オープンワールドサバイバル「SCUM」，正式リリース。筋トレなどで体調管理を行いながら監獄ゾンビ島で生き残れ！

　クロアチアのGamepiresは7年にわたって早期アクセスを続けてきたオープンワールドサバイバルゲーム「SCUM」を2025年6月17日に正式リリースし，最新トレイラーを公開した。

Steam「SCUM」

　「SCUM」は，ゾンビだらけの監獄島に送られた囚人となり，アイテムや食料を確保したり，クラフトしたりして生き残るサバイバルゲームだ。
　民営化された刑務所を運営する企業が，重犯罪で収監されている囚人たちを，ゾンビで溢れている孤島に送り込み，それをテレビ放送することによって収益を稼いでいるという設定のバックストーリーが展開する。1サーバーで最大80人のプレイヤーたちが協力し合ったり，ほかのプレイヤーを襲撃したりして，最後まで生き残るために戦い続けていくというバトルロイヤルを主軸にしている。


　本作の大きな特徴となるのが，「BCUモニター」というインタフェースだ。これは，プレイヤーキャラクターの空腹や喉の渇き，負傷はもちろん，カロリーやビタミンなどを含む細かいパラメータをチェックできるもの。プレイヤーはBCUモニターを見て，食べ物を選んだり，筋トレを行ったりすることにより，キャラクターのスピードやスタミナ，載積重量などを変更できる。

　調理やクラフティング，狩猟，毒見といった非戦闘スキルもキャラクターの行動に影響する。戦闘で鼻が折れると腐った食べ物を嗅ぎ分けられなくなる。歯が欠けてしまうと食べ物を良く噛めなくなり，消化が悪くなって体調不良を引き起こすといったことにつながる。


　フルローンチ版となる「v1.0」では，島の定住拠点や樹木などが一新されたほか，武装したNPC，トラクターや水上飛行機への搭乗，さらにはサーバーのブラウジングシステムやホスティングのサポートなども行われている。今後は感染症システムの追加に加えて，新しい武器やクエストなどの細かいアップデートを続けていくとのことだ。

「SCUM 」公式サイト