
プレイレポート
[プレイレポ]「ウマ娘」新育成シナリオ「無人島へようこそ -DESIGN YOUR ISLAND-」先行プレイ。最強のトレーニング施設を建てて“島トレ”を強化しよう
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4Gamerは,メディア向けに実施された新育成シナリオ先行体験会に参加してきたので,本稿ではそのプレイレポートをお届けしていこう。
本稿では,主に新育成シナリオにおけるギミックの紹介,プレイ感などをメインに紹介していく。体験会用のバージョンは最終バランス調整中とのことで,リリース時のそれとはバランスが異なる可能性はあるが,ぜひ参考にしていただければ幸いだ。
無人島編は中距離/長距離向けのシナリオに。タッカーブラインの夢に乗り,最強のトレーニング施設を作ろう
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今回の無人島編では,「無人島プロジェクト」という企画が突然始まり,トレセン学園のウマ娘たちがそれに参加していくという流れで物語が始まる。
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本プロジェクトの責任者兼現場監督を務めるのが,新キャラクターのタッカーブライン(CV:小林ゆう)だ。彼女こそ本シナリオの鍵を握る人物であり,彼女の夢に協力し,無人島へ“最強のトレーニング施設”を建てることを目指していく。
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また,本シナリオでは,新サポートカードとして友人サポート「SSR[本能は吼えているか!?]タッカーブライン」が登場する。歴代の友人/グループサポートの例に漏れず,本シナリオでは非常に大きな効果を発揮するサポートカードとなっている。
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また,新パワーサポートとして「SSR[白き稲妻の如く]タマモクロス」も登場する。それぞれの一部性能については,下記の画像で確認してほしい。
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無人島編の特徴としてまず挙げたいのが,中距離/長距離育成向きのシナリオであるということだ。シナリオ進化スキルなども,それらの距離に対応したものとなっている。
基礎能力上限については,以下のとおり。
スピード | スタミナ | パワー | 根性 | 賢さ |
---|---|---|---|---|
+650 | +500 | +500 | +400 | +100 |
スピードはLegends編と同じ上限値になるが,スタミナ,パワー,根性の上限値が高めになっている。2200m以上のレースでは「スタミナ勝負」が発動するため,その点でも中長距離育成に向いたシナリオといえるだろう。
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今回のシナリオリンクとなるのは,タマモクロス,メジロライアン,アイネスフウジン,ゴールドシチー,サクラチヨノオー,そしてタッカーブラインだ。シナリオリンク効果は一部イベントの強化などになるが,タッカーブラインのシナリオリンク効果については少々特殊なので後述する。
目指すは評価会の「大好評」。発展Ptを貯めつつ,さまざまな施設を作っていこう
まず,今回のシナリオに関してだが,ウマ娘固有のイベントや目標レースが用意されつつ,育成はURAファイナルズまで行われる,というスタンダードな形式となっている。
そのうえで,半年ごとに開催される「評価会」までに発展Ptと呼ばれるPtを貯め,評価会で「大好評」の評価を得ることを目指していく。
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発展Ptは,トレーニングやレース出走,SSRタッカーブラインのお出かけなどで獲得可能だ。また,友情トレーニングや一緒にトレーニングを行うウマ娘が多い場合は,より多くの発展Ptを得られる。
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評価会についてだが,少なくともSSRタッカーブライン(友人)を入れた編成では「大好評」にならないことはなかったので,そこまでシビアなものではないようだ。
評価会で得た評価をもとに,それ以降のターンで,トレーニング効果アップ,ヒント発生率アップ,獲得発展Ptアップのパッシブ効果を得られる。
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また,育成開始から3ターン目と,評価会のあとに「建設計画」を立てていくことになる。建設計画では,以下の施設のいずれかを建てることが可能だ。
・スピード施設
・スタミナ施設
・パワー施設
・根性施設
・賢さ施設
・お手製海の家
これらの施設を建てることで,このシナリオ専用の「島トレーニング」の効果を上げられる。島トレーニングの詳細は後述するが,前もってざっくり触れると「特定条件を満たすことで発動できるSSマッチ(L'Arc編)」に近いものだ。
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建設計画では,あらかじめ用意されたマスの数だけ,施設を建てられる。例えば,最初の建設計画では4マスのスペースがあり,その4マスの中から1マスを使用する各パラメータの施設,もしくは2マスを使用するお手製海の家を,スペースが許す限り建設できる。
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この建設計画のスペースは,後半の建設計画になればなるほど広がる仕様となっている。一方,すでに建設した施設については,より高Lvの施設を建設できるようになるのだが,その際に建設に必要なマス数(以下,消費マス数)が多くなることもある。施設の最大Lvについては,各パラメータの施設はLv5,お手製海の家はLv3となる。
各パラメータの施設は,そのパラメータに関連したボーナスなどがつき,お手製海の家は,島トレーニング時の友情トレーニング発生人数に応じたトレーニング効果アップなどを得られる。
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なお,SSRタッカーブラインを編成していると,シナリオリンク効果「建設計画で計画可能コストがアップ」によってマスのスペースが増える。
例えば,編成しているSSRタッカーブラインがLv41以上だと,最初の建設計画で4マスのスペースがある状態になる。一方,Lv40以下のタッカーブラインや,タッカーブラインを編成していない状態では,最初の建設計画は3マスのスペースがある状態になる。
以降の建設計画でも,タッカーブラインのシナリオリンク効果により,多くのスペースがある状態で進行する。
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各パラメータの施設については,Lv3から「本能全開ルート」「熟練技巧ルート」の2つのルートに分岐する。
本能全開ルートは消費マス数が多い代わりに基礎能力やスキルPtがより大きく上昇するようになる。熟練技巧ルートでは消費マス数が少なく,かつスキルのヒントをより獲得しやすくなるが,基礎能力やスキルPtの上昇は控えめになる。
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どちらを選ぶかはサポート編成や因子次第でもあるが,行くルートによって施設の消費マス数が変わるので,それも考慮すべきだろう。ある程度慣れてからは,各建設計画で建設スペースを効率的に埋められるかを考慮しつつ,どちらのルートに行くかを考えるとよさそうだ。
なお,建設計画を立てられるのはシニア級1月前半が最後となる。その建設計画をもとに,シニア級6月後半に最終評価会が行われる。
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建設計画を建てたあとは,発展Ptを一定以上得ると施設の建設が完了する。建設が完了した施設はその時点で効果を得られるので,どの施設を先に建設するかを考えるのも,また大事になってくるだろう。
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また,獲得した発展Ptは次の建設計画には繰り越されず,評価会のたびにリセットされる。評価会の前に,発展Ptを多めに貯めておくと,評価会後の体力回復イベントで体力回復の量が増加する。
「島トレーニング」の使いどころがカギ!? 発展Ptを貯めると手に入る「島トレ券」が必要
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さて,ここからは先ほど触れた「島トレーニング」(以下,島トレ)について解説していこう。
本シナリオでは,発展Ptのゲージを一定量貯めることで「島トレ券」を獲得でき,これを使用することで島トレを行える。手に入るのは,ゲージの途中のラインまで溜まったタイミングとゲージが満タンになったタイミングになり,1回の建設計画につき合計2枚の島トレ券を得られる。
なお,島トレは体力を消費せず,失敗やサボりも発生しない。
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ただし,シニア級9月より前の期間では,島トレ券は1枚しか持てないことには要注意。つまり,2枚目の島トレ券が手に入る前に,島トレを行う必要がある。もし行わずに券が重複した場合は,手に入るはずの券が消失するので気をつけよう。
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島トレの効果は建設済みの施設によって変わり,対応するパラメータの施設と同じ通常トレーニングにいるサポートウマ娘が配置される。また,お手製海の家には,トレーニング未配置,もしくは未建設の施設に対応するトレーニングにいるサポートウマ娘が配置される。
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先ほど,L'Arc編のSSマッチに近いという話をしたが,島トレには友情トレーニングが適用されるのが大きな違いだ。施設に配置されたウマ娘の友情トレーニング数に応じてパラメータの伸び率が変わるので,基本的には友情トレーニングがより多く発生しているときに行うのが望ましい。
ただし,島トレ券が重複するまでには行わないといけないので,そこも考慮に入れつつ使うタイミングを決めよう。
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また,島トレで適用される友情トレーニングについてだが,お手製海の家にいるサポートウマ娘の友情トレーニングは適用されない。
例えば,根性の通常トレで友情トレーニングが発生していても,根性の施設が建っていないと島トレの友情トレーニングには適用されないので,注意しよう。
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ちなみに,次の建設計画に入っても島トレ券は消失することはなく,持ち越し可能だ。そのため,2枚目の島トレ券を手に入れたあとは,次の建設計画の1枚目の島トレ券が手に入るまで,使わずに粘ることはできる。
島トレを行うことで,編成されたすべてのサポートウマ娘が絆ゲージを得られることも見逃せない。そのため,序盤は絆上げを優先して,早めに島トレを行ってもいいだろう。
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なお,シニア級6月後半の最終評価会以降は建設計画がないが,イベントで島トレ券が2枚手に入るため,シニア級9月前半〜12月後半の任意のタイミングで島トレを行える。
ちなみに,シニア級9月前半からは島トレ券の所持上限が3枚になるので,もしシニア級夏合宿以前の島トレ券を使わずに取っておいた場合でも,消失することはない。
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夏合宿やURAファイナルズ期間は,「島スピード」「島スタミナ」などの特別な島トレーニングが発生!
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今回の夏合宿やURAファイナルズの期間では,これまでのシナリオとは異なる「特別な島トレーニング」が発生する。この特別な島トレーニングでは,通常のトレーニングが「島スピード」「島スタミナ」などのコマンドに変わり,建設済みのトレーニング施設の影響を大きく受けるようになる。
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また,この期間は島トレ券を使用できない。例えば,クラシック級の夏合宿前に島トレ券を使わずに持ち越してしまうと,夏合宿中に券があふれてしまいがちなので,注意しよう。
非常にスピードが伸びやすいシナリオ。サポート編成については,タイプを散らしたほうがいいかも
育成の感触についても触れておこう。特に感じたのは,無人島編ではLegends編に比べてかなりスピードが伸びやすくなっているという点だ。
スピード2枚の編成で簡単にカンストするのは言うまでもなく,スピード1枚の編成も成長率によってはあるかも,と思ったほど。Legends編では,スキルPtを伸ばしやすいスピード3枚編成は強力なサポート編成の1つだったが,本シナリオではスピード3枚編成は避けたほうが良さそうに感じた。
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サポートを編成していないパラメータが明らかに凹むという感触もあった。ここは,施設の建設などである程度改善可能とは感じたが,Legends編で強かった同タイプのサポートを重ねる編成よりは,タイプをある程度散らしたほうがいいかもしれない。
得意率アップが重要そうなシナリオでもあった。これは前述のとおり,島トレの際に各トレーニングで友情トレーニングが発生しているかどうかが大きく影響するためだ。SSRタッカーブラインのトレーニング後イベントでも,編成している各サポートの得意率が一時的にアップするものを確認できており,これは「得意率が大事」という運営からのメッセージであるともいえそうだった。
ギミック自体はシンプルで,育成の再現性はLegends編よりは高そう。育成時間は20〜30分程度
本シナリオのギミックについては,以上のとおりだ。プレイした感想としては,Legends編よりはだいぶシンプルなギミックになっており,かつ施設の建設にはランダム性がないので,より育成の再現性が高そうといったところだ。
もちろん,友情トレーニングの有無などによるランダム性はあるのだが,チャンピオンズミーティングなどに向けた育成では,試行回数がより少なくても満足のいく育成ができそうに感じた。
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また,施設の建設については,先行体験会での約2時間のプレイでは最適解が分からなかったが,どのような建設計画がいいのかを試行錯誤するのは面白かった。感覚としてはL'Arc編やメカウマ娘編などに近い印象で,攻略が進むことで王道ムーブのようなものも出てきそうだ。
育成にかかるストレスは低めで,UIは直感的でスムーズであった。ここはメカウマ娘編などに近い印象で,1育成の感覚は軽めであったかと思う。気になる育成時間についても,不慣れな状態でも30分程度で済んだので,育成に慣れることで20分ほどで終わりそうな感触だった。
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プレイ感としては斬新さもありつつ気軽にプレイできそうだったので,ライトにプレイしたい人にもおすすめのシナリオだった。また,おまかせ育成については本シナリオにも用意されているので,因子周回などに活用してもいいだろう。
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新育成シナリオ「無人島へようこそ -DESIGN YOUR ISLAND-」のプレイレポートは以上となる。明日の正式リリースを楽しみにしよう。
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