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「Apex Legends」新シーズン“ショーダウン”は,ハイテンポな新モードに大きな変更点も。今後の方針も示された開発者セッションをレポート
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印刷2025/07/31 14:38

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「Apex Legends」新シーズン“ショーダウン”は,ハイテンポな新モードに大きな変更点も。今後の方針も示された開発者セッションをレポート

 Respawn Entertainmentが開発,Electronic Artsがサービス中のバトルロイヤルFPS「Apex Legends」PC / PS5 / Xbox Series X|S / PS4 / Xbox One / Nintendo Switch)の,第26シーズン“ショーダウン”(原題: Showdown)の情報が明らかになった。

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 2025年8月6日にスタート予定の本シーズンの注目したいポイントは,新たに導入されるモード「ワイルドカード」だ。ギミックが大幅に増やされた特製のマップを舞台に,高速化したゲームシステムでガン&ランを存分に楽しめるモードになる。
 同じレジェンドをチーム内で同時にピックすることも可能で,既存のバトルロイヤルとは一味異なるバトルを楽しめそうだ。このほかにも,おなじみのバランス調整や,ランクマッチの大幅な仕様変更も施される。

 そんなシーズン開始に先がけ,恒例となっているメディアやインフルエンサー向けのオンライン開発者セッションが実施された。これに4Gamerも参加してきたので,そこで得られた情報を順に紹介しよう。

 本セッションに登壇したのは,

・Sara Zaidi氏(Apex Legends Global Comms Lead)
・Evan Nikolich氏(Design Director)
・Bilal Arshad氏(Principal Designer)
・Steve Young氏(Lead Level Designer)
・JJ Odel氏(BR Designer)
・Eric Canavese氏(Lead BR Designer)
・Brian Berryhill氏(Legend Designer)
・JJ Williams氏(Wild Card Principal Designer)

 の8名である。メディア向けに提供された日本語訳があるものについてはそちらに則っているが,不明なものについては英語(原文),もしくは仮称で記している点にも留意いただきたい。


レジェンド「スパロウ」は大きな手ごたえを得た


 恒例となっている,Nikolich氏による現シーズンの振り返りについてだが,まず語られたのはレジェンド「スパロウ」について。実装と結果には非常に満足とのことで,ダブルジャンプとスキャンを駆使した彼ならではの活躍(プレイ)を多く見られた点も,チームにとって素晴らしい経験だったと語った。
 また,アッシュ,バリスティック,オルターがメタとなっている環境に対し,ワットソン,ヴァンテージ,レヴナントへのバフをはじめとする,よりダイナミックなチーム構成を行える環境を目指しているという。

 また,期間限定で復活したアリーナについて,好意的なフィードバックが多く寄せられたことを受け,ひとまず,シーズン26ではオフライン(実装予定なし)とするものの,将来のシーズンで復活させることを目標に作業を進めているとも述べた(形態や期間などには言及しなかった)。

 そのうえで,ショーダウンのテーマは「プレイヤーが高度なスキルで競い合うこと」「まったく新しいプレイスタイルを提示すること」だという。
 新モードのワイルドカードは後者の目的で導入されるものであり,また,レジェンドの個性やライバル関係を押し出した大幅なアップデートも行われるそうで,「本作のコアであるバトルロイヤル体験を補完する,素晴らしいものになっていると思う」と語り,すべてのApex Legendsプレイヤーに向けたシーズンになっていると締めくくった。


新モード「ワイルドカード」は,ガン&ランが楽しめるハイテンポモード


 Williams氏が解説してくれたのは,新モードのワイルドカードだ。スピーディーなテンポで展開される戦闘システムが導入され,アグレッシブかつ大胆な選択を選べ,既存のバトルロイヤルモードでは行えないようなプレイを楽しめるという。

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 舞台となるのは本モード用にカスタマイズされた専用マップで,ジャンプパッド,ジップライン,グラビティキャノンなどが多く配置されており,チーム全体の機動力を高める仕様になっている。くわえて,第1リングが狭い状態でスタートするので,素早く戦闘準備を行うことが重要となるようだ。

 各プレイヤーには自己蘇生キットが配布され,初動で思うような結果を得られなかった場合でも,セカンドチャンスが与えられている。スピーディーな戦闘を行えるようルート(アイテム)も最適化されており,フルキット武器もドロップするという。

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 ルールとしては,以前にも実装された「リバイバル」に近く,リスポーンタイマーが存在し,たとえキルされてしまったとしても,チームの誰かが生存していればリスポーンという形になる。
 また,本モードで敵プレイヤーを倒すと,「EVOオーブ」(表記は仮のもの)と呼ばれる独自のアイテムがドロップする。これを拾うと,フルキット武器のレベルアップ,リスポーンタイマーの短縮,シールドの少量回復,時間経過による体力の自動回復,少量のアルティメットチャージが行われる。

 独自のシステムはほかにもあり,各アイテム類が固有のスロットを持つことで,細かなインベントリ管理を行わずに戦闘に専念できる。デスボックス周りの仕様も変更されており,プレイヤーを倒した際に,シールドセル,EVOオーブ,弾薬が地上へドロップする形になっているそうだ。
 このアイテム類は触れるだけで自動的に回収でき,武器やアタッチメントを入手する場合などには,従来通りデスボックスにアクセスすればいい。なお,マップ内のサプライボックスに収められているアイテムは,時間経過とともに価値が上昇していく。

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 モード名ともなっている「ワイルドカード」は,レプリケーターで作成できる特殊なアイテム。1人につき最大3つのカードを装備でき,いわゆる“パーク”のような形で作用する。戦闘面で直接的に作用するもの,スピードをブーストするものなど,いくつかの種類があるそうだが,作成できるカードの種類はマッチごとにランダムになっている。

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 また,実験的な遊びを楽しんでほしいとのことで,同一レジェンドの複数ピックが可能だ。3人でミラージュをピックしてデコイを出しまくるとか,バンガロールであたり一面をスモークだらけにするという遊びも楽しめる。

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 さらに,モード内限定のケアパッケージ武器として,近接武器の「バット」が登場。これは高威力の格闘攻撃だけに留まらず,チャージすることで吹き飛ばし攻撃に変化する物騒な代物である。
 終盤ではリングの外に吹き飛ばすだけでも脅威になるとあり,笑えるビデオクリップのニオイが漂うが,ひとまず本シーズン限定とのことなので,ぜひとも手に入れて使ってみよう。

 ちなみに,Williams氏いわく「これはマジでヤバい」のは,やはり(?),バンガロール3人で周囲を煙だらけにすることや,アッシュ3人でバットを持って殴りかかることだそう。ミラージュとオルターの組み合わせも経験豊富なベテランが涙を浮かべるレベルで狂気的だそうなので,ぜひ愉快なチーム編成を試してみたい。


マップ「E-District」のアップデート。夜は終わり,陽が昇る


 Young氏が語ったのは,開発チームとしても大のお気に入りというマップ,E-Districtに施されるアップデート内容だ。もっとも大きな変更は,印象的な夜空が消え,昼マップへと改変されること。
 これは視認性の問題を解消する目的で導入されるもので,光と影のコントラストを調整することで戦闘時の視認性を向上させ,状況判断を行いやすくする狙いがあるという。

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 ただ,プレイヤーからマップの独特なサイバーパンクな空気感が愛されていたことも事実であり,本マップが変わらずプレイヤーにとって特別な存在であるために,「タイタンフォール」にて登場した,エンジェルシティからインスパイアを受けたライティングを施しているとのこと。シリーズのファンには,ぜひ注目してほしいポイントだと述べられた。

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 また,マップ内の店舗の内装を改装し,店舗間がドアでつながれた。とくに,ザ・ロータス(POI)では,新たなローテーションルートが生まれている。くわえて,POIの間に位置する一部の建物を完全に削除し,建造物で埋め尽くされているフィールと,それによって発生していた視認性の問題を解消した。

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 本シーズンでは,プレイ中の視認性を向上させる改変が,ここまで述べてきたE-Districtと,キングスキャニオンにも導入される。今後も,こうした視認性を改善する調整を他のマップでも行っていく予定とのことで,現在,並行して作業に取り組んでいるそうだ。

ビフォーアフターのイメージ。陽が昇ったマップに期待しよう
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レジェンドの調整。バンガロールの勢いが止まらない


 Berryhill氏からはレジェンドの調整について語られた。本シーズンでは「スモーク&ガス」を念頭に置いた調整を行うとのこと。

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・コースティック

 「スーパーヴィラン」たる彼のアイデンティティを取り戻すため,主にガス周りに大きな調整が加えられる。環境を支配するアッシュへの明確なカウンターとも述べられた。新たなパッシブアビリティ「フィールドリサーチ」が追加されるが,具体的には「ガスに触れた敵は,即座に移動速度が減少し,最大スピードが低下する」「ガスに触れた敵は,移動系アビリティのクールダウンにデバフを受ける」というものらしい。

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・バンガロール

 レジェンドアップグレードが一新。ツリーの左側は,フィールドを“まっさら”にするためのスペシャリストになることができ,戦術・アルティメットアビリティともに帯電効果を持つことで,命中した設置アビリティを破壊する。
 つまり,堅牢な要塞のような陣地を,いともたやすく壊滅させる。一方,ツリーの右側は,サポート力を強化するものになるとのこと。また,戦術アビリティがドアを破壊するようになる。

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 ガス・スモークともに,他のレジェンドのアビリティや軍需品など,爆発物でガスやスモークを散らせるようになる。

・コントローラーのパーク強化

 コントローラークラスのパークが強化され,リングコンソールをスキャンすると,その場にEVACタワーを展開できるようになる。

 なお,現在,アッシュ,バリスティック,オルターの3人が強力なメタとして君臨しているが,メタとなっている存在を弱体化していくのではなく,対抗策を用意するという方針があることも述べられたことをお伝えしておく。

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 活躍の場が少なくなっているリコンクラスや,特定のピック率が低いレジェンドに対しては,本シーズンのコースティックのようなアップデートを予定しているという。次のシーズンでも変更が予定されているとのことなので,そちらも注目したい。
 なお,過去に実施されたサポート・アサルトの結果を踏まえ,今後はクラス自体に極端な強化を加えるのではなく,レジェンド側にフォーカスしたいという指針も示されていた。


武器システムのアップデート。ホップアップに大きな変更


 Odell氏からは,武器周りと戦闘面での新システムについて語られた。従来まで,武器に装着するホップアップはルートアイテムのひとつであったが,それらが撤廃され,各武器本体に内蔵される仕様になる。
 ただし,ホップアップはデフォルトでは効果が発動しておらず,敵にダメージを与えるなどの手段でポイントを獲得することでアンロックされ,効果が発動するようになる。一度発動してしまえば,試合終了時まで効果は永続する仕組みだ。

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 これにともない,新たなホップアップ「グラフィティモッド」が導入され,一部の武器で使用可能。ハンドリング,装弾数を向上させるほか,ペイント弾を発射する機能もある。


新要素「増幅器」が登場。無限弾薬やシールドバッテリー使い放題


 ランクマッチ,カジュアルマッチともに新たなアイテム「増幅器」が導入される。これは他ゲームでいう追加パークのようなもので,マッチ中にドロップする各増幅器を取得,装備することで効果が発揮される。マッチ中盤以降,ドロップするようになる。

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 一例として,「インベントリにシールドバッテリーを2つ以上保持していると,使用時にシールドバッテリーを消費しなくなる」「インベントリのスロットが2つロックされる代わりに,装備する武器の弾薬が無限になる(マガジン消費がなくなるわけではない)」といったものがあるそう。非常に強力かつ,既存の戦略を大きく変えるものになるだろう。

 なお,Odell氏の個人的なお気に入りは「Over Flow Heal」だそうで,これは注射器とシールドセルの回復力を大きく高めるもののようだ。


新システム「エリート武器」導入。本シーズンはRE-45が対象に


 本シーズンから導入される「エリート武器」システムは,使用率が低い特定の武器の性能を大きく変化させて一時的にテコ入れを行うもので,該当シーズン限定で実装される。ゲーム内の設定としては「バリスティックのプライベートなコレクション」というものらしい。

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 記念すべき初めての対象となる武器はRE-45。本シーズンでは,エネルギーアモを用いる3点バースト式の「RE-45 BURST」として生まれ変わる。便利なフルオート射撃の代わりに破壊的なバースト射撃を手に入れ,どんなロードアウトでもフィットするとのこと。


武器バランスの調整


 ピースキーパーが通常武器に戻り,Canavese氏いわく「この小悪魔たちはよく働いてくれたけど,そろそろ一服する時が来ちゃったね」とのことで,キネティックフィーダーを内蔵したP2020アキンボが,ケアパッケージ武器へ移行する。スライディングで装弾数回復の効果を持つだけに,キャラクターコントロールを得意とするプレイヤーの手に渡れば,恐ろしい存在になることだろう。

 また,モザンビークには少し愛が注がれ,連射速度へのバフや,散弾パターンが狭まる。LMGはヒップファイア時の命中率が低下という弱体化。アクセラレーターホップアップは所持だけでは効果を発揮せず,「実際にホップアップが装着された武器でダメージを与えないと効果が発揮されない」という変更が加えられる。

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 武器に直接関連するアップデートではないが,アサルト・サポート用の拡張サプライボックスに修正が加えられ,拡張部分は,メイン部分に収まっているものと近いものが出現するようになる。拡張部分を開けた際のXP獲得などに変更はない。


リワード獲得にメスが入る。より親しみやすいものに


 Arshad氏が,ゲーム内チャレンジの一新について解説してくれた。従来のゲーム内チャレンジは特定のゲームモードを要求しているものであったため,BRとミックステープで内容を分割した。これにより,どちらかのモードだけをプレイしていてもチャレンジの達成が容易になる。また,各チャレンジの進行スピードを,できるかぎり平等になるよう調整したという。

 本シーズンから,マッチ中の新要素として「勲章」が導入される。これはプレイヤー側のスキルをゲーム側が評価する新たな仕組みだ。
 マッチ中,条件を達成すると画面右上部にポップアップし,もちろん,達成した勲章はロビー画面で確認も可能だ。各勲章は4段階のティアに分かれており,たとえば「キル アコレード」は3キルでティア1,8キルでティア2といった具合である。アコレードの獲得状況はシーズンごとにリセットされ,内容も変更される。

 あわせて,報酬獲得画面も変更が行われる。獲得したアイテムがどこに収納されたかという点が判別しやすくなり,後から探す手間を軽減しているとのこと。


ランクリーグのアップデート。ジャンプマスター廃止は大きなトピック


 新たなコスメティックアイテムとして「ランクオーラ」が実装される。これはキャラクターの背後にプレイヤーの現在のランクが浮かび上がるもので,ランクモードの参戦条件を満たしているプレイヤー全員に配布される。

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 ロビー画面のほか,マッチ中のスカイダイブ,エモート,フィニッシャー,蘇生アニメーションを行った際にも発動する(フィニッシャー,蘇生アニメーションは,当事者間だけでしか視聴できない)。また,コスメティックアイテムの1つという扱いなので,もちろん装備しなくても問題はない。

 また,ランクをより注意深くプレイしてもらうため,ブロンズにエントリーコストが課されるようになる。合わせて,ゴールド,プラチナは,エントリーコストがやや引き上げられる。
 全体的な変更点としては,バトルロイヤルの「最後まで生き残る」というコアに主眼を置き,キルやアシストで得られるRPが減少した。
 だが,いわゆる“ハイド戦法”でRPを稼ぐことはできないよう,注意深く調整を行っているそうだ。なお,自身よりランクが高いプレイヤーを倒した際のボーナスRPは増加しており,「自分より強い相手と戦う」行為の報酬を高める狙いがある。

 最後に,非常に大きな変更点として,ランクリーグではジャンプマスターが廃止される。各部隊ごとにドロップゾーン(POI)が設けられており,従来より低い高度から降下するようになった(降下自体は自身で操作できるが,長距離の移動はできなくなっている)。
 チームのドロップゾーンはレジェンドを選択する前から確認できるため,戦略に応じたレジェンド選択を行える。この大きな変更に合わせて,バランスの調整を行うため,戦利品のテーブルやビーコン配置も変化しているとのこと。

 このほかにも,ソロでプレイした際の対戦終了後,他のメンバーとチームを維持したまま再プレイするかを選ぶことができるようになる(3人とも再プレイを維持した場合は続行)など,かなり多くの変更が予定されている。シーズン開幕に期待しよう。

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