOSHOWTOYSから販売中だ。
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MOSHOWTOYSは,オリジナルのロボIP「先祖效應(プロジェニター・エフェクト)」のフィギュアなどを展開しているメーカーで,近年では,日本のIPのロボである「戦国魔神ゴーショーグン」や,「機甲創世記モスピーダ」のモスピーダなども販売している。
そんな実績あるフィギュアメーカーと組んで,大変良いデキで販売されているのが,このファルコンなわけである。なぜ「大変良い」と言い切るかと言えば,筆者は中国出張時に実物を購入している身であり,プロポーションも稼働も素晴らしく,しかもデカくて存在感たっぷりで,遊び応え抜群なフィギュアであることを知っているからだ。
このファルコンフィギュア,日本で正式に販売されたのは1400セット限定のコレクターズエディション「カスタムボックスセット:ファルコン」であり,細部の造形が異なるほか,金色のカラーになっていた(関連記事)。ただ,お値段は税込5万7000円と,さまざまな特典がついているとはいえかなり高額であり,「ぐぬぬ」と諦めたプレイヤーも多かったはずだ。筆者もその1人である。
さて,今回の会場限定ファルコンを販売しているのは,Mecha BREAKブースからは遠く離れた(本当に遠い)物販コーナーなのだが,Mecha BREAKブース内にも,フィギュア展示コーナーがある。そこでは通常版,コレクターズエディション版,会場限定版の3種類が確認できた。
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さらに,このコーナーには,まだ販売されていない「龍淵」のフィギュアも展示されていた。ブースで話を聞いたところ,「まだ製品化が決まっているわけではない」とのことなので,どうやらこれはサンプルのようだ。
ただ,MOSHOWTOYSによる合金可動フィギュアであることは明記されているので,割と期待できるのでは? という気がしないでもない。
龍淵が立体化するなら「当然アーマーパージしてぇよなぁ!」と思うのがパイロットの人情だと思うが,ブースにはちゃんと,パージ後の状態も展示してあった。実に分かっている。
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もちろんこの後,物販コーナーに足を運び,会場限定版を迷わず購入した。価格は1万4000円(税込)だ。なお,物販コーナーでは通常版のファルコンも販売されており,こちらは税込1万2000円なので,限定版のほうがちょっと高い。
ちなみに,中国での通常版ファルコンの価格は,日本円換算で8000円弱。そのまま日本で売れるわけではないとはいえ,約1.5倍である。ただ,筆者が中国で手に取ったときの感想が「やっす! これ日本で買ったら1万4980円とか言われそうだけど!?」だったので,クオリティで考えれば,十分に安価な部類のフィギュアだと思う。
この機会にファルコンフィギュアが欲しい人は,ぜひ物販コーナーに向かおう。
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思いっきり脱線するが,中国のロボホビーの話も少ししておこう。筆者は仕事の関係で中国出張が多く,イベントでさまざまなロボホビーを見ているうちにハマってしまったクチなのだが,近年の中国メーカーのロボットプラモデルやフィギュアは,本当にデキがいい。
例を挙げると,プラモなら「摩動核(MOTOR NUCLEAR)」の製品がけっこう面白い。金属フレームを使っていて,ポーズはばっちり決まるし,重量感もたっぷりで,質感はフィギュアのよう。安全性とか一切考えていなさそうな,全身がキンキンに尖ったデザインは,作る側は大変なものの,完成させると大変かっこいい。マジで手が痛いけど。
日本のプラモとはやりたいことがまったく違うんだなというのが感じられて,なかなか興味深いのだが,日本で正式に販売しているわけではないのが残念だ。
日本で手に入るものでいくと,CCSTOYSが展開しているフィギュアが個人的にオススメだ。「スーパーロボット大戦」シリーズなどでおなじみのさまざまなロボットをフィギュア化しているのだが,ここのメーカーはけっこうアレンジが効いたデザインで出してくる。それでいてかっこいい。
そして,とにかくボリュームたっぷりで,でかくて重い。存在感が半端ない。というか,ファルコンやMOTOR NUCLEARもそうなのだが,中国ロボは基本的にでかい。日本のフィギュアケースを適当に買うと「あれ,入らなくない?」と困るぐらいだ。
そうした,日本の製品とは一味も二味も違うロボフィギュアを楽しむというのも,一興だろう。そんな中国メーカー製のイカしたファルコンは,東京ゲームショウ2025の物販コーナーで販売中だ。
購入した会場限定版は,ホテルの部屋ですぐ開封したので,最後に自慢しておこう。
フィギュア撮影:永山 亘
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「Mecha BREAK」公式サイト
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